こんにちは。
「母乳110番」です。
朝日新聞の記事の中の
「コップで飲める」という話は、こちらです。
災害のときだけではなく、
保育園で、赤ちゃんが ほ乳ビンをいやがったときに、
コップでも授乳することができます。
コップなら、洗うのも簡単です。
毎回、清潔なコップを使ってくださいね。
生後すぐの新生児でも、コップで飲むことができます。
まず、大人が 赤ちゃんの体を立てて抱き、
気管にミルク(または搾乳した母乳)が入らないようにします。
そして、赤ちゃんの下くちびるに
コップのはしを当てて、そーっと傾けます。
決して、ミルク(または搾乳した母乳)を
赤ちゃんの口に流し込まないでください。
むせてしまいます。
赤ちゃんは、おいしそうなミルク(または母乳)の匂いと
口に当たった液体を感じて、吸おうと し始めます。
そうしたら、赤ちゃんのペースに合わせて、
少しずつミルク(または母乳)を吸わせます。
赤ちゃんが満足して吸うのをやめたら、
飲ませるのをやめます。
または、長くとも20~30分くらい吸ったら、
いったんやめて休みます。
「カップフィーディング」という授乳方法です。
どうしても少しこぼすので、
赤ちゃんのあごの下にタオルなどを当てるといいです。
また、赤ちゃんがコップを取ろうとしたりして
ミルク(または母乳)をこぼすのを防ぐために、
バスタオルやショール、上着などで
赤ちゃんの腕をおさえるようにくるむと安心です。
小さめのコップが飲ませやすいと思います。
プリンや、ゼリーの空き容器でも大丈夫です。
次の「母乳110番」の電話相談は、
2016年 4月8日(金)10~12時 です。
電話番号は TEL 080-5413-8033。
相談は無料です。(通話料のみ)
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