コロナ疑惑2.3日目
体温計のデジタルは38.9°を指していました。
あかん…この熱の上がり方は普通やない…
インフルエンザか、もしくはホンマにコロナか…
昼過ぎにロキソニンを飲んでから8時間ぐらいが経過していましたから、もし再度熱が上がるのであればこのぐらいの時間なんだろうなと予測はしてはいましたがまさかここまで高熱になるとは思いもしませんでした。
「大丈夫!?すごい熱や。救急車呼ぶ?」
奥さんが心配そうに覗きこんで聞いてきました。
「大丈夫や。とにかくもう一回ロキソニン飲んで解熱するわ」
渡されたお水と錠剤を口に放り込み、あとは熱が下がるのを待つだけになりました。
「この感じはインフルエンザかも知れへんな…とにかく明日も熱が下がらんかったらまた病院に電話するわ」
嫁にはこれ以上心配をかけさせたくはありませんでしたので、できるだけ元気よく言ったつもりでしたが、高熱のせいで自分でも情けないくらい乾いた声になってしまいました。
「わかった。とりあえず氷枕作るわ!あとポカリスエット買ってくるわ。家の前のドラッグストアがまだ空いてるやろ」
と言うやいなや寝室を飛び出していきました。
処置してくれた氷枕とロキソニンのおかげで少しだけ熱が下がり体も楽になってきましたので、その間にトイレを済ませ今のうちにと早々寝ることにしました。
翌朝また熱が上がり怠さと共に起きました。
夜に飲んだロキソニンの効果が切れたのでしょう。
簡単な朝食を済ませ再度ロキソニンを飲みました。
これはただの風邪じゃないな。ロキソニンで熱を抑えてるだけやし、インフルエンザにしろコロナにしろ何かしら対応しないとえらいことになるで…
この日も奥さんとどうするか相談しましたがいい解決策は出てきませんでした。
奥さんは相変わらず匂いと味がしないようでした。特段体調が悪化することもないようです。微熱はあったようですがそもそも平熱が高いので問題なかったようです。
この日も寝ての1日になりました。およそ5ー8時間でロキソニンの効果が切れるのでその度に飲んではの繰り返しになりました。
うんうんとうなされ続けて翌朝を迎えましたが、当たりかのごとく朝から熱が上がりました。
朦朧とした意識の中、
ロキソニンばっかり飲んで大丈夫なんやろか?ネットで見るとコロナにロキソニンはあかんて書いてあるし、そもそも何の解決にもならない一時凌ぎやしもしコロナやったら重症化になるんやないか…
でも今は検査もできひんし病院にもいかれへん。どないしたらいいんや…
不安と怒りが最高潮になってしまいました。
体調面だけではなくメンタルの部分でもかなり辟易していたのでしょう。
いてもらたってもいられなくなり県のコロナ相談センターに電話しました。
どうやらここの窓口では看護師の方が話を聞くことになっており、その都度アドバイスをしてくれるみたいになっているようでした。
ぼくはここまでの経緯を全て話し病院で医者に見て欲しい、インフルエンザかコロナかわからないが検査をして欲しいという旨を強く伝えました。
すると返ってきた答えが、ここ2週間程の海外渡航者以外の人は今は検査できない。外来してくれる病院も中にはあると思うから自分で探して行って下さい。
それ以外は自宅で療養して下さい。
といったものでした。
空いた口が塞がらなくなるというのはこういう事を言うのでしょうか。大きなショックを受けてしまい返す刀で詰め寄りました。
「だったら病院に何のツテもない僕ら貧乏人みたいなもんは自宅で死ねっていうことですか!」
少し大人気ない言い方をしてしまったなと今では反省しているのですが、その答えも
「そうですね…」
とボソリと返ってきました。
これが現実で現状なのかと怒りや悲しみよりも突きつけられたリアルに愕然としてしまいました。
自分らで何とかするしかないのか…
その後も方々の病院に電話をかけては外来できないかと尋ねるもどこもいい返事はありませんでした。
インフルエンザの検査だけでもと食い下がるも、コロナの影響で今はやってないと…
奥さんは相変わらず僕の看病を必死にしてくれているのに、無惨にも熱が下がることはありません。ロキソニンも焼け石に水状態です。八方を塞がれたような気がしたその夜は途方に暮れることしかできませんでした。
そして4日目を迎えることになりました。
体温計のデジタルは38.9°を指していました。
あかん…この熱の上がり方は普通やない…
インフルエンザか、もしくはホンマにコロナか…
昼過ぎにロキソニンを飲んでから8時間ぐらいが経過していましたから、もし再度熱が上がるのであればこのぐらいの時間なんだろうなと予測はしてはいましたがまさかここまで高熱になるとは思いもしませんでした。
「大丈夫!?すごい熱や。救急車呼ぶ?」
奥さんが心配そうに覗きこんで聞いてきました。
「大丈夫や。とにかくもう一回ロキソニン飲んで解熱するわ」
渡されたお水と錠剤を口に放り込み、あとは熱が下がるのを待つだけになりました。
「この感じはインフルエンザかも知れへんな…とにかく明日も熱が下がらんかったらまた病院に電話するわ」
嫁にはこれ以上心配をかけさせたくはありませんでしたので、できるだけ元気よく言ったつもりでしたが、高熱のせいで自分でも情けないくらい乾いた声になってしまいました。
「わかった。とりあえず氷枕作るわ!あとポカリスエット買ってくるわ。家の前のドラッグストアがまだ空いてるやろ」
と言うやいなや寝室を飛び出していきました。
処置してくれた氷枕とロキソニンのおかげで少しだけ熱が下がり体も楽になってきましたので、その間にトイレを済ませ今のうちにと早々寝ることにしました。
翌朝また熱が上がり怠さと共に起きました。
夜に飲んだロキソニンの効果が切れたのでしょう。
簡単な朝食を済ませ再度ロキソニンを飲みました。
これはただの風邪じゃないな。ロキソニンで熱を抑えてるだけやし、インフルエンザにしろコロナにしろ何かしら対応しないとえらいことになるで…
この日も奥さんとどうするか相談しましたがいい解決策は出てきませんでした。
奥さんは相変わらず匂いと味がしないようでした。特段体調が悪化することもないようです。微熱はあったようですがそもそも平熱が高いので問題なかったようです。
この日も寝ての1日になりました。およそ5ー8時間でロキソニンの効果が切れるのでその度に飲んではの繰り返しになりました。
うんうんとうなされ続けて翌朝を迎えましたが、当たりかのごとく朝から熱が上がりました。
朦朧とした意識の中、
ロキソニンばっかり飲んで大丈夫なんやろか?ネットで見るとコロナにロキソニンはあかんて書いてあるし、そもそも何の解決にもならない一時凌ぎやしもしコロナやったら重症化になるんやないか…
でも今は検査もできひんし病院にもいかれへん。どないしたらいいんや…
不安と怒りが最高潮になってしまいました。
体調面だけではなくメンタルの部分でもかなり辟易していたのでしょう。
いてもらたってもいられなくなり県のコロナ相談センターに電話しました。
どうやらここの窓口では看護師の方が話を聞くことになっており、その都度アドバイスをしてくれるみたいになっているようでした。
ぼくはここまでの経緯を全て話し病院で医者に見て欲しい、インフルエンザかコロナかわからないが検査をして欲しいという旨を強く伝えました。
すると返ってきた答えが、ここ2週間程の海外渡航者以外の人は今は検査できない。外来してくれる病院も中にはあると思うから自分で探して行って下さい。
それ以外は自宅で療養して下さい。
といったものでした。
空いた口が塞がらなくなるというのはこういう事を言うのでしょうか。大きなショックを受けてしまい返す刀で詰め寄りました。
「だったら病院に何のツテもない僕ら貧乏人みたいなもんは自宅で死ねっていうことですか!」
少し大人気ない言い方をしてしまったなと今では反省しているのですが、その答えも
「そうですね…」
とボソリと返ってきました。
これが現実で現状なのかと怒りや悲しみよりも突きつけられたリアルに愕然としてしまいました。
自分らで何とかするしかないのか…
その後も方々の病院に電話をかけては外来できないかと尋ねるもどこもいい返事はありませんでした。
インフルエンザの検査だけでもと食い下がるも、コロナの影響で今はやってないと…
奥さんは相変わらず僕の看病を必死にしてくれているのに、無惨にも熱が下がることはありません。ロキソニンも焼け石に水状態です。八方を塞がれたような気がしたその夜は途方に暮れることしかできませんでした。
そして4日目を迎えることになりました。