2015年11月、烏來に行きました。
烏來は台北からバスで1時間強でいける温泉街ですが、
誠に残念なことに8月に台風の影響をもろにうけ、
甚大な被害をもたらしました。
10月にやっとバスが復活して、行くことは可能になりました。
なにもない覚悟で、興味で行ってみました!
が、結論、ほとんど何もなかったです。
でもこれはこれで貴重なものをみた感じです。
行き方は、MRTで新店まで行き、そこからバスに乗る方法と、
台北駅からバスに乗って行く方法があり、
私たちは台北から乗りました。
台北駅のM8出口を出て左へ。セブンイレブンを過ぎ、
マクドナルドの角を左へ。青島西路という通りです。
するとすぐ右側にバス停があります。
「新店客運」バス 849番
15分おきぐらい来るようです。
平日の朝10時でしたが、乗車率は30%ぐらいなので、
座れました。新店からたくさん人が乗ってきて、満員になりました。
乗ってきたのは観光客ではなさそうです。
1時間半ほどで烏來に到着。
少し歩くと烏來老街。
3割ぐらいのお店が空いてました。お昼ご飯には困らなさそうです。
小腹が空いたので、けっこう繁盛してそうなこのお店でご飯!
竹筒飯はお忘れなく!一応、ここの名物(?)ですから。
ご飯はどれも美味しくいただきました。
そして、トロッコに向かうも、やはり休止中。
目の前にタクシーのおじさんが客引きしてきます。
さすがにロープウェイがあるところまで行こうとすると2時間ぐらいの山道を登ることになってしまうので、
潔くタクシーに乗りました。
片道270元。
タクシーで行く途中、ものすごい土砂崩れの現場を横切りました。
目の前は落ちそうな崖です。
この写真の茶色のところを横断しました。
いくらなんでもここは歩きたくないですね…
10分ぐらいでロープウェイのところまで到着。
降りて早々、タイヤル族の衣装を着たジャニーズ系のお兄ちゃんが近寄ってきました。
写真を撮ろうと言われました。
最初はお金とるんだろうなぁ、と思ったら無料でしたので
撮ってもらいました。
観光客慣れしているのか私たちが女性なので、男性のタイヤル族と一緒に撮り、
女性のタイヤル族がシャッターを押してくれます。
こちらから頼んでないのに、なんというか出来た対応です…
とはいえ、この人たちも本物のタイヤル族ではないと思いますが…
隣にお土産屋さんがあり覗いてみると、お茶のサービスがありました。
お客さんが全く来ないので暇なのか、いろんな説明を日本語でしてくれました。。
3ヶ月前に高田純次が来たことも教えてくれました。
女性のタイヤル族が機織りしている現場も見れて、これはこれで興味深い。
ですが、なかなか高いお値段。ごめんなさい(T ^ T)
そして、ロープウェイへ。
やっていないのかと思ったら、ここはやっておりました。
値段表示は220元ですが意味ないみたいで、1人100元でいいよ、と言われました。
10分後に出るから待ってて、とも言われました。
こちらもやはり観光客がいないので、決まった時間での運行ではなく、
人が来たら動かしているみたいです。
ロープウェイからの景色はとても美しい反面、やはり台風の爪痕もよく分かりました。
でも滝がすごい、威力でした。滝を真上から見ることってあまりないです。
到着した先は「内洞国家森林遊楽区」という宿泊施設付きの公園施設です。
が、ここがもう言葉で表せられないほどの甚大な被害。
私たちは被害現場の視察団並みです。
復旧作業中のおっちゃんがカタコトの日本語で「台風が…すごいね…」と教えてくれます。
いけるとこまで行ってみますが、ここはもう何十年も人が訪れていなかったような場所になってます。
写真で伝わるのでしょうか?
唯一、一番奥に二人乗りベンチ風のブランコがあり、一応乗っておきました。
それ以外は何もしていません。
もはやトイレも使えるのか怪しい…
外も寒くなってきたので、ロープウェイで下山。
降りると、行きに乗ったタクシーのおじちゃんが律儀に待っててくれました。
こちらも270元払って、山を下りました。
そして、最後にやっぱりここは温泉街なので足湯をしました。
下山したとこにあるセブンイレブンの向かい側に下の川に降りる階段があり、それで下ると
地元のおじいちゃんやおばあちゃんが川に浸かったり、その付近の湯船もどき(?)に浸かっています。
ですが、私たちは水着もないので、足湯だけ。
靴下脱いで足を突っ込もうとしたらおばちゃんにダメよ、と言われました。
かけ湯で汚れを落としてからではないと、足を入れてはいけないそうです。
意外なとこで台湾の几帳面さがでました(笑)
近くのそれっぽいペットボトルが置いてあり、お湯を汲み外に流れるようにかけ湯したら、
inしてOKです。しかし、予想以上に温度が熱い!
私はけっこう熱くても平気ですが、それでも30秒ぐらいが限界。
友人は無理みたいで5秒ほどで限界。足が真っ赤になりましたが、体が温かくなったのは言うまでもなく…
ここは老人たちの憩いの場所のようでした。
10分ほど足を入れたり出したりをして、おいとま。
来た道、烏來老街を戻りバス停へ。
16時ごろ。ここで、私たちはバスが来るまで空いているベンチに座って待っていたのですが、実はここでは暗黙の了解で列を作りながら乗車順に並んでいたそう。
知らなくて、バスが来たので乗り込もうとしたら、地元の老人たちから横入りだと言われ、
後ろに回れと言われてしまいました…そんなつもりではなく、知らなかっただけなのに…ヽ(´o`;
結局、一番後ろに回ることになりましたので、30人ぐらいの方々が先に乗られることに。
満員のバス、立って帰ることに。まぁ先に乗ったとしても老人の方に席を譲ることになりますので、
結果は変わりませんが。。。
新店でたくさん降りたので、そこから台北駅までは座れました!
烏來、これはこれで貴重なものをみた気がします。
とにかく空気が美味しかった。台北駅に着いた時、むせました。
復旧したらぜひまた行きたいです(^-^)/
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