昨日は建築士の定期講習に行ってきました。
耐震偽装などの建築士による様々な時間があってからというもの。
国家資格でもある建築士という資格は年々厳しくなっているようです。
この講習は厳密に言うと、「建築士事務所に所属する建築士は3年毎に定期講習を受ける義務がある」となっています。
建築士事務所に属する建築士は、国土交通大臣の登録を受けた登録講習機関が行う建築士定期講習の課程を修了することとされています。
漢字ばっかりでわかりづらいですね。
まる1日5時間~6時間を拘束されて講習を受けるのです。
とはいえ、講習にくる皆さんそれぞれに普段はお仕事されているわけですから丸一日かけて講習を受けて、その上に講習の最後には修了考査めであるのはけっこうきついです。
年齢層はバラバラですが、建築士も高齢化しているのでしょうか?
かなり高齢のかたも多くいらっしゃいましたねえ。
それにしても女性の数のすくないことにがっかりしました。
100名ほどの出席者のなかで女性の建築士の数は8名ほど。
10%いないということです。
かつて私が建築士の受験をしたころはまだ半数まではいかなくても若い人にも人気があった資格だったと記憶しています。
昨日は数学検定に7才の男の子が合格というニュースでメディアは沸いていましたが。
私も数学女子だったので彼が言う「おもしろい数式とか考えたい」というのには「わかる~」と思いました。
社会人になってから勤務していた学習塾でも数学が専門でしたのです。
何度もいいますが。「それにしても女性の建築士がすくな~い!」
私は宅地建物取引主任者の資格も持っていますが、不動産業は建築業とは相反して女性がどんどん進出している職業です。
不動産屋に電話するとたいていは女性が応対してくれますし、女性が部屋を案内してくれたほうが細かく丁寧なので人気みたいですね。
大学の工学部の建築課の女性の比率はどうなのでしょうねえ。
詳しく調べてはいませんが・・・。
昔から建築業界は男性社会なのがいまのいままで変わっていないというのは寂しいかぎりです。
建築士事務所に所属する女性で、もしかしたら管理建築士という資格じたいが任されていないということなのでしょうねえ。
女性には人気がない職業なのか?
私の周りの女性も「◯◯のコーチング」「◯◯カウンセラー」
「◯◯コーディネーター」「◯◯講師」などで
友達には建築士は少ないです。
もの造りって女性には向いていると思うのですが、まだまだということですね。
もう少し若い女性の建築士が増えてくれないかと切にせつに願います。
この定期講習の最後に行われた修了考査の結果は来年の1月だそうです。
そこまで引っ張る?ったかんじですが(笑)
合格しているように!と年越ししてまでドキドキしていなくてはいけないところが建築業界恐るべし・・・です。