人間の記憶は徐々に薄れ行くものですね。


帰国してそろそろ1ヶ月になりますが、

細かなことはずいぶん忘れてしまいました。



ところで。

写真。

今はデジカメなので気軽に撮れますね。


フィルムの枚数とか気にしなくていいので、

ガンガン撮っちゃいました。


帰ってきてみたら、500枚位あってびっくり。

とても全部プリントできないよね。。


自分たちはパソコンで楽しめるけど、

友達に見せるのにはプリントしないとね。


それで厳選したものをとりあえず20枚ほどプリントしました。



写真を見ていて振り返ると

とても印象的だったのは、

やっぱりオルレアンの青い空。


その日は素晴らしいお天気に恵まれて


空の色は鮮やかな青。

雲はもくもくとはっきりした白。


こんな空は久しぶり。


日本ではまず見られないな。

快晴でも空の色はくすんでいるもんね。


20年前にアメリカ西海岸で見た忘れられない空を思い出した。

それもブルーが濃くて鮮やかだった。

いつも空ばかり見てた。


それ以来の感動。


アメリカのときと違うのは、

空、雲が近い(低い)っていうこと。




「本当のフランスを知りたければパリ以外のところへ行け」

という言葉があるけど、

それは本当だな、って思った。


パリは素敵な街だけど、

東京とさほど変わらない。


エッフェル塔や凱旋門やノートルダム大聖堂、

ルーブル美術館、などなど

観光スポットはたくさんあるけれど、


わたしとだんなさんはそういったところの観光にはあまり興味なかった。


でもフランスに行く以上はパリに行かないってわけにもいかず、

パリに行ったからには、一応要所は押さえておきたいというわけで

それなりの行動をとりました。


でも割いた時間は短かったよ。


オルレアンに1日使ったし

ユゴー文学記念館で半日使った。


それに

なんといっても

思い出深いのは、リヨンです。


ローヌ川沿いをもう一度散歩したいなぁ。


今回は行きはぐった、ブションに行きたいなぁ。


ブションってのは、郷土料理が食べられる気軽なレストラン・居酒屋みたいなところ。

リヨン独特の名称らしいです。


今度行く機会あれば、

高級レストランは行かないで


ブションやカフェを堪能したいです。


ああ、リヨン。。。

実はね、

半年ほど生理がなかったの。


飲んでる薬の影響だってことは分かっているから

全然気にせず、

楽でいいなぁ、

って思ってたんだけど。


きちゃいました。


年齢のせいなのか、

以前より勢い(?)がないような気がします。


こうして徐々になくなっていくのかな・・・


でも独特の気持ち悪さやだるさなど、

相変わらず。

お腹痛いのはもちろんのこと。


これまで長年この苦痛に耐えに耐えてきたのに、

その機能を使うことなく終わると思うと

やりきれない感じがあります。


年齢的にもう子供はあり得ませんから。



子供がいない夫婦には

それぞれのいろんな事情があります。


でもきっと

かわいい子供たちに囲まれた家族をみると

心のどこかで

「いいなぁ・・・」って羨望の気持ちが、

たとえほんの少しでも湧いてくるのは

みんな同じじゃないかな、って思ったりするのです。


子育て経験がないのは

今の時代的にはそんなに特別なことでもなくなってきてるけど、

それでもやっぱり女性としてはつらいものです。



わたしは

もう今さら過ぎた時間を取り戻すことはできないのだから、

仕方ないとあきらめています。


そして

子供がいないからこそ楽しめる人生を歩んでやる!って

心ひそかに思っています。


晩年になったときに

子どもがいないからうちはさびしい、、

じゃなくて

子供がいないからこそ、こんなこともできた

あんなこともできた、

これはこれで、充実した得がたい人生を生きられた、

と思えるように生きようと。



今日はなんか真面目モードですね。^^

危機管理意識の低いわたし。


そんなわたしに、だんなさんは旅行に行く前に

さんざん、「スリなど多くて危ないんだよ、気をつけないと」

ってすりこみました。


はじめは、へぇ~、なんてなんとなく他人事みたいに聞いてましたが、

次第にすりこみが効いてきて、


そしてガイドブックにも注意事項や実際の恐い体験などが載っていたので

ああ、本当に気をつけないといけないんだな、と思うに至りました。


だから、前に抱え込むタイプの斜めがけバックを持ち歩いてまして

いつなんどきも気をゆるめてはいけない、と

非常にまじめに、いいつけを守っていたのでした。


だから、帰ってきてからみた写真。

わたしはどれも、かばんをしっかり抱えています。


それを見ただんなさん。

写真のときくらいかばんおろせばいいのに、だって。


なによ~!さんざん言い聞かせてくれたから、

忠実に守っていたのにさぁ。。。


と、まあ、融通のきかないわたし。。


おかげで、危ない思いは一度もせずにすみました。




ところで。

水分はいつもホテル近くのスーパーマーケットで購入してました。

リヨンでも、パリでも。


出かけるときの持ち歩き用。

ホテルに帰るときに寝るまでに飲む用。


ホテルにはミニバー(ミニ冷蔵庫)があるのですが、

料金が高いから、持ち込んでました。

それは日本も同じだよね。


お気に入りだったのは、

ヴィッテルのシトラス風味。

それとガズーズ(炭酸水)。


ヴィッテルは、日本では見かけないようなフレーバーのものがありましたよ。

シトラスの他には、フランボワーズも買ったなぁ。

かき氷のいちご味みたいだった。


パリでは、ホテルに一番近くて利用しやすいところに

小さな、薄暗いマーケットがありました。


どこへ行くにも帰るにも通るから便利なので、

さんざん利用しましたが。


すごく高かった!

中東系(?)の感じの夫婦がやっていた店なんだけど、

おばさん、まったく愛想がないし。


日本もそうだけど、

フランスは日本よりさらに、スーパーで買うより

自販機で買うと割高なんだけど、


なんとそのおばさんの店は、自販機よりも高い!!のです。


えーっ、と思ったけど、

通り道にあるので、どうしても便利だから

何度も利用しちゃいましたけどね。


わたしたち2人以外にお客さんが入っているのを見たことはなかった・・・




追憶はリヨンへ戻る。


リヨンでは青空市場を見ましたよ。


着いた翌日はちょうど日曜日だったので、

すごい人で賑わっていました。


いろんな食材があって見てるだけで楽しかった。


そういうところ歩いていると、なんか地元の人になったみたいでしょ。


自炊できるロッジにでも泊まっていたら、

新鮮な食材を買い込みたかった。


中でも目を引いたのは、鶏の丸焼き。

業務用の大きなオーブンの中に

鶏が丸のまま、吊るされているんです。

こんがりとおいしそうな色をして。。


これは買わねば!という衝動にかられたけど、

2人じゃ食べきれないし、

だいたい、切るナイフなどもないしね。


これって、あの有名なブレス鶏かな~??


リヨンでは地元のブレス鶏っていうのが、

味わい深くておいしいと、名物になっているそうなんです。


ちなみに、すごい行列できてました。

人気なんですね。



翌日は、月曜日だったから、街の様子はうって変わっていました。


とは言っても観光地だから、それなりに観光客のにぎわいはありました。



そうそう。

ポール・ボキューズのことで思い出したんだけど、

夕方近くに街をぶらぶらしながら、


ケバブ(フランスではあちこちにケバブ屋さんがありました)と、

アイスクリームを食べてしまったのです。


ボキューズまではまだ時間があるから、

少し小腹いれておいたほうがいいと思ったんだ。


それが失敗でした。。


お腹ペコペコで行っていたら、もう少しおいしく食べられたかも・・・

いずれにしても、量はとっても多いです。


平均的な日本人は最後まで楽々食べられる人はそうそういないです。

よほどの大食漢でないかぎり無理。だと思います。



ちなみに。

帰国して真っ先に食べたものは

わたしは鮭のおにぎり。

だんなさんはざるそば。

美食の街リヨンの三ツ星レストラン、ポール・ボキューズへ行ったことは書きました。


きちんとした格好でないとだめ、という事前勉強により、

私はワンピース、だんなさんはちょっとカジュアルめのネクタイ、ジャケットスタイル。


これはけっこう苦労したんです。


まずわたし。

実はちょっと(?)ふっくらめのわたし。

なかなかおしゃれっぽい服で入るのがないんです。^^;


近くの大型スーパーの洋服売り場で見たけど、なし。


やっぱり品揃え豊富なネットショッピングしかない、と思い・・・


だけど、デザインがよくてサイズの大きめなものを見つけても

在庫切れが多くて、

なかなかうまくいかない。


半日位パソコンにへばりついて、ようやくまあまあいいものを見つけた。

在庫品薄のようだったので、さっそく急いで手配。


数日後、届いたワンピを着てみると。

ぶかぶか。。

ぴっちりだと嫌だと思って1サイズ上(ジャストサイズは在庫なしだった)で

ちょうどいいかも、と思っていたのだが、

だめでした。


なんとかかっこよく着こなせないかな、と工夫してみたけど、どうにもならない。

仕方なく、返品。


ああ、ふりだしに戻っちゃった。。


洋服はやはり試着して買わないとだめだ、と思って

再度大型スーパーの洋服売り場へ。


さんざん見た挙句、やっぱり、これ、っていうのが無い。


もう一度だけネットでやってみるか。。


ようやく見つけたまあまあよさそうなもの。

サイズが心配だったけど、いちかばちか、、注文だ!!


届いたワンピをおそるおそる試着。

お!なかなかよいではないか。


サイズ、デザイン共に、なかなかフィットしている。

ちょっと縫製が雑だけど、目をつぶろう。


こうしてずいぶん時間を費やして、わたしの服が決まったのでした。



だんなさんのほうは、出費はかさんだけど、

そんなには手間取らなかった。


ジャケットもスラックスも、ネクタイも、なかなか良いものが

スムーズに見つかり、

わたしと違ってデブじゃないし。。。

すぐに揃いました。


それにしても、普段は着る機会のなさそうな洋服。

ポール・ボキューズのために、ずいぶん苦労して、お金もかけて用意したのでした。



当日は、散策から一度ホテルに戻り、

シャワーをあびて、お着替え。

紳士、淑女に早変わり。


ポール・ボキューズへは交通の便がなくて、タクシーしかありません。

往復でどのくらいだったかな?

6000円程だったような気がします。


食事は34000円程かかりました。


旅行先だと気持ちも大きくなるから、できちゃうんだよね。

日本で一度の食事に4万もかけるなんて想像できない。。。


レストランでは、わたしは「マダム」なんて呼ばれちゃって。

しばし、貴婦人気分だね。


お料理は前述のとおり、とにかく量が多くて死にそうでした。


おいしい思い出より、苦しい思い出になってしまったよ。


洋服等にかけたお金も合わせると7万円もかけた1大イベントの三ツ星体験。

それなのに・・・

やりきれない思いを抱えながらも、


まあ、何事も経験、ってことで気を持ち直す。



ホテルに帰ると、だんなさんはバタンキューと寝てしまいました。


こんなお腹が苦しいのに、よく寝られるね。。


わたしは、何をしてたか忘れちゃったけど

少し腹ごなしして落ち着いてから寝ました。


翌朝。

まだお腹すいてないよ。

昨日のは強烈だった。

朝ごはん、食べられないよー。


でも、朝散歩でローヌ川沿いのさわやかな空気を吸って

歩いてきたら、少し空腹感が出ました。

7日間の旅行記は完結しましたが、

今思い返すと

書き切れなかった、楽しい思い出がまだまだあります。


そんな断片的な思い出を綴っていこうかと思います。



最初のリヨンでは1回だけカフェを利用しました。


疲れて休憩したくて。

木陰の涼しげなところがいいな。


ああ、あそこ、なかなかいいかも。


店先に「コカ・コーラが ◯◯ユーロ」って書いた黒板式の看板がおいてあった。


事前情報収集によると

フランスのカフェは席によって値段が変わるらしい。


テラス席、店内席、カウンター、の順番でテラス席は高い。


だけど、せっかく雰囲気のあるフランスのカフェ。

やっぱりテラス席がいいよね。


本当は席について待っていれば注文をとりにきてくれるんだけど、

初めてで慣れてなかったし

席についたことに気づいてくれるか心配で、

つい店内に行って注文しちゃいました。


メニューみても、それがなんなのか分からないので、

手っ取り早く、コカ・コーラを2本注文。


少しするとビンのコーラが2本と、氷がたっぷり入ったグラスが2個きました。


フランスのカフェならば、コカ・コーラも特別な味がするもんです。

なんだかとっても美味しい!


隣の席では青年が熱心に勉強してました。


外の風にそよぎながら

街ゆく人や風景をぼーっと見ながらくつろぐのは最高に気持ちいい。


このカフェ、すごーく居心地いいな。

1日中、のんびりして過ごせそうな位、ずっといたい感じだったよ。


リヨンの地図を眺めるだんなさんを、パチリ。

妙にこの風景になじんでいるな、この人。


さて、いくら居心地よくても、限られた時間、いつまでもいるわけにもいかない。

そろそろお会計。


店内に行って、お決まり文句「ラディシオン シルブプレ」と言う。

お会計してください、って意味。


だけど、なぜか意味が通じていない様子。


あれ? 発音が悪いのかな?

もう一度トライ。


なんかちょっと反応が不自然だったけど、分かったようだ。

もしかしたら、フランス語があまり分からない異国の人なのかな。。


それにしたって、お決まり文句なのにね。


初めてのフランスでのカフェ体験は、

ちょっとぎこちないながらも、

ものすごく楽しく、くつろげた、いい思い出です。




追憶はパリへと飛びます。

パリではドタバタな思い出が圧倒的に多いのですが。。


ちょっと愉快な思い出も。


フランスの地下鉄の切符の買い方もだいぶ板についてきたころ。


日本みたいに行き先までの金額のボタンを押せばいいのとは違うんです。

ちょっと覚えるまでは???って感じなの。


わたしが慣れた手つきで、てきぱきと操作して切符を買っていると

斜め後方よりなにげにのぞく人あり。


すると、なんとわたしにどうやって買うのか尋ねてきました!


びっくりしつつも、

ちょっと得意になって、

言葉は通じなさそうなので、

その人の代わりに、操作してあげちゃいました。


おお!初めてのフランス旅行の数日目にして、

このわたしが、他人様に切符の買い方を教えてあげるなんて~!


なんか、笑っちゃうよね。

ちょっこしおもしろ体験でした。




これもパリ。

夜ホテルに帰るときに、少し小腹が空いていたわたし。

これはちょっとおやつが必要だ。


ホテルから程近いところにスーパーマーケットがあるのを

だんなさんが朝散歩のときに発見していたので、

そこへGO。


クッキー売り場で最安値のクッキーを購入。

お味はどうかな?

でも、小腹がおさまればいいから、なんでもいいや。


ところが。

食べてみたら、おいしい!!

なかなかいけるよ。これ。


日本じゃ、この値段でこの味は無いなー、って感じ。


試しに食べてみただんなさんも、

うまい!! 

すっかり気に入った様子。


明日、買って帰ろうよ、と。


帰国のタクシーを待つ間、

ひとっぱしりスーパーへ行ってきました。


何種類か、いろいろ買い込みました。

中でも、ひとつすごく売れていた商品があったので、

これはきっと人気なんだ、と4箱も買い込む。


まだ全種類食べていないのだけど、

どれもおいしい!!

4箱買ったやつは、やっぱり人気あるはずよ。

すごくおいしくて、お値打ち価格。


フランスはやっぱりスイーツが得意なんだな。。


だんなさん曰く、小麦やバターが良いんじゃないか、って。

そうかもね。

フランスは農業大国だし。


まだまだ残っています。


しばらくお菓子を買う必要はなさそうです。^^









ここのところ、ゆーちゃんは出てもすごーく弱め。


まだまだ本当に健康な人に比べれば

気力が弱いと思うけど


だいぶ1日にいろいろなことができるようになってきました。



本当は、

だんなさんから海外旅行に行こうと言われたときは

はじめは気乗りしなかったの。


せっかくの旅行でゆーちゃんがでちゃって、

なんにも楽しめなくて、

苦痛なだけになってしまったらどうしよう・・・


って不安がやっぱりありました。


自分もつらいし、一緒にいるだんなさんにも迷惑かけちゃうもんね。


だから、「そのうちね」なんて言ってたの。


だけど

だんなさんが、「もしそうなったら、カフェでぼーっとしててもいいじゃん」って言ってくれたりして、

少し気が楽になったのと


かなりしんどいお仕事で毎日がんばってくれているだんなさんが

ずっと行きたいと言っていた海外。


このへんで願いをかなえてあげたい、

楽しんでもらいたい、

って思いから、


思い切って行ってみよう!と決断したんです。


わたしも、もっと視野を広げたいというのもあったし。



だけど、行くことに決定したのは、

出発の1ヶ月半位前だったの。

海外旅行としてはとても急な話でしょ。


準備、間に合うのかなぁ、っていう不安はありました。


でも、決めるとけっこう突っ走るほうのわたしは、


まずは飛行機とホテルをおさえることよね、

って感じで

走り出しました。


飛行機はけっこう苦労しました。

お安い便は軒並み満席で、どんどん値段はつりあがっていきました。


そして、ようやくまあそこそこの値段ので予約可能のがあったので、急いでおさえた。

でも、出発時間とかがあまりよくなくて、かなりの妥協だったの。


だけど、執念深いわたし。

キャンセルが出ることもあるよね、と思って

頻繁に空席確認を続けたところ、

あ!あった!

おさえたやつより、4万位安い上、往復の出発時間もグッドなのが。


やったー!! キャンセルが出たんだ。^^



ホテルはあちらでの行動の拠点として最適なロケーションを

まだあまり情報収集できてない中だったけど、

いろいろ検索して調べながら、自分なりに決定していきました。


結果としては、かなり素晴らしい選択だったよ。これが。

わたし、才能あるね~。 なんちゃって。。


飛行機とホテルをおさえてしまえば、とりあえず旅行には行けるわけだけど、


なにせ、ツアーを使わない自力旅だから、

事前に調べなければならないことがいっぱいで、


準備を楽しむ心のゆとりもなくなってきて、

毎日が必死の状況でした。


なんたって、こんなの初めてだからね。


学生時代にアメリカに行ったことあるけど、

語学研修として行ったから、

全部お膳立てしてもらったから、

自分ではほとんどなにもやってないからね。


あまりの大変さと、出発までの日にちの余裕のなさに、

実は行く前から、てんぱっていたんです。。。


もう、うんざり、と思ったこともあった。


スーツケースのレンタルの手配もギリギリだった。ふうーっ。。


さまざま必要なものを買い揃えるのも一苦労。


やっとひととおり揃ってスーツケースに荷物をつめ始めたのは

なんと出発の前日。


その辺に温泉旅行にでも行くんかい?!って感じでしょ。


だんなさんは出発の前日までは通常通り仕事だったから、

夜帰宅してから、2人で荷物準備の仕上げをしたのでした。


ほんとに、今思い出すと冷や汗がでるようだよ。

よく間に合ったなぁ。


ゆーちゃんにおそわれてたら、絶対に無理だったよ。


ずっと比較的調子よかったから無事に準備完了し、

旅立つことができました。


だからね。

空港に向かうリムジンバスに乗り込んだときは、

ほっとしたし、感慨深いものがあったよ。


よくがんばったなぁ。と自分を褒め褒めしちゃいました。^^



出発前も大変。

行ってからも大変。

そんなドタバタな旅だったのが現実。


でもね。

わたしももちろんそれなりに楽しませてもらったけど、

だんなさんがすごく楽しそうだったし、

仕事の息抜きができて幸せそうだったので、

ほんとによかったなぁ~、って感じてるんです。



今、ふたりともフランスブームで。。。^^;


テレビのフランス関係のものとか見ては

あー、懐かしいね、

なんて言っちゃってます。


旅行中はフランス語が分からなく苦労して、

もうフランス語なんて聞きたくない!って感じで

アレルギー気味だったけど、


今は、あー懐かしい響きだね~^^ って感じ。。


ひとつ、自分の引き出しが増えたかな。



このうつ持ちのわたしが、

だんなさんと一緒にフランス旅行を楽しめたなんて、


なんてしあわせなんだろう、って思うこのごろです。

ついに帰国の日。


最後だし、パンテオンを見たいので早起きして朝散歩しました。


ああ、これがパンテオンかぁ。

向かって右横にルソーの像がありました。

左側には有名なはずなのになぜか知らない人の像がありました。


ここに歴史的人物たちがお眠りになっているのね。。


なんとなく厳粛な気持ちで正面に立って合掌。


もちろん写真もぱちぱち撮りました。


昼間なら見学できるみたいだけど、

早朝なので外から見ただけです。


そんなに時間もないので、ひととおり見てホテルに戻りました。



快適だったお気に入りのホテルに別れを告げる。

また機会があれば利用しますね~。さようなら。。


前の日に手配してもらったタクシーは時間どおりにホテル前に到着。


走ること40分程で空港に到着。


クレジットカードを運転手さんに差し出すと・・・


なんと!! 使えない、というではないですか!


えー!!そりゃーないでしょー!!

さんざん昨日てんやわんやで手配をつけたのに。

どうすんのよ。


どうしようもないので、最後の手段。

空港の両替所で円をユーロに替える。

運転手が場所まで連れていってくれた。当然。


手落ちがあったというのに、

お人好しなわたしは、多少のチップまであげて支払ってしまった。


とりあえず、無事に余裕を持って空港に着けたから、

もうそれだけで、どうでもいいや、って気持ちになってたよ。


飛行機の出発時間まで3時間以上ある。

余裕、余裕。


と思っていたら・・・


フランスは8月から完全にバカンスモードに入るため、

ちょうど出国ラッシュにぶつかったようで、

空港内は激混み。


列があちこちにできている。

自分たちの並ぶべき列を係員に確認。


30分ぐらい並んだかな。


そうしたらなんと、もう少しで受付、ってところで係員の人に

「この列ではない」と言われた!


ちょっと、もう!!どういうこと!


もうあてにならないので、

近くの列に並んでいる人にアタック。


エクスキュゼモア、といきなり声をかけ、

この列は◯番の列か?と聞いて、そうだ、と言われたので、

間違いないと思って並びました。


ああ、最後の最後まで本当にトラブル続きだなぁ。。この旅。。


そのあと、延々時間がかかり、このままじゃ飛行機に間に合わないんじゃないか?とさえ思うありさま。

3時間以上前に着いたのに・・


おかげで免税店でお土産を買うこともできなくなった。



ようやく飛行機に搭乗。


しかしわたしたちでさえギリギリだったのだから、

もっと遅く空港に来た人もいるだろうし出発は遅れるなぁ、きっと。


すると、機内アナウンス。

機体整備のため、1時間位遅れるとのこと。


機体整備なんて言ってるけど、まだ乗る人がそろってないだけでしょ、

とだんなさんと話していた。


もうそろそろかな、と思っていると、機内アナウンス。

機体整備が遅れているため、さらにもうしばらくお待ちくださいとのこと。


えー、まだそろわないの?!

ま、仕方ないね。待つしか。


また機内アナウンス。

さらに1時間以上かかるかもしれない、とのこと。


どうなってんの?!


スタッフが飲み物やおやつを運び始めた。


そのうち、映画などが見られるサービスもスタートした。


普通はどちらも離陸してからのことなんだけど、

あまりにも待たせているので、始めたのだろう。


とうとう待つこと3時間。

機内アナウンス。

機体整備が思わしくないので、一度全員降りて、

空港内にて待機してください、だって!!


げーっ!!!


それで、なんと出発見込みは5時間後だと。


うそでしょー!! かんべんして~!!


でもこればっかりはどうにもならない。

待つしかないじゃん。


どうでもいいけど、お腹がぺこぺこだよ。

普通に離陸していれば、

もうとっくに機内食で昼食を済ませているはずだったのに。


急遽、サンドイッチと飲み物が出ることに。


でもね、さんざん待たせてこっちは疲れきっているってのに、

サンドイッチもらうのに、並ばせるのよ。

配給もらう人みたいに。


スタッフが謝りながら、配り歩くのが普通じゃないの?


しかも、手渡すスタッフは、のんきに同僚と笑っておしゃべりしながら・・・


フランス人、最低!!


一気にフランス人批判へと心は動く。


日本では考えられないよね。ほんとに。



気休めのお食事券をもらった。

空港内のレストランで使えるらしい。


サンドイッチを食べたら、とりあえず空腹が少しおさまったので、

気持ちも少しは落ち着いてきた。


この時間をつかってお土産を買おうということになり、

ワインショップへ。


そしてせっかくだからできるだけ高級なレストランでお食事券を使おうと、

場所を聞きながら行きました。


食べられるメニューは決まっていた。

そんなに高い物をなんでも食べられるわけじゃないらしい。


こんなに大迷惑をかけておいて、ケチ!!


それでも、

とっても美味しい、これまでこんなの飲んだことない、って感じの生搾りオレンジジュースを飲み、

ラビオリのクリームソースもとてもおいしく、

デザートのアイスクリームも、ちょっとしたパフェみたいに盛ってあっておいしかった。


何度も聞きながら行き着いただけのかいはあったよ。


イライラ気味の気分も

おいしいものを食べたら少し和らいだ。


アイスクリームの甘さが疲れにも効いたようだ。


さて、そろそろ搭乗口に戻ろうか。



結局、9時間半も遅れて飛び立ちました。


ああ、これでとりあえず日本に帰れる。。


機内では、ほとんど寝てました。



ほんとに、最後の最後の最後まで、波乱に富んだ旅となったのでした。。



いろいろ大変だったけど、

過ぎてしまえば、どれも楽しい(?)思い出。


添乗員付きのツアーなどでは味わえないスリルや

いろんな経験ができました。


これはこれで、とてもよかったですよ。

だんなさんと2人、思い出多い、楽しい珍道中でした。



だけど。

観光名所をきちんと予定通りに見て、

ハラハラドキドキなんてすることなく、

安心して順調な旅をしたいなら、絶対ツアーで行くべきですね。

それは間違いない。。


でもたぶん、わたしたち2人は

また海外旅行に行くときは

きっと自由気ままな自力旅を選ぶことでしょう。


今度はどこでどんな経験をすることやら。。。



前日の疲れでいつもよりちょっとゆっくり寝てしまいました。


朝散歩を日課にしていただんなさんも

さすがに夜遅くまでのユゴー学習がひびいて

早起きできませんでした。


またまたおいしいパンをお腹いっぱい食べて1日の行動にそなえます。


ユゴー記念館というのはいくつかあるようですが

わたしたちが行くのは

ビエーブル市にある「ビクトル・ユゴー文学記念館」。


昨日の帰りに最寄の地下鉄駅でビエーブルまでの切符の買い方を

駅員さんに聞いたところ、

今買うか、と聞かれて、

明日使えるのか確認した上で、駅員さんにやってもらっちゃいました。


日本は普通の切符は買った日にしか使えないけど

やっぱりお国違えばいろいろちがうのねー。


いつも切符のことで悪戦苦闘してきたけど

今日のビエーブル行きはもう安心。


ただし、今日乗る路線は途中であちこちに分岐している複雑な路線なので、

乗る電車だけ間違えないようにしなくちゃ。


無事正しい電車に乗り込み、約1時間の小旅行。


ついたついた。ビエーブル駅。

駅舎がとってもかわいいの。

思わず駅舎を背に記念撮影。


通常の公開日は土日なのだけど、

前もって電話してお願いし見学予約をしておいたので、

駅に着いて電話すると職員の方が車で迎えに来てくれました。


ああ、ありがたや。


着きました。記念館に。


庭園がとってもきれいに整備されていて

ユゴーゆかりの館を素敵に荘厳していました。


ひとつひとつ丁寧な説明をしてくださり、


前夜のお勉強の成果もあって、


よく分かりました。


ユゴー直筆の原稿などもあり

かなり見ごたえあり。


フランスの国宝指定されているものが5点もあるとのこと。


世界中の博物館などから依頼があって

国外へ出ることもあるそうです。


心に残ったのはユゴーの晩年の言葉。


「愛するということは、行動することである」


うーん。深いね。うん。うん。素晴らしい。



最後にお土産コーナーで

定番の絵葉書や、ボールペン、コーヒーカップなどを記念に購入しました。


展示にとても感動したので、ついついあれこれと買い込みました。。


帰りはお庭をぐるっとひと回り散歩して

また駅まで車で送っていただきました。


ああ、来てよかった。

素晴らしかったです。



さて、このあとは、パリに戻るのですが、


やはり有名どころは一応おさえておこうということで、


凱旋門の最寄の駅へと向かいました。


もうこのころになるとパリの地下鉄の乗り換えなどは慣れたもの。^^


順調に凱旋門に着きましたよ。


写真をぱちりぱちり。

小さな女の子を3人も連れた観光客のお母さんに

写真を頼まれたので、


そのあとで、わたしたちも撮ってもらいました。


で、かの有名なシャンゼリゼ通りを散歩。

おーシャンゼリゼ~。ついつい鼻歌。


おお、高級ブランドの本店が立ち並ぶ!


ブランドに興味のないわたしたちは特に興味も感動もなく、

ただ、さすがシャンゼリゼだね、って感じで歩いていました。


このままセーヌ川と平行して、ずっと通りを歩いていって

名所を見ながら、ホテル方面へと戻る計画だったのですが・・・


またもや珍道中になってしまったのでした。


なぜだか知らないけど、気まぐれに途中でちょっと道を曲がってみたりしたら、

いつのまにか方向オンチになっていて、


ずいぶん歩いたと思ったのに

見えてきたのは、エッフェル塔。。


あれれ、全然ホテル方面に向かってないし。


それに加えて途中から次の日の帰国時の空港へと向かうタクシーの件で心配ごとが出てきて・・・


タクシーって、クレジットカード使えるのかな? 普通、使えないよね。

でも日本から用意してきたユーロ現金がもう残りわずかなんだよね。

どうしよう。


ってことで、日本円は予備で持ってきたので

銀行を探して両替しようとしたんだけど見つからない。


ああ、どうしよう。カードと円しか持ってなかったら、タクシー使えないじゃん。


またもやしだいに焦り始めるわたし。


航空券とホテルを手配した旅行会社の

日本語ヘルプデスクへ携帯で電話。


何回かあーだこーだとやりとりした結果、

カードが使えるタクシーを呼んでもらうようにホテルで頼めることが分かって、ひとまず安心。


だけど、やっぱりユーロ現金があったほうが安心だから、ということで、

ホテルの近くの通りにいくつか両替商があるとのことで


もう名所めぐりはあきらめて、ともかくホテル方面へ電車で帰ることに。


それでそのときにいたところの近くの駅から乗り換えなしでホテル近辺の駅まで行けるので

迷わずそれに乗りました。


と、ところが。。。。。


またまた事件発生。


途中の駅でおろされてしまいました。

なんだかわけがわからないけど、

何かに乗り換えろ、と言っているみたいなんです。


なに?なに? どうしたっていうの?


駅の人つかまえて何度か聞きながら言われるがままに歩いていくと、


どうやら、なぜかバスに乗るらしいんですよ。


不安にかられながらもとにかくバスに乗り込む。


だけど車内アナウンスも何言ってるのか分からないし、

バス停は途中いくつか飛ばしたりしながら停車してるし、

電車の路線図で見る駅の名前とバス停は一致してるわけじゃないし・・・


わたしもだんなさんも、あせりまくり。


どこで降りたらいいの?

もしかしてもうとっくに行き過ぎてたりして?


のんびり屋のだんなさんもさすがにあせって、

運転手さんに、自分たちの降りたい駅の名前をとにかく何度も言う。


そうこうしているうちに

やっと、「次のバス停で降りればいいんだ」と言っているようなのが分かる。


おりた。

ああ、大丈夫だ。目的の駅のすぐ近くだ。


でもいったいなんだったんだろう??


日本に帰ってからふたりで話したんだけど、

たぶん、鉄道の工事かなんかやっていて、

たまたまその区間はバスに振替輸送みたいになってたんじゃないか、という推測。


言葉も分からず、もちろん土地勘もまったくない異国の地で

そんな変則的なことが急に起きたら、てんてこ舞いだよ。。


はあ、ほんとに最後までハラハラさせられる旅だなあ。



そして、両替商を探して、やっと見つけたら、もう閉店してた。

もう夜7時だもんね。当然だよね。


結局、ホテルへ帰り、カード決済できるタクシーを手配してくれるように頼んだ。


無事手配がついたので、これでひと安心。日本へ帰れます。。



とんだドタバタ劇を終えて疲れて部屋へ帰りました。


さてさて、荷物整理しますか。

明日はとうとう帰国ですねー。


そうそう、ユゴー館で聞いた話だけど、

ユゴーはパンテオンというところで眠っているとのことで

そこはルソーやバルザックなどフランスの名だたる有名人の墓所になっているそうです。


なんとパンテオンはホテルのすぐ近くなんです。


これは見ないわけにいかないね、ってことで

最後の日の朝散歩で一緒に見に行くことになりました。


帰国の準備して早めに寝ましょ。


フランス旅行記もあと2日。


ちょっと話題はなれて。



うちの近くのスーパー、かなりお気に入りなの。


いちおうチェーン店だけど、店舗はそんなに大きくなくて

見た目もちょっとしょぼい感じなのね。


だけど、品揃えがいいのよ。


商品担当者のセンスがいいのね。味のセンスが。


置けるスペースが狭いから、

できるだけ味と値段と鑑みて、

手頃でおいしい商品を置かないと売れないでしょ。


それが、なかなかいいもの置いてるのよね。


たとえば、キムチひとつにしても、

たくさんのメーカーから多くの商品がでてるでしょ。

国産もあれば、輸入物もあるしね。


その中でも置ける種類は本当に限られているわけだけど、

味も確かで、コストパフォーマンスもよい、わたしの以前からのお気に入りのキムチがちゃんとあるの。


冷凍食品もおいしいものがしっかり置いてある。


これ、いまいちだな、なんて思っていると、

いつしかなくなっていて、新しい商品を置くようになっていて、

それが見事においしかったりする。


まあ、商売だから、売上を上げるために、

常にリサーチをして改善していくのは当然なんだけど、


このスーパーはすごく熱心だと思う。


生鮮食品はちょっと弱いところがあるので、

ものによりけりで、

他のスーパーで買うことも多いけど、


わたし的にはとても評価しているスーパーです。


比較的近くに、店舗の大きな大手が2つあるので、

その中で生き残っていくのに必死なんでしょうね。



フランスとかけ離れた話題で失礼しました。


ちなみに、このごろのわたしは安定しています。


ゆーちゃんは、弱くは出てるけど、大きな波は最近きていません。


このまま、尻つぼみに、バイバイしたいなぁ。

この日もだんなさんは一人で朝散歩。


わたしは体調管理優先だからしっかり睡眠とってました。



さあ、今日はロワール地方へ小旅行です。


ロワールといえば素敵な古城がたくさんあって、

普通はその中の代表的な3つ位のお城をツアーバスでまわるのが定番っぽい。


だけど時間にしばられる団体行動のツアーを好まないわたしたちは

自力で行くことに。


それに、お城メインに見たかったわけじゃなく


一番の目的はジャンヌ・ダルクゆかりのオルレアンの街に行くことだったのです。

オルレアンはパリから見ると

ロワール地方の入り口みたいなもの。


で、せっかくだからお城も1つは見ようということで

ブロワ城へ行く予定にしていました。


ところがですねー。

やっぱりツアーに頼らない自力旅はトラブルがつきもの。


出発駅であるオーステルリッツ駅でオルレアン方面の切符を買おうとしました。


相変わらず係員のいない(少ない)フランスの国鉄駅。


でも、なんとかこれまでの経験で少しだけ切符を買う機械にも慣れたので

画面表示はなにがなんだかよく分からないまま、

たぶんこれだろう、って感じで操作していって、

結構順調に買えそうだったんです。


ところが・・・

現金は使えなくてクレジットカードか国鉄カードなんだけど。


もちろん、ヨーロッパで強いVISAカードを用意して行きました。が。。。


カードがはじかれちゃう。エラーになってしまう。

なんで???


よーく注意して見たら、どうやらICチップ付きのカードしか使えないということみたい。


旅行前の事前の情報収集ではそこまでは分からなかったよ~!!


今日は順調にいきそうだったのに、またまた壁にぶつかった。

さて、余裕もってきたけど、目的の電車に乗れるのか・・・


またまたわたしはてんぱってきた。


ともかく係員をつかまえてどうにかするしかない。


事務所っぽいところがあったので、中の男性職員にたどたどしく聞くと

「あっちにあるインフォメーションへ行け」という。


教えてくれりゃーいいじゃん。けち!


インフォメーションに行った。しかし。。

窓口に誰もいないじゃん。

どうなってんの?フランス。


あたふたしながら、あっちへ行ったりこっちへきたり。。


時間も迫ってきたし。。

てんぱる余り、自暴自棄になったわたしは思わず

「もう行くのやめようよ!」


なだめるだんなさん。


もう一度インフォメーションへ行ってみたら、女性が座ってた。

さっきさぼってたな、こいつ。。


英語でまたもやたどたどしく聞くと

彼女は英語がよく分からないらしく、

ただただ指さして、あっちへ行くように、とにかくあっちへ!! と必死にうながす。


相手もてんぱってたみたい。


指示どおりの方向へ行ってみた。

あった。対面で切符を買える窓口が。


なーんだ、ちゃんとあるじゃん。もう。。。

あきれながらも、ほっとする。


無事現金でオルレアン行きの切符を買った。


しかし、当初の予定の電車には間に合わず、

1時間遅れの出発となる。


この時点でブロワ城はあきらめた。


だんなさん的にはブロワはおまけで

オルレアンをじっくり味わいたかったみたいだから。


わたしも、べつにロマンチックなお城で夢見る乙女を演じるようなキャラじゃないから、

お城はどっちでもよかったので、

あっさりあきらめました。


だいたい、切符買うだけで、えらく疲れちゃったし。



オルレアンまでは約1時間。急行で。


車窓の風景がきれいだ。


ロワール地方へ近づくにつれてなんか空の青さがきわだってきて、

雲が低くて落ちてきそうな感じがした。


到着。

オルレアンの駅を出ると、けっこう駅前が栄えていて「まち」っぽい。

わりと都会的なんだなぁ、と思いながら、

さて、どうやって目的地へいくか。。


オルレアンの地図などの情報が、

ガイドブックでも、ネットでも、非常に分かりにくくて

ぶっつけ本番的にきちゃったのよ。


昨日できてしまったわたしの足のまめがすごく痛くなってしまい、

歩く距離をなるべく減らそうと

トラム(路面電車)に乗ろうとして、

どれに乗ればいいのか、乗り場で必死に路線図などを見ていたら、


にこやかで親切そうなおじさまが声をかけてくれました。


どこへ行きたいのか、って聞かれたので

ガイドブックに小さく載っていた地図の中のジャンヌ・ダルクの像を指さした。


おじさま、にこにこしながら、OKOK、って感じで、

こっちこっち、と教えながら、ずっと随行してくれた。


10分ほど歩いたかな?

ジャンヌの像のある広場に着いた。

そこにインフォメーションがあって、係の女性の人に

おじさまがフランス語でぺらぺらと

どうやら、わたしたちに、見どころなど親切に教えてやってくれ、と頼んでくれていたようだった。


おじさん、本当にありがとう。

ビジネスバックみたいなの持っていたから、仕事で外出中だったのかな。


おじさんは世話やくのが好きみたいで、

おじさんのほうが喜んで、固い握手を交わしてお別れしました。


そうそう、フランスは観光国だけあって、

主な市には、市の中心部に必ず観光案内所(インフォメーション)があるんです。

それで、詳細な地図をくれて、いろいろ質問に答えてくれます。


ジャンヌ像の写真を何枚もぱちりぱちり。


すぐ近くにジャンヌの家というのがあって資料館になっているのだけど、

午後の公開時間までまだ30分以上あったから、

先にロワール川を見に行くことにしました。


それにしても足のまめが痛くて。びっこひきひき、けっこう難行苦行。


あ、見えた見えた。ついにロワール川が。


わあ。豊かな流れだなあ。


水の色はリヨンのローヌやソーヌのほうがきれいだけど、

ロワールは水量が豊かで、大河って感じ。


川のほとりのベンチでしばし足を休めながら、流れをながめていた。


この下流のほうへ行くと、古城が立ち並んでいるのねー、と思いを馳せつつ。



さて、そろそろお腹がすいてきた。


ロワール川ではアンギーユ(うなぎ)がとれるそうで

伝統のうなぎ料理もあるとテレビで見てきたので、


魚料理専門店らしき店をのぞいて、聞いてみた。


しかし、今はアンギーユの季節じゃないらしい。

この時期はどこへ行っても食べられないよ、と言ってた。


そうこうしているうちに、食事の時間を逃してしまった。。


その辺のカフェなどは、みんな食事を出す時間が決まっているみたいで

昼食時間が終わってしまい、飲み物しか出さない時間に入ってしまったのです。


パリやリヨンでは、レストランはそうだけど、

カフェはいつでも食事できて便利だったのに、オルレアンあたりは特別なのかな・・・


あー、飢えた。

パン屋で買って食べようとも思ったけど、ちょこっと座れるような場所もなくて。。


仕方なく、アイスクリームで飢えをしのぎ、カフェでコーヒーを飲んでひと休み。



そろそろジャンヌの家に行こう。


狭いフロアだけど、3階まで展示されています。


事前勉強として、ジャンヌ・ダルクの映画を観てきたんです。

見学する上で参考になりましたよ。


記念に絵葉書を購入。



さて、もういい時間だ。パリへ帰ろう。


帰りは問題なく切符も買えて、乗りました。

だけど、急行でなかったみたいで、1時間半以上かかっちゃいました。


ホテルの近くのカフェで食事。

やっとありつけました。


フランスのカフェ定番メニューのオムレット。


ボリュームたっぷりで、サラダもいっぱいついていて、大満足。


なんていっても、テラス席は気持ちがいいです。^^


街ゆく人をながめながら、いつまでもぼんやりと過ごせそうです。



ホテルへ帰りました。

我が家へ帰ったようにほっとします。


ドタバタの自力旅を終えて帰ってくるから、勝手のわかったホテルへ帰るとほっとするんです。



明日はユゴー記念館を見学に行くので、

夜はだんなさんと一緒にユゴーの生涯についてのお勉強をしてから寝ました。


けっこうまじめでしょ。


っていうか、ある程度情報があって見に行くほうが

よく分かって楽しめるからね。


ああ、パリでゆっくりするのも明日が最後。


と、感傷的になる間もなく、疲れてぐっすり眠りました。