ハイナーという老舗のパティスリーのお菓子で飾ったミニツリーをお弟子さんから頂きました。あと４日でクリスマス。生徒さんたちもクリスマスソングの練習に熱が入ります。

さて、シューマンのクライスレリアーナという曲集の中に、きよしこの夜のメロデイーのモチーフが出てくる曲があります。その曲の静謐な雰囲気はまさに聖夜そのもの。

そこで疑問。１８３８年にこの曲を作曲したシューマンはリアで１８１８年に誕生した‘’きよしこの夜‘’を知っていたでしょうか。

知っていたんだろうな、そしてオマージュとして６番を作曲したのでしょう。２０年を経て、イブに歌う歌として、ドイツでも認知されていたと思うし、今では著作権の侵害とか問題になるかもだけど、全くのパクリではなく、旋律の一部が引用されている程度だから、シューマンとしてはクリスマスの曲としての意図があったとおもう。

イメージは静かな雪のクリスマスの夜に、積もった雪を踏みしめながら歩いていると、明かりの灯った家の静かに燃える暖炉の火が窓から見えて、温もりが伝わる感じかな。いかがでしょう。

きよしこの夜 vs クライスレリアーナ第６番

きよしこの夜　vs　クライスレリアーナ第６番