"嘘”とは…そこから始まっていたのか!《18冊目》嘘 | “ぼんれすハム太郎”の気まま日記

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18冊目は・・・

 

 

 

【嘘/北國浩二】

 

 

作品内容

下矢印

 

これから少年に嘘をつく――。

主人公は、

かつて幼い息子を水難事故でなくした、絵本作家の里谷千紗子。

彼女は父・孝蔵との間に確執があり、

長いあいだ絶縁状態にあったが、

独りで暮らす孝蔵が認知症になったため、

田舎に戻ってしぶしぶ介護をはじめることになった。

ところが、

久しぶりに再会した旧友と町で飲んだ帰り道、

旧友がひとりの少年を車ではねてしまう。

幸い大きなケガはなかったものの、

少年は記憶を失ってしまっていた。

ただ彼の身体に虐待の跡を見つけた千紗子は、

少年を自分の子供として育てることを決意するのだった……。

ひとつの“嘘”によってはじまった少年と千紗子の母子、

そして認知症が進行する父親の三人の生活は、

豊かな自然のなかで、しだいに新しい家族のかたちを育んでいく。

しかし、

そのひとときの幸せな生活にも、

やがて破局の足音が近づいてくるのだった――。

新進気鋭のミステリ作家が紡ぎ出す、感動&衝撃のストーリー。

 

(商品説明より)

 

 

キラキラ

 

 

息子を亡くした女性が不仲の父親の認知症の為に実家に戻り、

そこで起きた事故で児童虐待の少年と出会う。

そこから始まる奇妙な3人の生活。

 

家族の関係と、

いつかバレるであろう真実に

ハラハラしながら読んだ。

 

タイトルの嘘とは・・・

そこから始まっていたのか!

と、

衝撃的だったハッ

 

Σ( ̄□ ̄|||)

 

父親の認知症の症状が進んでいく様子も

切なかった・・・

 

 

読み応えのある一冊だった。。。