婚活をしてて思うんですが、意外と年収が普通の方でも専業主婦でも良いですと書かれてる人お見かけします。
専業主婦を希望される人はまだ一定数いらっしゃると本で見かけました。
今時の二十代の3割は専業主婦になりたいとか。
私は逆で昔から専業主婦にはなりたくないなと思ってたんですよね
というのも、母が専業主婦でした。
私から見た母はワンオペ育児、何かあれば父からはお前1人でなんか稼げないくせにと言われてた(今でいう立派なモラハラな父でした)のを幼少期から見てたので、私はそんな風に嫌なことがあっても言い返すこともできず下手に出て我慢我慢の結婚生活を送っている母を見て、こんな風に生きたくないと思ってました。
母は弱い立場の人間だと、幼少期の私でさえ直ぐにわかりましたし、幸せそうには正直見えませんでした。
昔から母に言われたのは
ぼのはちゃんと手に職をつけて私みたいにならないようにどこでも働けるようになりなさい
と言われ続けたので、現在の仕事に就いています。
正社員で、定年まで働けて、仕事を辞めないで済むように。ただ私の業界も35歳以下の若年層をキャリア形成のため正社員として希望すると書かれてる場合が多く、手に職と言っても年齢制限にぶち当たります。
私にとって専業主婦はリスクでしかないんですよね。
キャリアを失い、正社員として再就職も難しくなるかと思うと。
もし結婚して辛いものであれば仕事さえしてたら離婚するって言う選択肢が取れる。
結婚する前から離婚のことを考えてるのかと言われたら、考えてます
子供ができなかったらとか、不倫されたらとか。
最近はサレ妻サレ夫が多い気がしますが、ある意味エンタメとしてしてる人も一部ではいそう
人生何があるかわからないので色んなことを考えてますが、自分の中で仕事はどうしても手放したくないのです…。
上野千鶴子先生の本を読んでから、婚活や母の事を思いました。
上野先生は専業主婦のお母様を持たれていたそうで、まさにこのお母様が私の母のようだなぁと思ったんです。
鈴木涼美先生の本にも、やはりお母様との関係が出て来ます。
そう考えると私の中で母との関係を振り返るとともに、私の婚活に多大なる影響を与えているなと思いました
私は父とは殆ど関わりを持たない人生でしたが、母が沢山の愛情を注いでくれたおかげでここまで育って来れたのだと思います。
ただ、母から父は私に愛情注がなかったけどお金は出してもらえたでしょ!って言われました
自分でも気づいてたのに、まさか母から言われるとはと思いましたが。笑
そんな事もあり私は夫が欲しいと言うよりも子供が欲しいと言う思いの方が強いんですよね。
それはおそらく両親の関係性を見て、夫婦という憧れの欠如と、母が大切に育ててくれたことで親子の関係性の素晴らしさから子育てということには興味が持てたんだなと自己分析しています
ティーンの頃は本当に異性が好きになれず、精子バンクでドナーを貰って子育てをするのにいくらかかるのかと真剣に調べて〇〇万貯めたらドナー提供も良いのではないか?なんて思ったものです。
日本は世間体を気にする国なので、あんまりこう言うことは大っぴらにも言わない方が多分いいんでしょうけど
そんな私が婚活をしてて、果たしてこのまま進んで大丈夫なのだろうかと思う事も多いです。
人よりも好きになる感度が低いし、好きだなと思ってた遠距離の人以来だーれも好きになれそうにない。寧ろ過去の好きだった元彼が全員クズと母から言われて自分の見る目のなさにも絶望するし
多分私は今後誰かに恋すると言うことは無いんだろうなぁと薄々気づいているし、誰かのために仕事やキャリアを捨てて専業主婦になるという選択肢は存在しないんですよね
もし、専業主婦の母がいて夫婦仲も円満で幸せな家庭であったなら私も専業主婦を目指してたのかもしれません
最近は悩むことも多く色んな本を時間が許す限り読んでるんですけど、本当自分を見つめる時間だなって思います