路傍の沙門

路傍の沙門

行雲流水
雲の如く.水の如く流れゆく…
上野駅の托鉢僧
多々方路傍石(釋 尊嗣)

人々を堅固な安らぎ.喜び.満足.幸福.涅槃へと導く至高の教え〈目覚め.乗り越え.解き放て〉

18才と81才の違い 


恋に溺れるのが18才.風呂で溺れるのが81才… 


心が脆いのが18才.骨が脆いのが81才…


ドキドキが止まらないのが18才.動悸が止まらないのが81才… 


道路を爆走するのが18才.逆走するのが81才…

 

恋で胸をつまらせる18才.餅で喉をつまらせる81才… 


偏差値が気になる18才.血圧.血糖値が気になるのが81才… 


まだ何も知らない18才.もう何も覚えていない81才…


自分探しをしている18才.皆が自分を探している81才…





心は万境に随って転じ.転処実に能く幽なり…

流れに随って性を認得すれば.喜も無.復た憂も無し…

唯.従僕なる感覚.感情のざわめきなり…

それらの放下を以ちて.初めて平安は訪れり…


心というものは.眼の前に現われたものに随って.自由にコロコロと変転する.

しかもその転じていくその場その場に.実に深いものがある…

心の動きのままに心の本性を見てみると.心そのものには喜びも憂いも無い…

ただ従僕なる感覚.感情がざわめいているだけ.

それらに囚われなくなって初めて平安は訪れる…