パンのおうさま/えぐち りか | Bon livre –いつか最良の一冊と出会う–


パンのおうさま


なぜ本屋にトーストが?
手に取ってみたら絵本だった。

形もトーストなら、手触りもすこしガサついていて、
表紙も焦がしたような風合いと徹底的なパン感!
「パン感」ってすごく語感がいいな。言いたくなる。パン感!

開いてみたら、絵もお話も可愛い。

また美味しそうな絵本を見つけてしまった~。
美味しそうな絵本好きにはたまらん。
お米派の私ですがこれは欲しい。

お米のおうさまだったら、国中がすっごくベタベタするな。

お米の帽子をかぶってるひとがいたら
明太子のっけて食べちゃうし、
お米のペットを飼ったらのりたまかけて食べちゃうし、
お米の炊飯器があったら
どこまでよそっていいか、わからなくて困っちゃう。

そんなお米の女王様の私ですが、
ときにはパン屋さんにも行きます。
そしたらレジでこんな会話が。

おばあちゃん「メロンパンはないの?」
店員さん「そちらのイチゴパンしかないんです」
おばあちゃん「イチゴパンはメロンパンなの?」
店員さん「いえ、イチゴパンです」

シュール!コントかよ。
おうさま、おばあちゃんにメロンパンあげて!

この絵本、すっごく欲しいんだけど、
プク子がなめちゃうから(食いしん坊なわけではない)
きれいにとっておきたい絵本は
もう少し大きくなるまで我慢してる。

離乳食は食べないくせに、
食べちゃいけないものはすぐ口に入れるんだもんなー。

売ってなくなっちゃうと困るから、買って隠しておこうかな?