川崎には、日本有数の音響システムが設備された映画館があります。
先日、そこで久し振りに映画を鑑賞しました。
クイーンの『ボヘミアン・ラプソディ』です。
音楽が素晴らしいのはもちろんですが、
ストーリーにも感銘を受けました。
音楽に夢中になっているフレディ・マーキュリーに対し、
親は「世の中の人のために勉強しなさい」と言います。
そして、彼の親は、
フレディの伝説の難民コンサートを聴いた時に、
音楽を通して、世の中に貢献していることに感謝します。
私も、医学生時代に、
学生運動とジャズバンドに夢中になり、
勉強そっちのけで、荒廃しいた学生生活でした。
田舎から、母がよく上京して、
掃除や洗濯してくれました。
私は、そんな母に、
「どんな社会人になってしまうのか」と心配を掛けていたのです。
母も、映画のフレディの親と同じであったと想像します。
帰りの汽車「あずさ」の中で、
母は、いつも私を心配して泣いていたと、
あとから聞かされました。
今でもなお、レム睡眠の時にうなされて起きるのは 、
母に怒られている夢がほとんどです。
現在では、私もやっと子育ても終わりました。
今からでも遅く無い、
医者として、教育者として、
クイーンのように、
世のため人のために、
生きなければならないと思っています。
音楽映画で久し振りに感動しました。