この年末年始、われわれは31日に箱根の宿に宿泊し、元旦は箱根で迎えました。宿は、芦ノ湖の桃源台から東に斜面を登った、西側斜面の途中にあります。ここからは初日の出を拝むことはできません。宿の人に確認したところ、この近くで初日の出を見ることができるのは、駒ヶ岳の山頂とのことです。元旦早朝は駒ヶ岳ロープウェイが運転しています。しかし、以前秋に駒ヶ岳に登ったときは、寒風が吹きすさび、震え上がりました。元旦未明だったらもっと寒いはずです。ということでこの計画は不採用となりました。
宿は西側斜面ですから、宿からちょっと登ったところで、富士山を間近に見ることができます。そこで、「元旦初日の出に映える赤富士を見よう」という計画に変更しました。われわれは以前スイスを訪問したとき、マッターホルンのモルゲンロートを見ています(こちらの記事)。富士山でも同じ現象が見られる可能性があります。
朝6時半頃、宿を出て斜面を登り、富士山がよく見える地点に至りました。すでに空は青空、そこに真っ白い富士山が浮かんでいます。

そのうち、富士の背景の空がほんのり紅色に色づき始めました。

富士山の山頂に日が差してきたようです。

ここから見えている富士山の全体に、日の光が当たるまでになりました。

さらに赤く染まっていきます。

ここまで赤くなりました。

最後の写真ですが、実際に見た目よりも赤が鮮やかに写った気がします。カメラのモードを「夕日」にしていたので、「夕日の赤はより鮮やかな赤に」という修正が加わったようです。
こうして、今回の旅の目的のひとつである、「元旦の初日の出に映える赤富士」を見ることができました。
ところで、調べたところでは、雪が積もっていない地肌の富士に朝日が映える景色を「赤富士」というのであって、積雪の富士に朝日が映える景色は「紅富士(べにふじ)」と称して区別されているようです。そこで私の体験は「元旦の初日の出に映える紅富士」を見た、に修正します。
このあと、宿で朝食におせちバイキングをいただき、路線バスと小田急ロマンスカーを乗り継いで家に帰りました。
折角ですので、マッターホルンモルゲンロートの連続写真をご紹介します。
ps 上の写真をトリミングしてみました。
