かめこ展は、vol.3から参加しており、今回vol.9、7回目の参加ということになります。
主催時岡氏から毎回出される難解なテーマに悩まされながら、7回目の出展ができました。。。ご来場いただいたみなさま、モデルのみなさま、ほんとうにありがとうございました!!!
今回のお題は、インスタントポートレート。。。昔、フィルムだった時代、撮ってすぐに写真を見ることができる、というのは、ある意味魅力でした。幼少時、当時は「チェキ」なんて無くて、ポラロイドのカメラを親にねだった思い出があります。しかし、「あれは、フィルムが馬鹿高いんだ!!」と言って一蹴されました。それ以降、今回の展示まで、ポラロイドやチェキに一切触らないまま大人になりました。。。
こんなこと言うと大げさですが、今回のテーマと向き合って、チェキを使いながら「自分が写真に求めるもの」がよくわかりました。
モデル頂いたみなさまのご協力で、作品としては、とても良いものができたと思っております。
しかし、語弊を恐れず申し上げると、「ボクはチェキ(ポラロイドも含め)は好きになれなかった、ボクが写真に求めるものをチェキは満たしてくれなかった」というのが自分の思うところです。
「写真のくせに複製できない」「写真のくせに満足な解像度が出ない」「写真のくせに保存性が不十分」でも写真なんです。それが面白かった!?何言ってんだ!?とにかく、今回のかめこ展の難題に対し、「インスタントなんだから即興性だろ!」ということで作り上げたのが今回の作品です。即興曲です。ボクの欲求は満たされないながらも、満たされないからこそ欲求と永遠への憧憬がストレートに出てくるもので、「変態的だ」という感想を頂く作品となりました。。。そうか、チェキはロマン派なのだな。
モデルをして頂いた、金井めぐみん、佐野こなみん、ちあきちゃん、ちはるん、七ちゃん、奈良岬さん、ハシモトさん、真白まおさん、本当にありがとうございました!!
そして、ボクは、12月9日からの「ムーニー劇場 第二幕」に向けて、突っ走ります。乞うご期待願います!!!