心に余裕なく、むやみに急いで歩くと、すぐに脚腿の前面が張ってきてしまう…そんな時は、後ろにある足に意識を向けます。
踵が地面から離れて持ち上がる動きを感じる…
踵の動きと共に、足指が反っていく動きを感じる…(足指の腹は地面についています)
足の動きを丁寧に観察していると、同じ速さで歩き続けていても、前腿の張りは和らいでいきます♪
歩くために頑張って脚(膝)を持ち上げなくてもいい…踵が膝を押し出してくれている、と感じることが出来ます。
股関節の動きも軽く感じ、その先の脚の動きも良い感覚で続いていきます。
足の動きを変えようとしたわけではありません。踵を意図的に上げようとすれば、そこには新たな努力、緊張が生じます…「新しい余分な力」を発揮することになるかも…
体&動きに意識をちゃんと向けるだけでも、何かが変わることがある…それが身体の良い感覚に繋がるならば喜ばしいことです。