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雲見の湾に まだ 子供のセミ鯨が 迷い込み
浅瀬にのりあげ 自分の体重で 胸を押し付けてしまい 死んでしまった
雲見の優しい人たちは 死んだ セミ鯨を 湾から引き上げ
和歌山の 捕鯨の歴史をもつ 人たちと セミ鯨を 解体し
骨を 資料館 に展示し
石碑を建てて 弔った
建物一杯 に広がる 大きな 子供の セミ鯨 の 骨格標本
彼の親は ある日 突然いなくなった 自分の子が おだやかな雲見の湾に眠るのを 知るだろうか
冥福を 祈る
安らかに 眠れ 雲見 の セミ鯨