レストランおいしんぼ  Petit Bon -2ページ目

レストランおいしんぼ  Petit Bon

秋田市八橋本町 けやき通り の
フレンチレストラン“おいしんぼ”のブログ形式のホームページです。

ワイン、食、秋田の日々を綴っています。

日頃はご愛顧を賜りまして、誠にありがとうございます。
11月29日(水)開催の「シャトー ムートン ロートシルト 1989」を楽しむ会をご案内させていただきます。(Bon Vin Club Special 36th)

 

貴重なグレートヴィンテージの1989ムートン、この機会に是非ご賞味ください。


開催日時:2023年11月29日(水) 19:15~
テーマ:シャトー ムートン ロートシルト 1989

 

会費:お一人様30,000円(税込)
*ご予約締切日:11月22日(水)

 

□内容

・ワイン5~6銘柄程(飲み放題ではございません)

「シャンパーニュ2銘柄予定、白ワイン1銘柄予定、赤ワイン3銘柄予定」

・前菜・魚料理・肉料理・自家製フランスパン付き

 

・どなたでもご参加いただく事が出来ます。

・ご予約のお電話番号:018-864-1072まで

 

*当サイト内ではご予約を承っておりませんので、ご注意ください。


備考・注意事項:

*完全予約制、当日キャンセルの場合は会費の全額を、前日キャンセルの場合は会費の50%を申し受けます。

*最少催行人数に満たない場合、開催を見送らせていただく場合がございますのでご容赦ください。

 

 

2023年<クリスマスディナー>のご案内
本年は12月23日(土)・24日(日)・25日(月)の3日間の日程となっております。

*23日(土)は満席となりました*


料金はお一人様 ¥13,200税込(¥12,000税別)
シェフによるおまかせ内容でご用意させていただきます。
(お料理内容は事前にご案内しておりませんので、ご了承下さい。)

 

・・・メニュー構成・・・
◇前菜、スープ、魚料理、肉料理、お口直しのシャーベット、デザート、エスプレッソコーヒー 又は 紅茶、自家製フランスパン付き


◇完全ご予約制にて(前日までに)
・18:00~ 22:00(Close)
*最終ご入店20:00

***ご予約のお時間に関しまして***
・混雑状況により、ご希望のお時間にお席をご用意出来ない場合がございます。
その際はお時間をずらしていただく事もございますので、あらかじめご了承下さい。

*アレルギーなどがある方はご予約の際にお申し付け下さい。

 

□個室につきまして

毎日限定一室となっております。 

ご利用の際は個室料金としてお一人様プラス¥1,100円(税込)、2名様の場合プラス¥2,200円(税込)を頂戴いたします。

お早目のご予約を、お待ちしております。

・2023年9月28日、ワイン会「Bon Vin Club "Special"」の35回目となる例会が開催されました。

テーマ: シャンパーニュ

 

 

1.Delamotte Brut
ドゥラモット ブリュット

生産地:フランス>シャンパーニュ 
生産者:ドゥラモット
ぶどう品種:シャルドネ55%、ピノ・ノワール35%、ピノ・ムニエ10%

 

ドゥラモットは1760年創業のシャンパーニュメゾンです。
拠点をシャンパーニュ、コート デ ブランのグラン クリュのひとつ、ル メニル シュール オジェ村に置き「サロン」の姉妹メゾンという位置づけを担っています。
 サロンは単一品種、単一クリュ、単一収穫年のシャンパーニュのみを生産し、この100年間にリリースされたのはわずか30数ヴィンテージにすぎず、サロンが造られない年、そのぶどうはこのドゥラモットのために使われています。
 醸造はサロンと同じチームが担当しています。シャルドネには強いこだわりを持ち、ノンヴィンテージであっても、上質で味わい深いシャンパーニュを生み出しています。
 澄んだ黄金色で、花やレモンなど柑橘類の香りが感じられます。しっかりとした酸、クリーミーでふくよかな味わいに加え、シャルドネに由来する清涼感、フルーティな後味ももたらされます。

 

2.Dom Perignon 1998  

ドン ペリニヨン

生産地:フランス>シャンパーニュ
生産者:モエ エ シャンドン
ぶどう品種:シャルドネ、ピノ・ノワール

 

17世紀にシャンパーニュが脚光を浴びるまで、シャンパーニュ地方ではピノ・ノワールから赤ワインが造られており、ブルゴーニュ地方と人気を競うほどでしたが、現在ではごく少量しか生産されていません。
 シャンパーニュ地方はフランスの中でも冷涼な地域のため、ぶどうの収穫を遅らせざるを得なくなり、果皮に付いている酵母が果汁の中の糖をアルコールに変えるのに十分な時間を与えられないまま冬の寒さで眠りにつきます。
 春になると酵母は目を覚まし、発酵が再開し炭酸ガスの放出が始まった事がシャンパーニュ誕生のきっかけとされています。
 シャンパーニュの元となる、泡の含まれるワインは輸出先のイギリスでは人気がありましたが、当時ヴェネディクト派の修道者で、ミサに使われるワインの醸造をしていたドン ピエール ペリニヨンにとっては、その発泡は抑制したい厄介者でした。
しかし彼が意を決して、あえて発泡性をつけたワインを造り始めたのが1690年代半ばです。彼は「アッサンブラージュ」を確立し、コルク栓と発泡性の持続の為に、ガス圧に耐え空気に触れることが少ないガラス瓶を導入しました。
 さらに、黒ぶどうから白ワインを造るための圧搾機の考案、一年中一定の湿度と温度が保てる場所として地下倉(カーヴ)を考案するなど、現在のシャンパーニュ造りにおいて、必須の要素を数多く作り上げた事で、現在でも「シャンパンの父」として名を残しています。
 彼が1715年に死去したあとにモエ エ シャンドンが商標権を取得し、シャンパーニュ造りが始まりました。1936年に1921年ヴィンテージを「ドン・ペリニヨン」として発売しました。圧倒的な品質はゆるぎないもので、ぶどうの出来の良い年にしか造られない「ドン・ペリニヨン」は、高級シャンパーニュの代名詞として世界中から愛される存在となっています。
 メゾンは広大な自社畑を所有しており、彼が生涯を送ったオーヴィレール村と8つの特級畑から最良のぶどうを選定して造られます。
 熟成を経て深まったゴールドの色合いで、液体には厚みと複雑さ、うまみの詰まっています。クリーミーさ、ナッツを思わせる味わいは熟成した白のグラン クリュを彷彿とさせるものがあります。

 

3.Domaine des TERRES DE VELLE MONTHELIE Les Sous-Roches Blanc 2016
ドメーヌ デ テール ド ヴェル
モンテリー レ スー ロッシュ ブラン

生産地:フランス>ブルゴーニュ>モンテリー 
生産者:ドメーヌ デ テール ド ヴェル
ぶどう品種:シャルドネ

 

ドメーヌ デ テール ド ヴェルは、ブルゴーニュに生まれ育ったソフィー&ファブリス ラロンツによって、2009年オクセイ デュレス村に創業された新生ドメーヌです。創業前は、約10年間ボーヌのメゾンの醸造家として働いていました。
 オクセイ周辺、コート ド ボーヌの11アペラシオンに、平均樹齢40~50年の古樹の約5haの畑を所有しています。醸造においても、瓶詰に至るまで一貫してナチュラルな方法を選び、自然酵母による発酵、濃縮や補糖は一切行わず、無清澄、無濾過です。2011年以降は新たな醸造所も完成し、より緻密で洗練に磨きのかかったワインになることが期待されています。
 石灰質土壌らしい引き締まったミネラルが印象的な純度の高い味わいです。しっかりとした構造とはっきりとした輪郭を備えており、酸が美しく表現されています。

 

4.Olivier Jouan Morey Saint Denis Clos Solon 2005
オリヴィエ ジュアン モレ サン ドニ クロ ソロン

生産地:フランス>ブルゴーニュ>モレ サン ドニ
生産者:オリヴィエ・ジュアン
ぶどう品種:ピノ・ノワール

 

ジュアン家は北にジュヴレ シャンベルタン、南にはシャンボール ミュジニーを臨む、モレ サン ドニに長く続く家系です。
 1999年、当時26歳だったオリヴィエ ジュアンは、曽祖父が創業したこのドメーヌを継承して本格的に自社瓶詰めを開始しました。
 醸造所は気温の低いオート コート ド ニュイのアルスナン村にあり、清潔に手入れが行き届いたカーヴには醸造設備や樽が効率的に配置され、不自然な温度管理等をせず極めてナチュラルなワイン造りを実践しています。
 少しの雨でもビオ栽培が難しいブルゴーニュ地方の為、彼はできるだけ畑にいて問題が起こりそうな場合即対処するようにしています。仕事を趣味としている、真面目一筋な新世代の生産者であり、非常に期待がかかっています。

 苺をはじめとする赤いベリー、そして樽由来のヴァニラ香に、ハーブやスパイスも加わるかのようです。柔らかい果実味と滑らかなタンニン、そしてきれいな酸の調和が見られ、華やかで奥行きのある余韻が長く持続します。

 

5.Claude Dugat Gevrey Chambertin 2001
ジュヴレ シャンベルタン クロード デュガ

生産地:フランス>ブルゴーニュ>ジュヴレ・シャンベルタン
生産者:クロード デュガ
ぶどう品種:ピノ・ノワール

 

クロード デュガは、ジュヴレ シャンベルタン最高峰の生産者であり、DRC、ルロワとともにブルゴーニュの中でパーカー100点を獲得した、3つしか存在しない生産者のうちの一つです。
 所有する畑は6ha余りで、そのうち1.5haはブルゴーニュ・ルージュが占めるため、村名以上はわずか4.5haにすぎません。
 ぶどう栽培の歴史はオーヴェルニュで家業をしていたアネット デュガがブルゴーニュに移住した19世紀初頭に始まります。アネットはワイン生産者の娘と結婚し、ジュヴレ シャンベルタンのドメーヌとしての歴史が始まりました。
 1955年、クロードの父は村に13世紀に建てられた歴史的な価値があるガロ ロマンの建物を購入します。この建物は以前、教会に収めていたぶどうや穀物を保存する古い納屋があり、現在はワイナリーとなっています。ドメーヌは現在も家族で経営しており、クロードと息子の妻と3人の子供の手を借りて、畑を管理しています。
 赤い果実と黒い果実、湿った土やキノコのようなアロマがあり、丸く熟したタンニンと凝縮された果実味は濃厚な印象を与えるとともに、しっかりとした構造を感じさせ、深みがあり長く持続する余韻をもたらします。

 

 

 







 

日頃よりご愛顧を賜りまして、誠にありがとうございます。
 8月13日(日)〜8月15日(火)の3日間は休業とさせていただき、8月16日(水)より平常通り営業致します。

 ご予約をお待ちしております。

日頃はご愛顧を賜りまして、誠にありがとうございます。
8月のワイン会の日程をご案内させていただきます。


<Bon Vin Club 168th>
開催日時:2023年8月24日(木)19:00~
テーマ:白ワイン

この季節にぴったりな白ワインを中心に開催させていただきます。
 セパージュ(品種)ごとの違いもお楽しみ下さい。
スパークリングワイン、赤ワインもご用意しております。 

 

会費:お一人様11,000円(税込)
*ご予約締切日:8月17日(木)

□内容

・ワイン5~6銘柄予定(飲み放題ではございません)

・前菜・魚料理・肉料理・自家製フランスパン付き

 

・どなたでもご参加いただく事が出来ます。

・ご予約のお電話番号:018-864-1072まで

 

*当サイト内ではご予約を承っておりませんので、ご注意ください。


備考・注意事項:完全予約制、当日キャンセルの場合は会費の全額を、前日キャンセルの場合は会費の50%を申し受けます。

 

・2023年 7月13日(木)、ワイン会「Bon Vin Club」の167回目となる例会が開催されました。

テーマ:オーストラリア・ニュージーランド

 

 

 

1.Chandon Brut
シャンドン ブリュット

生産地:オーストラリア  生産者:モエ エ シャンドン
ぶどう品種:シャルドネ60%、ピノ・ノワール40%

 

シャンドンは、メゾンの会長だったジャン ドヴォゲ氏による先見的な取り組みにより、1959年に初めてモエ エ シャンドンが海外に設立した姉妹企業です。
 1950年代、シャンパーニュ地方以外のワイン産地でも良質なスパークリングワインを造ることができると実感したジャン ド ヴォゲ氏は、醸造家ルノー ポワリエ氏に可能性が最も高いテロワールを探すよう依頼しました。
 世界中を視察して、最初に選ばれたのがアルゼンチンのメンドーサです。その後、カリフォルニアとブラジル、1986年にはオーストラリア、そして中国、インドと世界6か国に展開しており、モエ エ シャンドンの270年にわたる経験を活かして、フランスの伝統と各地テロワールの卓越性および多様性を見事に結び付けたワインを生み出しています。
 オーストラリアのヤラ ヴァレーで造られる「シャンドン ブリュット」は、正統派スパークリングワインであり、上質にして繊細な味わいは「シャンドン」の名を冠するにふさわしい仕上がりです。

少々緑色がかった、クリアで鮮やかな深みのあるレモン色で、柑橘類、青いハーヴを感じさせる心地よいの爽やかなアロマが漂います。硬質感と厚みのあるミネラル、活き活きとした酸味、旨味を伴う果実味が調和し、フレッシュながら複雑性と奥行き深い味わいを造り上げています。

Saint Clair セント クレア 該当ワイン・・・2&3

セント クレアは、1978年からマールボロでぶどう栽培を手掛けていたイボットソン夫妻が1994年に創業した、家族経営のワイナリーです。
 醸造には2008年9月のロンドン インターナショナル ワイン チャレンジで「白ワインメーカー オブ ザ イヤー」を受賞した、ニュージーランドきっての天才醸造家である「マット トムソン」が創業時から携わっています。
 マールボロの鍵を握る造り手とも言われるセント クレアは、2010年、2011年と2年連続でワイン エステート誌による「ベスト ニュージーランド ワイン カンパニー オブ ザイヤー」に輝いたという、華々しい実績もあります。
 マスター オブ ワインのボブ キャンベルに「ニュージーランドにおいて、そしておそらく世界的にも、最も優れたソーヴィニヨン・ブランの造り手」と言わしめましたが、ソーヴィニヨン・ブランのみならず、ピノ・ノワールでも数々の賞を獲得しており、ソーヴィニヨン・ブランとピノ・ノワールで、同じ年に主要な国際トロフィーを受賞したニュージーランドで最初のワイナリーでもあります。

 

2.3共通
生産者:セント クレア
生産地:ニュージーランド>マールボロ

 

②Saint Clair Origin Sauvignon Blanc 2019
セント クレア オリジン ソーヴィニヨン・ブラン 

 

少々緑色がかった、クリアで鮮やかな深みのあるレモン色で、柑橘類、青いハーヴを感じさせる心地よいの爽やかなアロマが漂います。
 硬質感と厚みのあるミネラル、活き活きとした酸味、旨味を伴う果実味が調和し、フレッシュながら複雑性と奥行き深い味わいを造り上げています。ぶどう品種:ソーヴィニヨン・ブラン

 

③Saint Clair Origin Pinot noir 2019
セント クレア オリジン ピノ・ノワール

ぶどう品種:ピノ・ノワール

 

若々しい紫がかった、クリアで鮮やかな濃いルビーカラーです。
 豊かで少々スモーキーなノーズは、バニラ、チェリー、プラムとスパイスの含みを持ち、果実味は柔らかく、フレッシュさも感じられます。
バランスが取れたエレガントなワインで、きれいに融和したタンニンと余韻の長い後味を持っています。

 

④Cullen Cabernet Sauvignon Merlot 2001
カレン カベルネ ソーヴィニヨン メルロー

生産地:オーストラリア>マーガレット・リヴァー
生産者:カレン ワインズ
ぶどう品種:カベルネ・ソーヴィニヨン、メルロー他

 

1966年、精神科医だったケヴィン カレンと妻のダイアナ カレンは、マーガレット・リヴァーに土地を購入後ぶどうの栽培を始め、1971年にワイナリーを創設しました。
 80年代に入り、本業が忙しくなった夫ケヴィン カレンよりワイン造りを任されたダイアナは、専門学校のセミナーを受け独学で醸造のノウハウを身に付けました。
ワインの出来に順位をつけられることを嫌ったダイアナはコンテストには積極的に出展しませんでしたが、そのワインの評判は瞬く間に広がり世界有数のブティックワイナリーの一つとなりました。
 ジューシーなダークチェリー、カシスを思わせる黒い果実の香りに、オーク、チョコレートのようなアロマが加わります。
 凝縮されたレッドベリー、ブラックベリーの果実の味わいと、上質できめ細かいタンニンが中心となり、継ぎ目が感じられない滑らかな舌ざわりで、きれいで長い余韻へと続きます。

 

Clarendon Hills クラレンドン ヒルズ 該当ワイン・・・5&6

 

クラレンドン ヒルズは、1989年にオーナー兼ワインメーカーのローマン ブラタシックによってアデレードの南から約40Kmの位置に
設立されました。
  これまでの受賞歴は華々しく、2003年8月にはロバート パーカー(ワイン アドヴォケイト誌)はクラレンドン ヒルズをオーストラリア、また世界で最も素晴らしいワイナリーとして名を挙げています。
  2008年にはワイン スペクテーター誌の選ぶ25のオーストラリアワイナリーにも名を連ねました。
 クラレンドン ヒルズは、世界に通用するワインを産出する、それぞれ土壌が異なる19の自社畑を持ち、それぞれのテロワールを反映したワインを造り出しています。

 

5.6共通
生産地:オーストラリア>南オーストラリア州>
    マクラーレン ヴェイル
生産者:クラレンドン ヒルズ

 

5.Clarendon Hills Old Vines
Kangarilla Vineyard Grenache 2001

クラレンドン ヒルズ オールド ヴァイン カンガリラ ヴィンヤード グルナッシュ ぶどう品種:グルナッシュ

 

ロバート パーカーが歓喜したこのワインの風味の濃縮度は、グルナッシュの常識を超えており、ウエイトと組成ではシラーの様であると同時に、非常に力強いピュアなグルナッシュの風味を保持し、官能的な要素も持ち合わせています。

 

6.Clarendon Hills Piggott Range Vineyard Syrah 2001
クラレンドン ヒルズ ピゴット レンジ ヴィンヤード シラー

ぶどう品種:シラー

 

ピゴット レンジ ヴィンヤードの樹は樹齢25~30年で、表土が10~13ミリしかない岩と泥板岩上に植えられています。
樹の根はしっかり根ざそうと懸命に働き、水分を得るため岩と泥板岩の割れ目の間を下方に延び進んでいます。
 収量は極端に少なく、ワインはフレンチオークの新樽100%で熟成させて造られます。





 

・2023年6月29日、ワイン会「Bon Vin Club "Special"」の34回目となる例会が開催されました。

テーマ: ボルドー右岸

 

 

①Guy Charlemagne Grand Cru Reserve Blanc de Blancs
ギィ シャルルマーニュ グラン クリュ レゼルヴ ブラン ド ブラン

生産地:フランス>シャンパーニュ>コート デ ブラン地区>ル メニル シュール オジェ村
生産者:ドメーヌ ギィ シャルルマーニュ
ぶどう品種:シャルドネ

 

ドメーヌ ギィ シャルルマーニュは、シャルドネの聖地「コート デ ブラン」の中でも、最もエレガントでミネラルに溢れ、長命なシャンパーニュを生み出すル・メニル・シュール・オジェ村に、1892年に創業されました。
 サロン、クリュッグの二大巨頭が有名ですが、最も良質な区画を所有するギィ・シャルルマーニュの品質はそれらにも引けを取らず、テロワールを体現する至高のブラン・ド・ブンを醸し出しています。
グラン・クリュ(特級畑)のシャルドネのみが使用され、外観は綺麗な色調の黄金色で、柑橘系の香り、フレッシュな酸味とリンゴの蜜のような豊かなアロマ、ヘーゼルナッツやイースト香のニュアンスも感じられます。ドメーヌの真向かいに位置する「サロン」以上にメニルらしさを醸し出す造り手として、各種ワイン誌で抜群の評価を得ています。

 

2.AltO de Cantenac Brown 2018
アルト ド カントナック ブラウン

生産地:フランス>ボルドー>オー メドック
生産者:シャトー カントナック ブラウン
ぶどう品種:ソーヴィニヨン・ブラン90%、セミヨン10%

 

18世紀にシャトー ボイド カントナックの当主ジャック ボイドが所有していたこの地は、19世紀の初め英国の動物画家、ジョン ルイス ブラウンの所有となり、名を冠したシャトーとなりました。
  シャトーの外観もヴィクトリア風の装飾が施された、英国のマナーハウスさながらのもので、メドックでも印象的な建物になっています。
 第2次大戦の影響もあり荒廃と復興を繰り返しましたが、1989年にアクサミレジムの所有となり、ランシュバージュの評価を大きく高めたジャン ミッシェル カーズ氏をコンサルタントに迎えて大きく品質が向上しました。
 2006年からは現在の所有者となっていますが、一貫して安定した高品質のワインを生産しています。
 アルト ド カントナック ブラウンは、冷涼な区画の粘土と石灰が入り混じった土壌の畑のぶどうで造られます。畑はわずか1.8haの広さのため、年間生産本数9,000本~10,000本程の希少な白ワインです。
 サンセール地方の白ワインを彷彿とさせる、柑橘系果実のアロマと豊かなミネラルが溶け込んだ洗練された味わいをもたらしています。

 

3.Chateau Teyssier 2010

シャトー テシエ

生産地:フランス>ボルドー>サン・テミリオン
生産者:シャトー テシエ

ぶどう品種:メルロー主体、カベルネ・フラン

 

シャトー テシエは、多くのワイン評論家から高い評価を得て、瞬く間に有名になったシンデレラ・ワイン「ル ドーム」をリリースしたジョナサン マルタスが所有するシャトーです。
18世紀からの歴史あるテシエを1994年に購入し、そこから快進撃を続けて今に至ります。ル ドームのファースト・ヴィンテージが96年、その2年前からテシエを造り始めていました。
 コンサルタントにはシュヴァル ブランやヴァランドローも手掛けたジル ポケを迎え、ル ドームと同じ醸造所にて、同じ醸造チームによって造られています。
 カベルネ フランが主体のル ドームに対してメルローを主体にしたテシエは、ベリー系の豊かな果実味、樽由来のトースト香、チョコレートやコーヒー、ヘーゼルナッツなどのニュアンスが複雑に混ざり合うようなフレーバーを感じさせます。
 右岸らしいパワフルさ、そしてしなやかさを表現したワインとなっています。

 

4.Chateau Beau Sejour Becot 2000
シャトー ボー セジュール ベコ

生産地:フランス>ボルドー>サン・テミリオン
生産者:シャトー ボー セジュール ベコ
ぶどう品種:メルロー70%、カベルネ フラン24%、カベルネ・ソーヴィニョン6%(作付け比率)

 

シャトー ボーセジュール ベコは、広く歴史がある「ボーセジュール」という畑が1869年に分割されたことによって始まりました。
 所有する合計18haの畑は、シャトーを取り巻くように広がっており、サン・テミリオン地区では比較的規模が大きく、シャトー アンジュリュス、そしてシャトー カノンに隣接しています。
 畑の申請ミスから1986年に格付を降格されてしまいましたが、天才コンサルタントのミシェル ロラン氏の力も借り、畑の収穫を制限し、新樽比率をほぼ100%まで引き上げ、ぶどう本来の風味がワインに溶け込むよう清澄も濾過も一切せずにボトリングをするなど、全てを一新した改革を行った結果、1996年の格付けの見直しでは、見事第一級に返り咲きました。
 ブラックベリーやカシス、インク、エスプレッソのようなアロマを持ち、濃厚な口当たりで、樽のニュアンスが良く溶け込んだ、リッチで奥行きのある味わいが印象的です。

 

5.Chateau Clinet 1997
シャトー クリネ

生産地:フランス>ボルドー>ポムロール
生産者:シャトー クリネ
ぶどう品種:メルロー85%、カベルネ・フラン12%、カベルネ・ソーヴィニヨン3%

 

シャトー クリネはポムロールの中心部、教会に近い標高の高いギュンツ氷期起源の砂礫質段丘の恵まれた場所に位置します。
 栽培の歴史は1595年に遡り、1860年にコンスタン家の所有の後、シャトー ペトリュスのオーナーであったアルノー家の手に渡り、その品質の高さはすでに知れ渡っていました。
 20世紀に入りオーディ家が長く所有し、1989年にはワイン・アドヴォケイトにて満点評価を獲得するなど、一層の成長を遂げます。
 1998年にはジャン ルイ ラボルド氏に売却され、現在は息子のロナン・ラボルドが伝統の継承と新たな挑戦に邁進しており、2009年にもワイン・アドヴォケイトにて100点を獲得しました。
 1997年ヴィンテージはロバート パーカーもコメントしているように、中心の密度が高く豊富なタンニンを感じさせるために、非常に熟成に適したヴィンテージであると言われています。

 

6.Chateau Cheval Blanc 1997
シャトー シュヴァル ブラン 
生産地:フランス>ボルドー>サン・テミリオン
生産者:シャトー シュヴァル ブラン
ぶどう品種:メルロー83%、カベルネ・フラン17%

 

サン・テミリオンの格付けでトップに君臨する第一特別級Aには4シャトーが名を連ねており、オーゾンヌと並んでツートップとされるのがシュヴァル ブランです。
 シャトー名の由来は、ワイン王とも呼ばれていたアンリ4世が、シャトーの前身であった宿屋に白馬で訪れたためと言われています。
 シュヴァル ブランは、長きに渡って同じ家族が所有し続けてきた、ボルドーでも数少ないシャトーの一つです。もともとは「フィジャック」の一部でしたが、1832年にデュッカス家に16haの畑が売却されてから、デュッカス家が買い足していったものが、今日のシュヴァル ブランの基礎となっています。 
 サン・テミリオン地区の土壌は2つに分けられ、1つはメルローの栽培に適した粘土石灰質の「コート」と呼ばれる地域で、オーゾンヌをはじめ、第1特別級に属する多くのシャトーがこちらに位置しています。

 もう1つは砂利質の「グラーヴ」と呼ばれる地域で、ボルドー地方では補助品種とされているカベルネ・フランの栽培に適しています。
 グラーヴに位置するシュヴァル  ブランは、カベルネ・フランとメルローをほぼ同じ割合で使用して(カベルネ・フランの割合が多いヴィンテージも有)ワインを造っています。
 このように、ボルドー地方では補助品種とされているカベルネ・フランを多用しているのが、シャトー シュヴァル ブランの大きな特徴とされ、この特徴的なブレンドから、豊かなコクと力強い味わいを持つ独特なワインに仕上がります。
 芳醇で華やかな香りが魅力的であり、超熟したカシスなど黒系果実の深みのある味わいの中に、甘草やシナモンなどのスパイス、なめし革のニュアンスがあります。丸みのあるふくよかな果実味にビロードのようなタンニンが溶け込み、心地良い余韻が長く続く、非常にエレガントな味わいです。究極に滑らかな舌触りはしばしば、まるで絹のようであると例えられます。  

 



 

 






 

日頃はご愛顧を賜りまして、誠にありがとうございます。
7月のワイン会の日程をご案内させていただきます。


<Bon Vin Club 167th>
開催日時:2023年7月13日(木)19:00~
テーマ:オーストラリア・ニュージーランド

 

会費:お一人様11,000円(税込)
*ご予約締切日:7月6日(木)

□内容

・ワイン5~6銘柄予定(飲み放題ではございません)

・前菜・魚料理・肉料理・自家製フランスパン付き

 

・どなたでもご参加いただく事が出来ます。

・ご予約のお電話番号:018-864-1072まで

 

*当サイト内ではご予約を承っておりませんので、ご注意ください。


備考・注意事項:完全予約制、当日キャンセルの場合は会費の全額を、前日キャンセルの場合は会費の50%を申し受けます。

 

・2023年 6月15日(木)、ワイン会「Bon Vin Club」の166回目となる例会が開催されました。

テーマ:チリ

 

 

1.MONTES SPARKLING ANGEL BRUT
モンテス スパークリング エンジェル ブリュット

生産地:チリ  生産者:モンテスS.A
ぶどう品種:ピノ・ノワール70%、シャルドネ30%

 

モンテスは1988年、醸造家のアウレリオ・モンテス氏をはじめとする、ワインビジネスのスペシャリスト4人それぞれの技術と経験を結集させることによって設立されました。
 チリワインの可能性と最高品質を追求し、地元の人だけが楽しむためだけではない、世界のワインラヴァーに愛されるワイン造りをモットーにしています。
 チリは太平洋やアンデス山脈に囲まれた地形が特徴であり、雨が少ないため日照時間は長く、また乾燥し害虫被害が少ないため、農薬をほとんど使う必要がありません。ぶどう栽培に非常に適したテロワールとなっています。
モンテスのシンボルである「エンジェル」の名を冠したスパークリング エンジェル ブリュットのぶどうは、海から約7kmと程近いサパヤール・ヴィンヤードのピノ・ノワールとシャルドネから造られます。シャンパーニュと同じ、トラディショナル方式で、36ヶ月の長期熟成を経てからリリースされます。
クルミ、ドライフルーツ、パン粉などのニュアンスの贅沢な風味。36ヶ月間という熟成期間によるクリーミーでなめらかな泡と長い余韻。チリらしい果実味をしっかりと感じられるリッチな味わいをもたらしています。

 

2.Domaine Montgras ANTU CHARDONNAY 2020
ドメーヌ モントグラス アンテュ シャルドネ

生産地:チリ>イタタヴァレー
生産者:ドメーヌ モントグラス
ぶどう品種:シャルドネ

 

1940年代の創業以来、フランスの銘醸地の如き「クール・クライメイト」の畑を開拓してきた名門グラス家ですが、1993年にはグラス兄弟が祖父の想いを引継ぎ、ファミリー・エステート「モントグラス」をコルチャグアに創業しました。
大量生産が主流であったチリワインのスタイルから決別し、それらとは一線を画す世界水準のワインを造り始めました。
 チリでは珍しい、オーナー自らが醸造家であり、各テロワールに1人の醸造責任者をおき、その土地の個性を生かしたワイン造りを徹底するというスタイルを確立し、フランスの銘醸地同様の優れたテロワールから「偉大なブルゴーニュ、ボルドーに比肩するワイン」を造る事を目指しています。
 アンテュ・シリーズは単一畑の中でも優れたテロワールを持つ、厳選した区画のぶどうで造られます。アンテュ・シャルドネは、収量(46hl/ha)とブルゴーニュのグラン・クリュ並みの低収量で造られます。
厚みのある熟した果実味と美しい酸を併せ持ち、滑らかで緻密な、そして繊細さを感じさせるシャルドネです。

 

3.DOMAINE DE GRAS RESERVA PINOT NOIR Leyda 2021
ドメーヌ デ グラス レゼルヴァ ピノ ノワール レイダ

生産地:チリ>レイダ・ヴァレー>アマラル・ヴィンヤード
生産者:ドメーヌ デ グラス ぶどう品種:ピノ・ノワール

 

名門グラス家は1940年代の創業以来、フランスの銘醸地の如き「クール・クライメイト」を開拓してきました。
 ブルゴーニュより冷涼なレイダヴァレーはブルゴーニュ品種に適したクール・クライメイトとして注目を集めており、「アマラル・ヴィンヤード」はレイダヴァレーの中でも「奇跡のテロワール」と呼ばれ、世界中で僅か2%しか存在しない真っ白なチョーク土壌を持つ自社畑です。その畑から造られる「レゼルヴァ ピノ ノワール」は、トップソムリエや酒類業界の最前線に立つプロフェッショナルが集うブラインド・テイスティングにて、4倍以上の価格の著名生産者の「シャンボール・ミュジニー」と間違うほどのパフォーマンスを誇っています。
 輝きのあるルビーレッドの外観で、赤系の果実味が際立ちますが、森のような香りが加わり、複雑な味わいをもたらします。
 鮮度が高く溌剌とした酸があり、バランスのとれたエレガントで品が感じられる味わいはクール・クライメイトの冷涼な気候を感じさせます。

 

4.VINA ERRAZURIZ ACONCAGUA COSTA Syrah 2017
ヴィーニャ エラスリス アコンカグア コースター シラー

生産地:チリ>アコンカグア ヴァレー
生産者:エラスリス  ぶどう品種:シラー

 

1870年創業、150年以上の歴史を誇る名門「エラスリス家」は、チリ共和国に歴代4人の大統領を輩出しました。1980年代後半から大手ワイナリーが「大量生産による廉価ワイン」の輸出増加を図る中、6代目当主エドワルド・チャドウィックの指揮のもと、チリのどのワイナリーにも先駆け世界のトップクラスを目指しワイン造りを続けてきました。
 その結果2004年の「ベルリン・テイスティング」で「マルゴー」「ラフィット」「ラトゥール」等のボルドー1級シャトーを破り、エラスリスのワインがNO.1に輝きました。
 醸造家は世界に5人しかいない「世界最優秀醸造家」にも選ばれたフランシスコ・ベティッグ氏であり、ブルゴーニュやボルドーをはじめとする一流のワイン生産地にも引けを取らないワインを目指しています。
 ラズベリーやブルーベリーなどの赤系や黒系の果実に、スミレの花やスパイスなどが複雑に重なるかのようです。
冷涼地のシラーらしく、ピュアな果実味と酸、緻密で繊細なタンニンをもち、上質で極めてエレガントな印象を与えるワインです。

 

5.Clos Des Fous Wurm 2013  
クロ デ フ グールム

生産地:チリ 生産者:クロ・デ・フ
ぶどう品種:カベルネ ソーヴィニヨン主体

 

クロ・デ・フは2009年、世界的地質学者ペドロ・パッラ氏が、醸造家フランソワ・マソック氏と2人の有志の4人で立ち上げた、渾身のワインプロジェクトです。
ペドロ・パッラ氏は、「良質なワインを生み出すにはテロワールを知らなければならない」と、初めてチリワインに本当の意味でのテロワールの概念を持ち込み、数々のスーパープレミアムなチリワインを成功させてきた、世界が注目する人物です。

また、デキャンター誌が選ぶ「世界で最もワイン業界に影響力を与えた人物50人」に3度も選出されています。
フランソワ・マソック氏は、著名なブルゴーニュの生産者の下でワイン造りを勉強し、修業を積んだ後チリに戻り、多くのワイナリーのコンサルタントを行ってきました。
 チリ産カベルネの銘醸地として、アパルタやアルトマイポは有名ですが、パッラ氏が選んだのは意外にもカチャポアルの高地でした。フレッシュ感、そして岩が生み出す極上のミネラル感を追及するため、砂質石灰岩の存在が大きなカギとなりました。グールムはエレガンスさと力強さの両面を持つカベルネで、口当たりは大変バランス感に優れており、甘美的かつ力強さのあるタンニンが印象的なワインとなっています。

 

6.Clos Apalta Lapostolle 1997  
クロ・アパルタ・ラポストール

生産地:チリ>コルチャグア・ヴァレー
生産者:クロ・アパルタ(ラポストール)
ぶどう品種:カルメネール、カベルネ・ソーヴィニヨン、メルロー

 

ラポストールは、フランスの有名なオレンジ・リキュール「グラン・マルニエ」創業者のひ孫である、マルニエ家の6代目、アレクサンドラ・マルニエ・ラポストール女史と夫のシリル・ド・ブルネが1994年に設立したワイナリーです。
 ラポストールとボルドーの著名コンサルタント「ミッシェル・ローラン」の共同プロジェクトであるクロ・アパルタのファースト・ヴィンテージは1997年です。リリース以来各方面で髙い評価を得てきましたが、ワインスペクテーターTop100(2008)で、2005年ヴィンテージが堂々の1位を獲得、1位獲得は南米のワインとして唯一にして、南半球で2度目(オーストラリア、ペンフォールズ・グランジ1990に次ぐ)快挙でした。
 クロ・アパルタは、黒ぶどう品種の名醸産地コルチャグア・ヴァレーの3方を山に囲まれた、馬蹄型の土地の斜面に広がっています。
アンデス山脈と太平洋からの冷涼な風により昼夜の寒暖差が大きく、目の前を流れる川により急激な天候の変化を受けにくい恵まれた環境です。
 クロ・アパルタの畑は、チリ最高のテロワールと自負するアパルタ地区の中でも最高の畑であり、斜面の上の部分と下の部分では土壌が微妙に異なり、個性の違う複雑なキュヴェを生む原動力ともなっています。
 また、ワインの生産についてもこのワインの為だけに立ち上げた、専用のクロ・アパルタワイナリーで行なわれる等、相当な力の入れようです。
 ぶどうは丁寧に手摘みで収穫し、一房一房を手で除梗、4~5週間のマセラシオン(ぶどう果汁と果皮や種子を漬け込む状態=醸し)を行います。そして自然酵母100%で発酵し、フレンチオーク新樽(100%)で24ヶ月熟成します。
 赤い果実、ブラックベリー、ブラックチェリーのような香りが、ヴァニラ、ブラックチョコレートやコーヒーの香りと複雑に交ざり合っているかのようです。心地よい酸味と豊かな果実味、滑らかになったタンニンが一体となった、非常に凝縮感のあるワインです。
 アルマヴィーヴァ、セーニャと並ぶ、チリのスーパープレミアムワインであり、時にボルドーの1級シャトーと並ぶ程の評価を得ることもある程です。