昨夜義実家入りしました。昨年義父がなくなったので初盆になります。今日1日いろんな方が御線香をあげに来てくださいました。

三年ほど前に胃癌切除、二年ほど経って具合が悪いと感じてから亡くなるまでがすごく早かった。私自身の手で出来ることは何も無くとも、別の治療法を試す余地はあったのではないか、という思いが無くはありません。なにぶん、自分で経験していないことなので身内でも人に何かしらの代替療法を勧めたりなんとかって難しい。命がかかるとなると尚更。でも、西洋医学でいよいよ打つ手がなく、お金がとりあえず工面出来る状況なら、生きるために何でもいいから試して欲しいなんてやっぱり思ってしまいます。。私のエゴかもしれませんが。生きているうちにしか手を打つことは出来ないから。奇跡みたいな確率でもゼロよりはいいじゃない?

亡くなったのが九月末。昨年のお盆の頃もやはり義実家に滞在していて、すでに食べることがままならなくなっていて、もう皆と一緒に普通に食事をすることも出来ないのだろうか、と口にしたことが忘れられずにおります。食べる楽しみが奪われるというのは本当に辛いことですね。「物理的に食べられない」ということに直面したとき、メンタルがやられます。

こういうことを目の当たりにすると、家族の健康へのこだわりが増してしまい、でも押し付けてはいけないと必死でセーブ、のせめぎあいです(^-^;少々の不健康な食べ物よりストレスのほうがカラダにはよろしくない、と自分に言い聞かせやりすごしております。悩ましい(笑)地道に美味しくカラダにやさしく食べてもらえるごはんを作り続けよう。人は食べたものでしか作られない、ですもんね。