スローウォーキング「サンクゼール その2」 | メトロガイド「いい店見つけた」椎名勲の凡夫荘便り

クリスチャンの久世さんは、北信州の小さな丘の上で、コツコツと葡萄を栽培し、ワインを醸す農場を作り上げた。

その農場の名を「サンクゼール」と言う。

「久世さん」の「久世と「さん」をひっくり返して、「さん久世」→「サンクゼール」だ。


サンクゼールの売店で、bonpusouが、好きなパスタソース「ガーリック&トマト」を買っていると、

葡萄畑では、案内ガールが、10人ほどの見学客に、何やら説明していた。

見学客は、とても熱心に聞いていた。

中には、メモをとる人もいた。

皆さん、マジメだナア!

そばに置かれたウエルカムボードに、「長野県工業進行会 次世代経営研究会 御一行様」とあったから、そういう関係の方々なのだろう。


bonpusouなら、どうするかな?

きっと、列から一人離れて、生っている葡萄を、(ワイン用葡萄は、甘いかな? 酸っぱいかな?) コッソリつまみ食いしているだろう。

bonpusouって、そういうダメな奴なんですゥ。


さて、今夜は、パスタを茹でて、「ガーリック&トマト」で和え、好きなボルドーの白ワインを開けようか。

・・・私どもを生かして下さるなにものかに、心から感謝します。