母乳110番10周年記念シンポジウム
2001年、みなとみらい女性フォーラムにて会場参加者と
小児科医、堀内先生、産婦人科医、梅田馨先生
助産師、山西みな子氏専門家の間で
以下の9項目が確認されました。
~明るく楽しい母乳育児のために~
1.虫歯と母乳
・・・母乳は虫歯の原因ではありません。虫歯は、子どもの食事の内容や甘いものの取りすぎ、歯みがき、歯の質が関係します。
2.授乳中の投薬
・・・授乳を続けながらママが飲める薬もあります。すぐにあきらめずによく相談してみてくださいね。
4.赤ちゃんに果汁や白湯を飲ませる?
・・・飲ませる必要はありません。とくに生後6か月までは、母乳(やミルク)以外の飲み物は飲ませないようにしましょう。
5.痛い母乳マッサージはガマンする?
・・・とても痛いおっぱいマッサージは、受けなくていいです。ことわりましょう。
6.授乳中の食生活のたいせつさ
・・・ママが健康でいられる食事を心がけましょう。
7.離乳食(補完食)の開始時期
・・・子どもが食べ物に関心を示した時期に、少しずつ開始しましょう。急いで進めなくても大丈夫です。
8.卒乳の時期とスタイル
・・・何才まで授乳していても大丈夫です。
ママの気持ちと子どもの気持ちが納得する形で卒乳できるといいですね。
9.母乳アレルギーだからアレルギー用ミルクにしなさい、と言われました・・・アレルギー用ミルクにアレルギーを起こすこともあります。
母乳の免疫や、ふれあいによる心の栄養を考えると、長い目で見て母乳を続けた方が子どもが丈夫に育ちます。