スローウォーキング「時の止まった喫茶店でのウワサ話」 | メトロガイド「いい店見つけた」椎名勲の凡夫荘便り

新聞の配達もなく、電波が届かないのでテレビもロクロク写らない、奥深い森の中の寡黙な生活に飽き、

人恋しくなると、たまには、森を出て、

駅前喫茶に、おしゃべりをし(おしゃべり相手は、店の中年マスターと、客のオッサンたちだ)、新聞(信濃毎日新聞)を読みに行く。

この喫茶店の壁の柱時計は、もう、40年以上以前から、8時数分前で、止まったままだ。


新聞にザッと目を通して、ちょっとオシャレなコーヒーカップで、コーヒーを飲みながら、

bonpusou「何か面白いハナシはない?」

中年のマスター「そのうち、この辺で、滝川クリステルを見られるかも知れません」

bonpusou「へえ、どうして?」

マスター「ウワサ話ですけどネ。日本生まれ日本育ちの金持ちシンガポール人が、この辺一帯の土地を買い占めていて、4、5年後には、トータルで2000億円投資し、スキーだけでなく、オールシーズン楽しめる一大レジャーランドを作る計画が進んでいます。金持ちシンガポール人と滝川クリステルは親しく付き合っていて、事業的にも関係があるそうです。・・・単なるウワサ話です」

bonpusou「滝川クリステルって、キレイだね。会ってみたいナ」

マスター「ここにコーヒーを飲みに来られる皆さん、滝川クリステルに会いたいと期待してますヨ!」


・・・こんなウワサ話が聞けるから、森の中の日頃の退屈は、どこかに飛んで行ってしまうんだ。

ああ、コーヒーが、一段とウマイ!

ああ、私は、ミーハーだね。


店のテレビ。

自民党総裁選の討論会、たまたま小泉進次郎氏が写っていた。


私どもを生かして下さるなにものかに、心から感謝します。

(駅前喫茶の店内)
(40年以上、止まったままの、柱時計)
(お店に置いてある地元の信濃毎日新聞)
(駅前喫茶のコーヒーカップは、ちょっとオシャレなのです)