女性なら月に一度ずつ規則的に生理をするのが正常なんですが。

生理期間でないにもかかわらず出血しているときには、余計な不安がついてきます。 膣出血には、生理血、着床血、排卵血などがあります。 血が映るので、どのような出血なのか紛らわしいのですが、その違いを調べて、特徴的な症状に応じて必要であれば婦人科を受診してみてください。

生理血は私たちがよくご存知のように一ヶ月に約5~7日ほど向き合って慣れています。

子宮内膜を厚くして妊娠が可能な状態で体が準備され、非妊娠の場合、このように集められた血が体外に排出されるのです。 妊娠ではないので、不要な血液、組織が外に出る現象です。 初経年齢は11~16歳くらいの間で、平均的に40代半ばから後半にかけて閉経に至ります。

 

 

生理期間中、生理血が出ることはありますが、1、2日目に集中的に出て、生理が終わるほど量がだんだん減ります。 色は実際のコンディションによって違いますが、赤みを帯びるのが一般的で、睡眠不足やストレスなどが累積した場合、茶色だったり赤みを見せたりもします。 そして少し粘性がある方で、時によって塊が出てくることもあります。 一般的な血ではなく、子宮内膜組織が剥がれてくるので、しこりがあるのは大きな問題にはなりませんよ。

着床血は、男性と女性が性関係をした後に、精子、卵子が互いに会って受精され、受精卵が子宮内膜に着床された時に発生する現象です。 着床後、常に着床血があるわけではなく、平均的に10人に2~3人が経験をすると言われています。

一般的に血液の量が多くなく本当に少量で出る方です。

 

おしっこをするときに見えることがほとんどで、下着にちょっとした血がついてきます。 ところが、生理周期と同じように着床血が現れ、生理と勘違いする場合があります

 

 

生理血と着床血の特徴はこれと同じですが、間違えないように違いを覚えておく必要があります。 まとめると、生理血は妊娠のための着床ができていない時に子宮内膜組織が脱落して血路発生をするのです。 排卵後約2週間が過ぎた後、短ければ3日、長ければ7日ほど赤色の血が現れるのです。 着床血は受精卵が子宮内膜を突き破って入って着床する過程で血液が発生するもので、2~3日ほど短く現れ、少量のピンク色や茶色の出血が現れます。

もし、生理予定日前後に生理痛がなかったり、2~3日程度だけ少量の出血があれば、着床血である可能性が高いです。 ですから、数日後に妊娠テスト機を試してみて、産婦人科に来院して妊娠確認可否を確認してみるといいと思います。

 

 

実際に妊娠して着床血が出ることもあるので、ほかに妊娠初期の症状も事前に熟知しておくといいですね。 生理は中断され、着床血だけで2、3日ほど少し出た方は、下腹部が引っ張ったり、乳房が膨らんだり大きくなるような感じ、しきりに眠気が襲ってくるなどの症状がある場合、妊娠初期に該当するので、これを知っておいてください。

このように生理血と着床血はお互いに紛らわしいので、なぜこのような症状があるのか、それぞれの違いと特徴は何なのかをあらかじめ知っておいて、膣出血がある時に慌てずにうまく対応できることを願っています。