メトロガイド「いい店見つけた」椎名勲の凡夫荘便り -2ページ目

3連休明けの火曜日。

また、そばを喰いに行った。

12時17分、bonpusou夫婦は、野尻湖・神山の森の凡夫荘を車で出発、

戸隠街道を順調に登り、12時45 分に戸隠神社中社を参拝。

有名な杉の御神木をちょいと拝む。


戸隠そば「うずら家」の順番待ちリストに名前を記入した。

順番待ちの人数から計算すると、ほぼ1時間30分以上待たなけば、bonpusou夫婦の順番にならないようだ。


夫婦は、うずら家を離れ、近所を散策した。

土産物屋で、

ワイフは、そば用の箸を買い、

bonpusouは、何に使うか当てのない・根曲がり竹を編んだ皿を買った。(戸隠では、ざるそばを盛るのに使う)

うずらや以外にも、そば屋が数軒あった。

「戸隠堂」は、堂々たる古民家風の一軒家そばだ。

「しなの屋」も、いいナ。

「徳善院蕎麦」の堂々たる風情も、いい。

とはいえ、それらのそば屋に行列はない。

(ウム。「うずら家」の独り勝ちだな!)


「うずら家」に戻って、店先の長椅子に座って、順番を待つ。


「うずら家」の異常な込具合を知らぬ観光客が、店先ち立ち、

店のオヤジの「今は、だいたい2時間待ちですが、宜しければ。順番待ちリストにお名前をご記入頂き、お待ち下さい」という説明を聞き、

腕時計やスマホで時間を確かめ、

諦めて帰って行く。

いつも見られる「うずら家名物の風景」である。


bonpusouの名前が呼ばれたは、午後2時40分だったヨ。

ハラ減ったア!

bonpusou夫婦は、天ぷらざるそばを頼む。

戸隠独特の「ぼっち盛り」と称する盛り方だ。

(注)ぼっち盛り/ 茹でて水洗いしたそばの水を切らず、根曲がり竹で編んだ円形のざるに、5、6束並べる盛り方。摘み上げた一口分のそばを親指と人差し指で取り、半分置いて折り曲げるようにざるに盛る。


ここのそばは、実にウマイ。

だから、皆さん、長時間並ぶのだ。

ちょっと残念なのは、そばつゆの味が一本調子で、昆布の味香りがプンとこないことかな?

それでも、ワイフは普通盛りを、bonpusouは大盛りを美味しく頂きました。


2時間待った「うずら家」のそば。

皆様、戸隠そば「うずら家」で食べたいならば、2時間待ちは「常識」ですぞ!

「そば狂い」を自称する方のみ、覚悟を決めて、お出かけ下さい。


私どもを生かして下さるなにものかに、心から感謝します。

(御神木)
(戸隠堂)

(しなの屋)
(徳善院蕎麦)
(うずら家)
(うずら家の天ぷらざるそば大盛り)