8月22日、
通称おすわさまと呼ばれている流山駒木成顕寺の
妙法諏訪大明神大祭。
明治の神仏分離令前までは成顕寺の拝殿だったと云われる諏訪神社も同じ8/22が大祭。
例年だったら、万灯練供養が行われ、

お寺の万灯と神社の御神輿がすれ違う珍しい光景が観られるのですが、
コロナ禍により万灯練供養、神社の神輿渡御が昨年、今年と2年連続中止。
成顕寺では、大祭祈祷会のみが営まれました。
万灯練供養がないのは残念ではありますが、
日頃の感謝と未来に向けてしっかりとお題目を唱えてまいりました。
【妙法諏訪大明神由来】
今から約1500年前推古天皇の大同年間に下総の戸帳郷に大きな沼があった。この沼に龍神が潜伏して毎年収穫の頃になると大風を起こしたり
長雨を降らしたりするので、住民は大きな損害を受けていた。
この頃、弘法大師の弟子の桂傳阿闍梨(けいでんあじゃり)がこの地方に弘通され、真言密教の秘術をもってこの龍神を降伏させた。住民たちは喜びお堂を建て金脱山道場寺(きんたいさんどうじょうじ)と名付け、龍神を風早明神(かざはやみょうじん)と称してお祭りした。
その後、約700年前の建治年間、この近郷に悪疫が流行し、これは龍神の邪曲の仕業とのことで、平賀の国に布教に来ていた日蓮聖人の直弟子の日朗上人にお願いすることになった。日朗上人は法華経によって龍神を教化し、一切の人々の守護を誓願させた。
すると不思議にも住民の悩みがたちまちに平癒したので村をあげて日蓮宗に改宗した。
日朗上人はこの龍神を妙法諏訪大明神と改称してお祭りし、現在の通法山成顕寺が建立された。
明治になって神仏分離で神社と寺院が分けられてしまった。
今の諏訪神社は昔の拝殿であり、成顕寺はその奥の院であって、神霊の鎮座している処である。
~諏訪大明神略縁起より~