全国ニュースを見ていると日々の寒暖差に驚かされます。
札幌は毎日冬の気温ではあるのですが、
1日中氷点下の日もあれば、
最高気温がプラス4℃くらいになった日もありました。
朝は−10℃くらいで日中はプラスになることもあり、
やっぱり寒いながらも寒暖差は大きいと感じています。
最低気温が低いと、どうしても暖房を点けない夜中は寒くなります。
(私はFF式のストーブを使っています)
そんな冬のお助けグッズが湯たんぽです。
湯たんぽのお湯は朝の洗顔で使います。
朝になると洗顔の適温には少し高い温度ですが、
(洗顔の適温は体温より少し低いくらいだそうです)
しっかり温かい温度が好きな人には丁度良いかもしれません。
ところでこの湯たんぽ、ちょっと不思議な名前ですよね。
“たんぽ”っていったい何でしょう?
気になって調べてみました。
湯たんぽは中国から来ています。
湯婆子と書いてタンポーズと発音するそうです。
陶器や銅でできた容器にお湯を入れて使う道具で、
まさに湯たんぽですよね。
婆とは妻のことで、妻の代わりに抱いて暖を取るもの
という意味のネーミングだそうです。
それが日本にやって来て、湯たんぽとなるワケです。
漢字で書くと湯湯婆。
『千と千尋の神隠し』に出てくるのは湯婆婆。
間違えてしまいそうです。
湯湯婆だなんて、馬から落ちて落馬してみたいな表現ですね。
湯婆だけでもお湯を入れて使う道具だと分かりそうですが、
それは文字を見て思うことなので、
“たんぽ”という道具にお湯を入れて使うから湯たんぽなのだと、
よりイメージしやすい名前が定着したのでしょうね。
面白いなぁと思いました。