今日は一日箱根駅伝を見て、のんびりしていました。
のんびりしていたせいか、出血も痛みもありませんでした。
今日は、不妊の原因を見つけるのは、本当に難しいです。
■不妊の原因を見つけるのは、本当に難しい
不妊治療において、不妊の原因を見つけるのは本当に難しいと実感しています。
妊娠・出産は、ある意味、神の領域に近いものです。
これをすれば、絶対、妊娠・出産できるという治療はありません。
いろいろ治療・検査を試しては失敗して、また次の治療を試してみる、という消去法で対応していくしかないのです。
だからこそ、肉体的、精神的に苦しみ、そして悩むのです。
特に高齢で妊活を始めた場合は、「年齢」という大きな壁が立ちはだかります。
余計に難しいです。
■子宮腺筋症の不妊における影響
子宮腺筋症が妊娠・出産に与える影響は、不妊治療医の中でも議論がわかれるところで、日本では定まっていません。
子宮腺筋症があっても、不妊治療には影響がないとする考え方が一般的で、子宮腺筋症の治療はしないで、不妊治療を進める病院が多いようです。
主な理由として。
子宮腺筋症は、不妊の直接的な原因にはならない(子宮腺筋症があっても妊娠・出産している人もいるからでしょうか)。ただし、不育の可能性は高い。
妊娠・出産においては、「年齢」が大きな問題であり、子宮腺筋症の治療をしていると、その分、年をとってしまう。
以下はある論文からの抜粋です。
不妊治療を行う施設に、患者が子宮腺筋症の場合、どうするかアンケートをしたそうです。
有効回答:155施設
子宮腺筋症の治療は行わず不妊治療を行う→26施設(16.8%),
薬物療法を先行後に不妊治療を行う→9施設 (5.8%),
手術を先行後に不妊治療を行う→4 施設(2.6%)
管理方針が決まっていない→105施設(67.1%)
ほとんどの病院では、子宮腺筋症が患者にあった場合、どうするか決めていないです。
そのため、患者が強く希望しなければ、そのまま不妊治療を進める病院が多いのではないでしょうか。
それを頭に入れておく必要があります。
■私の経験
私は、子宮腺筋症と知らずに、10年間不妊治療を続けてきました。
その間、人工授精9回、体外・顕微授精20回(採卵50回、移植20回)してきましたが、いつも移植判定日は、hCGの値がゼロでした。
1回だけ化学流産をしましたが、それも「8」でした。
妊娠している場合、移植判定日は3ケタの数値になるのですよね。
本当にかすりもしませんでした。
客観的に見れば、完全な着床障害でした。
卵子の質だけでなく、子宮環境に問題がある、すなわち子宮腺筋症がその原因の一因なのは明白です。
ただ、高齢妊活ということもあり、完全に自分の年齢だけが不妊の原因だと思い込んでいました。
そのため、アンチエイジングとか、そちらに頭がいっていて、子宮環境にまで、考えが及びませんでした。
■まとめ
子宮腺筋症があった場合、子宮腺筋症の治療と不妊治療と、どちらを優先するかは、悩ましいです。
そもそも医者自身が方針が決まっていないのですから。
もちろん、まずは不妊治療を試してみる価値は十分あります。
ただ、何度も繰り返しても、かすりもしない場合は、子宮の環境、すなわち子宮腺筋症が不妊の原因と疑ってみてもよいと思います。
何度かという基準はどんな治療を受けているかによって違うと思いますが、漫然と同じ治療を繰り返すだけになったら、考え直してみましょう。
本当は、着床障害や、不育に詳しい医者に行ければよいのですが、なかなか地理的な問題で難しい方もいますよね。
仕方ないですが、日本の医療の現状を考えると、患者が自分で考えるしかないです。
不妊の原因は、原因不明が3分の1程度あるという説もあり、不妊の原因を探るのは本当に難しいです。
本当に、妊娠・出産というのは奇跡なのだと実感します。