王様の仕立て屋～サルト・フィニート～

ゲームの話ばかりなので、たまにはお勧めの漫画のことでも書こうと思う

最近はまってるのが『王様の仕立て屋～サルト・フィニート～』という

スーパージャンプに掲載されている服飾を題材にした漫画

ナポリの職人たちからミケランジェロと呼ばれた故マリオ・サントリヨが唯一弟子と認めた

主人公・オリベこと織部悠

師から受け継いだ技術と莫大な借金を抱え、ナポリの場末でサルトを開く織部

その腕を見込まれて持ち込まれる数々の難題を解決していくうちに

ナポリに進出してきたフィレンツェの新興カジュアル服ブランド『ジラソーレ』と衝突するも

ジラソーレ社で起きた問題を持ち前の技術で解決し、一目置かれるようになる

その縁で、ジラソーレ社とミラノの世界的大ブランド『ペッツオーリ』との提携による内紛に巻き込まれ

パリではモード服の大ブランド『リヴァル』との諍いに駆り出されと、ジラソーレ社のおかげで大変な目に遭う

頼まれると断れない人の良さのせいか、それらの事件を機に知己となったイギリス貴族ウォーレン卿に頼られ

ロンドンの仕立て屋街・サヴィル・ロウ全体に波及する、老舗『ギルレーズ・ハウス』のお家騒動にまで巻き込まれる始末

ようやく騒動が終息したと思えば、ご褒美のはずのオリエンタルエクスプレス内で

1着仕立ててほしいと無茶振りされ、最後には立つことすら出来なくなるオリベ他数名

自分の文章では上手く表現できないのがもどかしいけど

所々に小ネタが挟まれてたりして、服飾に興味がなくても、その人間模様を見るだけで楽しめる一作