今日は妊活とは直接関係ない話題です。
最近読んだ本の感想です。
東野圭吾の「人魚の眠る家」です。
篠原涼子主演で、映画化もされました。
作者の東野圭吾は、あらためて説明する必要もないと思います。
文学界のヒットメーカーです。
あらすじを簡単に説明します。
主人公の娘が、水の事故で脳死状態になってしまいます。
娘の脳死を受け入れるのか、そして臓器移植を希望するかどうか、難しい選択を迫られます。
これ以上はネタばれになるので、説明を控えます。
非常に難しく、重いテーマです。
それをエンターテイメントとして昇華させ、一気に読ませるのは、さすが東野圭吾です。
病院の診察待ちの間に読んだのですが、夢中になり過ぎて、自分の名前が呼ばれたのに気がつきませんでした。
自分がもし主人公(母親)の立場だったら、どういう判断をするのか、非常に考えさせられました。
特に子供ですので、自ら臓器提供の意思を示しているということもありません。
非常に難しいし、残酷だと思いました。
ただ、それでも人は向き合っていかなければいけません。
デビュー30周年記念に執筆した小説に、あえて子供の脳死という重いテーマを選んだ、作者の強い思いが伝わりました。
あえて妊活に結びつけるとすれば。
人の親になるということは、相当な覚悟が必要です。
生死にかかわるような難しい判断をすることも迫られます。
私は、高齢妊活をしていることもあり、親になる覚悟があるのか、とあらためて突き付けられたような気がしました。
非常におもしろいのですが、テーマが重いので、誰にでもお勧めというわけではありません。
私も、映画化で話題になったときに買ったのですが、テーマが重そうと思い、ついつい長い間放置してしまいました。
メンタルが安定しているときにお読みください。