針がとぶ - Goodbye Porkpie Hat (中公文庫)
吉田篤弘さんの『針がとぶ』を読んだら、日記が書きたくなった。
通勤電車は貴重な読書タイムだけれど、
今日は徒然タイムにしましょう。
ポンコツスマホなのでなかなか書き進められないのだけど。
(「読んだら」を変換するだけで4回くらいやり直してるやつ)
とりとめのない言葉を、たった一行、毎日つけるっていいなぁ。
書いた本人以外は読んでもわからないような。
「マカロンはケチャップで炒めない」とか。
保育園の玄関に給食のメニューが書かれたホワイトボードがあって、
ふっと目に入ったのが「おやつ:マカロン」。
えー、保育園めっちゃいいもん食べてるじゃん!シルブプレー!
あっ、よく見たら「マカロンのケチャップ炒め」だって。
えっ、なにそれちょうまずそうじゃん。何で炒めるの?
栄養?栄養のため?ケチャップが?トマトのリコピンはお肌にいいですね、
ってちがうわ「マカロニのケチャップ炒め」だわ。
っていうことがあったんです。
それを一行でまとめたらああなりました。
アーティストが集まる小島にぷらっと旅行なんてしたいけれど
今の私の生活は娘、娘、娘、ときどき夫でまた娘、娘、娘なわけで。
だけどそれがちっとも嫌ではないわけで。
家族で牧場いったり温泉いったりピューロランドいったりするのが
今の私の夢であるからして、南の島に行けなくても、いいのです。
パスパルトゥ。ザ・吉田篤弘的存在で素敵。
針がとんだその数秒にある音楽。
そのとらえかた、すごく好き。
伊坂幸太郎さんだったらハイジャック犯が捕まる。
家族のこと、家事のこと、仕事のこと、
一日じゅうフル回転の脳ミソがバターになりそうだけど、
この本を読んでるときだけは、すごくゆったりした気持ちになった。
スマホばっかりいじってたらもったいないよって
教えてあげたい電車内。