昨日、自宅療養は終了しました。
一番嬉しかったのは、入浴OKになったことです。
手術後は、ずっとシャワー浴でしたから。
さっそく、昨日の夜に湯船に入って、心も体も温まりました![]()
今日は、子宮腺筋症あるある~妊娠すればよくなるです。
■子宮腺筋症あるある
不妊治療で病院に通っているときに、よくいわれる言葉があるようです。
「妊娠すれば、子宮腺筋症はよくなる」
入院中仲良くさせていただいた方の話を聞いたり、ほかの人のブログを読んだりすると、ほぼほぼいわれているようです。
日本人の不妊治療医のほとんどがそういうのではないでしょうか。
事実1
霞ヶ浦医療センターのホームページによると、「妊娠すれば子宮腺筋症はよくなる」という情報は、正確ではないようです。
子宮内膜症ならよくなるようですが、子宮腺筋症に対する効果は限定的だそうです。
それなのに、なぜ医師は「妊娠すれば子宮腺筋症がよくなる」というのでしょうか。
謎です。
事実2
子宮腺筋症を持ちながら妊娠される方もいます。それは事実です。
ただ、よく考えてみてください。
私たちは、「妊娠しないから」不妊治療に通っているのです。
自然妊娠できるくらいだったら、不妊治療の病院になんか来ていません。
それを「妊娠すれば子宮腺筋症がよくなる」と不妊治療医が患者にいうのは、どう考えても矛盾しているように私は思います。
■まとめ
「妊娠すれば子宮腺筋症はよくなる」ことはないということを、頭に入れておきましょう。
子宮内膜症を合併している場合は、子宮内膜症がよくなることはあるかもしれません。
そもそも子宮腺筋症は妊娠・出産が難しくなる病気です。そのため、「妊娠すれば」という前提を期待しない方がよいでしょう。
厳しいですが、まずは患者側でまずその現実を受け入れることが大事です。
子宮腺筋症においては、妊娠はあてにしないで、何か治療を積極的に考えた方がよいでしょう。
■私の経験
私は「子宮腺筋症」と初めて診断を受けたのが、卵子提供のために初回渡米したときの、アメリカの医者だったため、この言葉はいわれませんでした。
「この子宮では妊娠の可能性はゼロである」といわれ、不妊治療を断られたくらいです。
子宮腺筋症の治療はないのか、とアメリカの医師に聞いたのですが、薬物療法も手術も、子宮腺筋症においては、ことごとく無効だといわれました![]()
子宮筋腫や子宮内膜症ならまだ治療の余地があるが、と。
子宮筋腫や子宮内膜症に比べて、子宮腺筋症は治療が難しいのは事実です。
アメリカは日本のように保険診療ではないという事情を考えると、極端な言い方ではありますが、間違ってはいないと思います。
日本では、不妊治療中に子宮腺筋症を訴えても、「妊娠すればよくなる」といわれて、更に不妊治療を勧められる人が多いと聞きます。
患者のことを本当に思っての言葉なのでしょうか。
疑問です。
■参考文献
霞ヶ浦医療センターのホームページQ&A No.51
(抜粋)
しかしながら、子宮腺筋症は妊娠によっても改善するとはいえません。妊娠中は無月経になるので、それだけで月経痛や過多月経から逃れることができます。このような効果を除くと、実際に妊娠分娩した患者さんにはしっかりと腺筋症は残っていますし、産後、しばらくすると症状が出てくることがあります。
それよりも、子宮腺筋症を合併していながら妊娠することは少ないので、子宮腺筋症の場合に、妊娠を前提とした症状の改善や治療効果はむしろ考えないほうが良いでしょう。