昨日は、日本小品盆栽協会東京支部7月例会に
行ってきました。
今月のテーマは「水石・添配の使い方」です。
。。と、その前に。
今月の席飾りを見逃しました!・°・(ノД`)・°・
今日はバタバタと慌ただしかったり緊張してたりしたのです。
がくり。
。。。と思っていたら、まこと先輩のブログに席飾りが掲載されました。
ありがとう! まこと先輩! さすがナイスガイです!
うふふ。。今月も素敵な席飾りですね。。。!≧(*´▽`*)≦
今月の素敵な席飾りのご紹介は、まこと先輩のブログへGO!!
さて。
戻りまして、「水石・添配の使い方」。
上はT講師ご持参の水石・添配の一部です。
これらはテーマを決めるときの補助などに使用します。
よく知らないと脇役と思いがちですが、
実は水石や、添配でも香炉は格が上で主役だったりします。
さあ、早速未知の世界を拝見させていただきましょう。。。!
いくつかある中から。。。
右手前の水石は小さな小さな茅舎石(くずやいし)。
なんとなく、茅葺き屋根の民家に見える形状から、
昔の日本の田舎の風景を演出するのに重要な石なのです。
水石は、この「なんとなく○○に見える」が重要です。
「なんとなく滝に見える」
「なんとなく観音様に見える」
「なんとなく山に見える」
。。。実に想像力を刺激するおたのしみなのです。( ´艸`)
お教室ではシンパクのとなりに茅舎石を配置し、
里山の風景を描き出していました。
赤松なんかの隣でも素敵なんじゃないかなぁと思います。
宮内庁の大きな盆栽でそんなのがありましたね。あれよかったなぁ。(笑)
ここで注意したいのは、「やりすぎない(具象化しすぎない)こと」。
あくまでも想像の世界で遊ぶのが粋というわけなのですね。≧(´▽`)≦
。。。
ところで水石は産地も重要だそうですよ。
また、色、つや、時代の乗りについても相応のものが必要とか。
また、茅舎石のほかには、遠山石、たまり石、段石、滝石、
潟、磯、姿石。。。などありますね。
。。。
さて次に添配。。
景観に付随するものや小動物、小物などありますが、
添配は、どうやら洒落を効かせたものが多いですね。
唐獅子。ツゲでできたものだそうです。
よく見ると2匹がじゃれ合っています。
。。ん? ひょっとしたら邪鬼を踏みつけてるの図かも?
「唐獅子牡丹」にかけて牡丹に添えると楽しいです。
小さな箱から出てきた、
小さな小さなひょうたん。( ´艸`)
ひょうたんは「瓢(びょう)」と書き、
6つで「六瓢(むびょう)」として「無病息災」にかけ、
3つで「三瓢子(さんびょうし)が揃った」縁起物とされるようです。
ひょうたんそのものも「ひょうたんから駒」のことわざがありますね。
こちらは縁起物ばかりが集まったカゴ。
左奥から霊芝(れいし)、仏手柑(ぶっしゅかん)、
手前左は橙(だいだい)、蓮(はす/れんこん)。
確か。。象牙作り、だったかと。
T講師がおっしゃるには、奇数で揃えるのが普通なので、
「作られた当時は、たぶん柘榴(ざくろ)があったんじゃないかな」
とのこと。
小さいものなので紛失も頷けます。(恐ろしいけど。。)
T講師、カゴにおさめて、かつ、巻物を模した盤に乗せています。
絵巻物というのも縁起物なのですって。
縁起物てんこもりな1品です。(笑)
どれだけ担ぐつもりでしょう。( ´艸`)
そのほかにも、
なーむー。(笑)
もうこれ1つ置くだけで、
和みも景色もいただいちゃえるような愛くるしい品もありますよ。( ´艸`)
。。。
さて、そんな本日の授業に、
わたしも鼻息荒く、自慢の水石を持って参加しましたよ。
コレ。↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
自慢。。。?(;´▽`A``
桜石なのですけれどもね。。
お気に入りなのですけれどもね。。
T講師にお見せしたら、
「一生懸命水をかけて、少し磨いて養生させてあげてね」とのお言葉を頂戴しました。
さらに、養生させたら台を作ってもいいね、とのことでしたが、
養生、という言葉がもう何かこう、石への敬愛を物語るようで。。
とても乾いたスナゴケの隣に放置していたとは
告白できませんでした。。
お気に入りなのですけれどもね。。。
。。。
さて、今回の講習を受け、
わたし流解釈としては。。。
「水石」=想像力を刺激する無限を追う高次元なおたのしみ
「添配」=縁起かつぎや洒落を効かせたおたのしみ
。。。という感じなのかな、と勝手に思いました。
深い。。。深すぎます。
なるほど。。。
ここにきて、マン盆栽との違いがくっきりわかった気がします。
マン盆栽は、視覚が主たる瞬間型の遊び、
水石・添配は、脳が主たるじんわり浸透型の遊び、のようです。
わたしはどちらも好きなのですが、
この水石・添配というじんわり浸透型のおたのしみに、
ちょっと足が浸かってしまいそうな予感がします。。。(笑)
。。。ええと。まずは。。
梅花石、養生させなくちゃ。(;´▽`A``
行ってきました。
今月のテーマは「水石・添配の使い方」です。
。。と、その前に。
今月の席飾りを見逃しました!・°・(ノД`)・°・
今日はバタバタと慌ただしかったり緊張してたりしたのです。
がくり。
。。。と思っていたら、まこと先輩のブログに席飾りが掲載されました。
ありがとう! まこと先輩! さすがナイスガイです!
うふふ。。今月も素敵な席飾りですね。。。!≧(*´▽`*)≦
今月の素敵な席飾りのご紹介は、まこと先輩のブログへGO!!
さて。
戻りまして、「水石・添配の使い方」。
上はT講師ご持参の水石・添配の一部です。
これらはテーマを決めるときの補助などに使用します。
よく知らないと脇役と思いがちですが、
実は水石や、添配でも香炉は格が上で主役だったりします。
さあ、早速未知の世界を拝見させていただきましょう。。。!
いくつかある中から。。。
右手前の水石は小さな小さな茅舎石(くずやいし)。
なんとなく、茅葺き屋根の民家に見える形状から、
昔の日本の田舎の風景を演出するのに重要な石なのです。
水石は、この「なんとなく○○に見える」が重要です。
「なんとなく滝に見える」
「なんとなく観音様に見える」
「なんとなく山に見える」
。。。実に想像力を刺激するおたのしみなのです。( ´艸`)
お教室ではシンパクのとなりに茅舎石を配置し、
里山の風景を描き出していました。
赤松なんかの隣でも素敵なんじゃないかなぁと思います。
宮内庁の大きな盆栽でそんなのがありましたね。あれよかったなぁ。(笑)
ここで注意したいのは、「やりすぎない(具象化しすぎない)こと」。
あくまでも想像の世界で遊ぶのが粋というわけなのですね。≧(´▽`)≦
。。。
ところで水石は産地も重要だそうですよ。
また、色、つや、時代の乗りについても相応のものが必要とか。
また、茅舎石のほかには、遠山石、たまり石、段石、滝石、
潟、磯、姿石。。。などありますね。
。。。
さて次に添配。。
景観に付随するものや小動物、小物などありますが、
添配は、どうやら洒落を効かせたものが多いですね。
唐獅子。ツゲでできたものだそうです。
よく見ると2匹がじゃれ合っています。
。。ん? ひょっとしたら邪鬼を踏みつけてるの図かも?
「唐獅子牡丹」にかけて牡丹に添えると楽しいです。
小さな箱から出てきた、
小さな小さなひょうたん。( ´艸`)
ひょうたんは「瓢(びょう)」と書き、
6つで「六瓢(むびょう)」として「無病息災」にかけ、
3つで「三瓢子(さんびょうし)が揃った」縁起物とされるようです。
ひょうたんそのものも「ひょうたんから駒」のことわざがありますね。
こちらは縁起物ばかりが集まったカゴ。
左奥から霊芝(れいし)、仏手柑(ぶっしゅかん)、
手前左は橙(だいだい)、蓮(はす/れんこん)。
確か。。象牙作り、だったかと。
T講師がおっしゃるには、奇数で揃えるのが普通なので、
「作られた当時は、たぶん柘榴(ざくろ)があったんじゃないかな」
とのこと。
小さいものなので紛失も頷けます。(恐ろしいけど。。)
T講師、カゴにおさめて、かつ、巻物を模した盤に乗せています。
絵巻物というのも縁起物なのですって。
縁起物てんこもりな1品です。(笑)
どれだけ担ぐつもりでしょう。( ´艸`)
そのほかにも、
なーむー。(笑)
もうこれ1つ置くだけで、
和みも景色もいただいちゃえるような愛くるしい品もありますよ。( ´艸`)
。。。
さて、そんな本日の授業に、
わたしも鼻息荒く、自慢の水石を持って参加しましたよ。
コレ。↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
自慢。。。?(;´▽`A``
桜石なのですけれどもね。。
お気に入りなのですけれどもね。。
T講師にお見せしたら、
「一生懸命水をかけて、少し磨いて養生させてあげてね」とのお言葉を頂戴しました。
さらに、養生させたら台を作ってもいいね、とのことでしたが、
養生、という言葉がもう何かこう、石への敬愛を物語るようで。。
とても乾いたスナゴケの隣に放置していたとは
告白できませんでした。。
お気に入りなのですけれどもね。。。
。。。
さて、今回の講習を受け、
わたし流解釈としては。。。
「水石」=想像力を刺激する無限を追う高次元なおたのしみ
「添配」=縁起かつぎや洒落を効かせたおたのしみ
。。。という感じなのかな、と勝手に思いました。
深い。。。深すぎます。
なるほど。。。
ここにきて、マン盆栽との違いがくっきりわかった気がします。
マン盆栽は、視覚が主たる瞬間型の遊び、
水石・添配は、脳が主たるじんわり浸透型の遊び、のようです。
わたしはどちらも好きなのですが、
この水石・添配というじんわり浸透型のおたのしみに、
ちょっと足が浸かってしまいそうな予感がします。。。(笑)
。。。ええと。まずは。。
梅花石、養生させなくちゃ。(;´▽`A``