私、最近ルネッサンスの声楽曲が好きになりまして、古典音楽を愛する友人からのオススメを受けて、聴きに行ってきました。


『シャンティクレア』というアメリカのアカペラコーラスです。↓




なんとオンラインで取った席は最前列で、12人の男性コーラスを目の前で鑑賞しました。


編成は

カウンターテナーが6人

テノール3人

バス1人

バスバリトン2人


9年ぶりのウィーン公演だったらしく、当時のファンが押し寄せて、モーツァルトホールはほぼ満席、スタンディングオベーションの熱狂の中、幕を閉じました。


カウンターテナーが6人もいたためか、迫力満点で、なんとも筆舌に尽くしがたい、不思議な響きと世界観に引き込まれ、よくあるアカペラコーラスの枠を超えた異次元のパフォーマンスでした。


ウィリアムバード(イギリス)、 ギョームドマショー(ふらんす)、ホアンドリエナス(メキシコ)による中世、ルネッサンス時代のモテットの他にもアメリカ人ならではのゴスペルなども歌われ、多彩なプログラムでもありました。


大学時代に古典音楽の先生の講義が退屈すぎて何も頭に入ってこなかったので、試験勉強で作曲家の名前ぐらいしか覚えてないのですが、


最近折に触れこの時代の声楽曲を聴き、今更ながら教会旋法の美しさや管弦楽曲の華やかさ、に気がついた次第です。


映画The Fatherに出てくる『キング・アーサー』のカウンターテナーのアリアが衝撃だったのも記憶に新しいです。(前にも書いたかな?)

ヘンリーパーセルのオペラ、キング・アーサーの第3幕、俗に言う『氷のシーン』で愛の神が冬の精を目覚めさせるところで、冬の精がその暖かさに耐えられず、震えながら、どうかまた凍らせてほしいと泣き縋るアリアです。

The Cold Song
English source: John Dryden

What power art thou, who from below
Hast made me rise unwillingly and slow
From beds of everlasting snow?
See'st thou not how stiff and wondrous old
Far unfit to bear the bitter cold,
I can scarcely move or draw my breath?
Let me, let me freeze again to death.

オススメ動画

https://youtu.be/Q8K8wFk-tn8?si=qKuHZgroqCWNI6wd