観られたもの
観たヒトのこころに 残るものは
観られたモノのいったい 何だ
生まれては消えていく 感情や衝動や思考
それらがこめられてかたちとなり 残されているモノ
それらに 出会って
それらは
その場限り 脳をかすめて
消えてなくなる
そして
観たもののこころに
濾されて 何かが残るのではなく
自分の中に 始めから在りながら
何も はたらくことをしない ところ
が 動き出したり
自分の中に 始めから在りながら
つながって いないもの
が つながったり
そういう 刺激や手助けの つぶて
を あびせてくれる のか
くれないのか
そんなものを 持ち合わせているのか
いないのか
が
すてきな作品とか
すてきな演奏とか
になる わかれめ
だろ
それは 作品を作ったり 演奏をしたり
それを通して あらわれる
作者 演奏者そのもの が つぶてのもと
だろ
