話題になっていたトットちゃんの続編、読み終わりました。



中学生くらいの時にトットちゃん読んだことはありますが、あまり内容を覚えていませんでした。でも、ずっと印象に残っていたのは、トットちゃんが学校で一字書くたびに、机を開けてえんぴつを閉まって、また
取り出して字を書いていたということです。多分、そういうところが普通校では問題児だと言われていたのでしょうね。

これまで黒柳徹子さんはあまり戦争のことは書かなかったそうですが、ウクライナなど今もなお続いている戦争、そして戦禍のこどもたちが気になって『続・窓際のトットちゃん』では戦争のことを書こうと思ったということです。

いつもは「徹子の部屋」で司会者として、ゲストのお話を引き出す黒柳徹子さんですが、『続・窓際のトットちゃん』がベストセラーになったこともあり、最近いくつかの番組でゲストとしてお見かけする機会がありました。本には書かれていませんでしたか、NHKの番組で黒柳徹子さんが第一期生として採用された時に、アメリカのプロデューサーに言われたということが、私の心に響きました。

「これからの時代は外国の食べ物とか、結婚式がテレビで見られるようになる。テレビのおかげで、将来戦争がなくなる時代が来るかもしれない。」

黒柳徹子さんは「平和をもたらすならテレビに関わっていきたいな。」と思ったそうです。

そして、「まだ、戦争はなくなっていないけど、私はテレビがきっと世界に平和をもたらすという希望を持っています。」ともおっしゃっていました。

素敵な黒柳徹子さん、これからもずっとお元気でいらして欲しいです。