京都をてくてく/小林 由枝 | Bon livre –いつか最良の一冊と出会う–


京都をてくてく (祥伝社黄金文庫 こ 9-2)


先週の金・土、一泊二日で母と京都へ行ってきました。
婦人科のお医者さんに渋い顔をされつつ。

北野天満宮で“もみじ苑”という紅葉のきれいな箇所を
期間限定公開してるのですが、これがすごくよかった!

社殿の後ろのイチョウも輝くような黄色で美しかったけども。

北野天満宮

赤い橋がかかるところなんて、ポスターみたいだったもの。
スマホと古いデジカメじゃ全然再現できない!
でっかい一眼レフをかまえているおばちゃんがたくさんいたわ。

牛の像のお腹のあたりをひたすらなでた。子供つきの牛の像はとくに念入りに。

千本釈迦堂は規模は小さいけど枝垂桜の紅葉が美しかった。
春もいいんだろうなぁ。あと、きれいな鳩がいた(鳩好き)。

叡電に乗って、紅葉のトンネルをくぐって、夜は貴船へ。
夏に川床料理を食べにいったときと全然違う雰囲気で、またいい。
暗い道の両脇、灯りに浮かび上がった建物と赤い提灯が異世界のようだ。

貴船神社で水占いをやったら、「出産 やすし」と出たので
すぐ写メって「やすしって名前付けろって神様が言ってる」と彼に送った。

一日目は外国人(アジア系)観光客のマナーの悪さがやたら目に付いたよ…。

写真を撮るために御神木の枝を自分のほうにひっぱったり、
道いっぱいに広がったり、ロープで囲ってあるエリアに入ったり、
列に一人だけ並ばせておいて、後から仲間が10人くらい割り込んできたり…。

二日目は上賀茂神社へ。やっとこの本を使うときがきた。

参道の風景も、門前の神馬堂(おもち屋さん)もイラストと同じ!
二ノ鳥居の脇の紅葉がまた素晴らしかったよう。

上賀茂神社

結婚式や七五三やら、めでたい雰囲気でいっぱい。
母が「いいなー!ここで結婚式やればいいのにー!」って何度もいう。
親族も友人も誰一人関西に住んでないのに。誰も来られないわ。

ここの紅葉も赤と黄色と緑のコントラストが素晴らしかったなぁ。

午後は四条や錦市場でおみやげ買ったりごはん食べたり。
あっ、錦市場の魚力でおいしいハモ食べさせてもらったよ!

魚力のはも茶漬け

おっちゃん、言われたとおり宣伝しといたよー。

この時期にハモ、しかも天ぷらなんて珍しいねーって見てたら
それ買ってくれたら美味しいハモ茶漬け食わしたるわーって言われて
おっちゃんのマシンガントークに巻かれるまま店内に入ったんですけど、
いやほんとに美味しかった!これで1000円は破格だそうな。

帰りの新幹線に乗る直前、母が肉まんをなくす(紙袋ごと)。

「探してもないから誰かが持ってっちゃったと思ったっ!
 日本人ていやぁねって思ってたら、柱の下に置いてあったーよかったー」
すべての日本人に謝ってほしい。

帰りの新幹線で食べた肉まんはとても美味しかったです。