現代の人(特に日本人)殺菌、除菌、抗菌などで過度に綺麗にしようと菌を殺してしまう事によって免疫力がかなり低下しているようです。
これは界面活性剤などを使った洗浄剤を売る為にメーカーがテレビのCMで過度に雑菌が汚いものと放送するようになったのが原因の一つで綺麗にする事が有効だったのは衛生状態が悪かった昔の話で、衛生環境が良く整った現在では逆効果で綺麗にすればするほど汚れていく事になります。
風邪などで病院にいくと抗生物質など処方されることも原因で、そもそも風邪は免疫が低下した時にコロナウィルス・アデノウィルス・ライノウィルスなど大半がウィルスが引き起こすため抗生物質や抗菌薬は効かないのです...
免疫力を上げる為には過度に綺麗にする事ではなく普段からちょっと悪い菌と沢山触れ合う事。
頭皮も同じですが、当店でも綺麗にしようとゴシゴシよく洗っている人の方が頭皮が臭くて、トラブルを抱えている方が多いんです。
石鹸を原料としないシャンプーが初めて発売されたのは1950年代でこの頃は化学物資は体に悪いという認識がまだあったので1970年代でも毎日ジャンプーをする人は少なかったようです。
さまざまな種類のシャンプーが売り出されるようになったのは1980年代からで、これは朝シャンやリンスとシャンプーが一緒になったものが出たことによって毎日シャンプーをする習慣ができました。
毎日シャンプーをしないと汚い、皮脂をきれいに落とさないとハゲると不安を煽るような情報で毎日シャンプーをするるという間違ったものが常識になり、いま私たちが行なっている、毎日シャンプーする習慣はシャンプーを売るためにメディアによって作られたといってもよいでしょう。
この本は2017年の12月に発売したものなのでコロナ禍前になります。
ですがマスクの事に関しても書かれていて、インフルエンザの予防の為のマスクは、人に風邪をうつさないという本来の目的ではなく自分の顔を隠すことができて安心するという目的になった事がかかれています。
現在の新型コロナは主な感染が飛沫感染ではなく空気感染という事もあってマスクには効果がない事がわかってきました。
実際に３年間もの間国民の99%の人がマスクを着用していにもかかわらず、感染者が増えていくという結果がそれを裏付けています。
そして今年の春から新型コロナが5類になってマスクを室内でも外すことが話し合われていますが、３年間もマスクを着け続けたことによってマスクは体の一部になって外せない人達が沢山います。
酸欠になる事で癌細胞が作られることや、脳にも酸素がいかなくなる事がわかっていますが、マスクを外せなくなってしまった日本人はこれからどうなってしまうのでしょう。
