昨日は天地会。


盆栽美術館のブログ更新できずスミマセンでした。


さてさて。


観覧エリアを出まして、やっとのことで盆栽庭園へ。


名木ばかりです。全てが名木ばかりです。


庭園には30~40本程の盆栽が展示してあります。


白糸の滝・千代の松・春の海・舞子・寿雲・明光・白雲・巌・うず潮・青龍・日暮らし・等々、銘のある盆栽から


名もなき名木まで一本一本が気品と品格、オーラを漂わせながら展示してありました。




白糸の滝

枝々が細糸を垂らしたように自然に流れ落ち、名の通りあたかも滝の水が細々としたたりおちていく様をほうふつとさせます。

明治時代から多くの盆栽人に親しまれ鉢の中での培養も80年以上たちます。

正面も所蔵者によって変えられ、過去の文献では、現在の姿と反対を正面としています。

春の海

風になびく様が枝先まで表現されている吹流しの五葉松です。

浜風を連想させるいつまでも眺めていたい盆栽でした。

千代の松

かつては、髙木美術館の屋上に展示されていた松

樹齢500年ともいわれる堂々たる姿に感服。

庭園の中央の奥に特別に巨大回転台の上に乗っていました。

明光

栃木県の那須五葉の名木で根張りから立ち上がりの力強い模様枝配り、細やかな葉性など、盆栽での基本的な要素を見事に備えている樹でした。

かつては、全国の著名な愛好家達に受け継がれ、その都度話題を呼び、一生に一度は持ちたい樹として、

「一生の松」という銘がつけられたほどの五葉松の名木です。

一番印象的だったのが、幹肌。淡路島特産の岩石性。歳月を経て成長すると共に、幹が豪快に裂けて厳しさと

力強さが増していく。

どっしりとした大木に南蛮鉢がより安定した存在感を見せてくれます。

「威風堂々」としたカッコイイ盆栽。

誰かが、ガンダムって言ってました(笑)

うず潮

小さいながらに圧巻。舎利がまさに“うず潮”樹齢約500年と古木あるのも見事ですが、やっぱり目がいくのは舎利部分。

この銘の由来は、“激しく渦巻きながら、かつ消えかつ生まれる自然界のエネルギー”と捉えての銘々。

舎利部分がどうなっているのか不思議でした。

日暮し

これこれ~見たかったぁぁ

伝説の盆栽日暮し。美術館なかったら決して見る事なんて出来なかった名木です。

この日暮しは、「日が暮れるまで見惚れてしまうほどの名木」ということから名がつきました。

命名したのは、新潟の石油王として知られる中野忠太郎氏です。

この樹は、歴代の盆栽作家達の美意識の中で度々正面が変更されたという異例の経歴を持つ盆栽としても知られています。正面も裏面も甲乙つけ難いほど素晴らしいと言うことですね!

盆栽界の有名な格言「名木に裏表なし」という言葉も、この樹から生まれたほどなんです♪

裏面からもしっかりと拝見させていただきました。


盆栽、水石のある生活

左上)第17回国風盆栽展    右上)全日本盆栽美術にて

左下)第38回国風盆栽展    右下)第29回国風盆栽展

青龍

ご存知、盆栽美術館のパンフレットにもなっている盆栽です。

樹齢約1000年!!!

鉢も樹も舎利も貫禄もすべてパーフェクト。

千代の松の反対側にドカーンと展示してありました。

見ごたえありすぎる~

生命のたくましさをビシビシ感じた1日になりました。

気がつくと16:30過ぎていました。

あっという間に時間が過ぎた・・・

後ろを歩いているオバちゃんが、「今日は空いているわねぇ、先週来たときなんて人が多くてゆっくり観れなかったから、今日はほんとに来て良かったわぁ~」って言ってました。

今日はラッキーだったんだ(・∀・)音譜

色々とゴタゴタもあるかも知れませんが、

当初の予定より沢山の来場者があるみたいで

一応、盆栽業界に携わっている身としては、

盆栽が盛り上がって

GWに展示会で羽生に来るお客さんも、美術館行ってから羽生に行くと言っていました。

盆栽村や美術館で大宮行くなら羽生にも来てくださいね!!

待ってます☆

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