オオハンゲ

「ついに我が家のにもテンナンショウの仲間が登場しました!」と、書き出そうと思ったんだけど、、、
ちょっと待てよ、この手の奴は一応確認しておかないとな、、、
な~んて思って調べてみると、
危ない、危ない、、、
このオオハンゲは、サトイモ科ハンゲ属の多年草。
そして、ウラシマソウは、サトイモ科テンナンショウ属。

おおーっ、オオハンゲはテンナンショウの仲間じゃなかったんですね。
一つお利口さんになりました。
(ハンゲ属とテンナンショウ属がどう違うかなんて、野暮なことは訊かないでね。)

ところでオオハンゲってどんな字を充てるのかと調べてみると、「大半夏」。
ふ~ん、、、じゃあ「半夏」って何だよ?
調べてみると、同じサトイモ科ハンゲ属のカラスビシャクが「半夏」。
カラスビシャクの方が、小さいんだと。
(さらに調べると、漢方の生薬名として、「半夏」という呼称が入って来たんだとか。)

さて、このオオハンゲ、先の展示会にて’加トちゃん’先生からの貰い物。
展示会の終わりに、「もし宜しかったらお持ち帰り下さい。」とのことで、一本頂いてきました。
10ポット程ある苗の中からどれにしようかと悩んでいると、
山野草愛好家のIさんが、「これが良いよ。」と教えてくれて、この苗を選んだんですが、、、

何で、このチビけた苗なんだ?
気になったので訊いてみると、、、「種が採れそうだから。」との答え。
「えっ、種蒔くと、どうなるの?」って、さらに訊いてみると、、、
「こうなるよ(↓)。」とのこと。



がっくり、、、
これじゃあ、思いっきり山野草愛好家、、、趣味のジャンルが広がり過ぎちゃう。

「困ったぞ、要らないものを貰っちゃたかな。」と、思っていたんですけどね、
先の調べ物をしている途中で、
オオハンゲを苔玉にしてコンパクトに遊んでいるひとのブログを発見!
これは良いアイデアかも。

来年、オオハンゲの苔玉を作ろうと思います。
(種を蒔くかは、保留です。)