自分の膝を立てる | ~からだに聞く!~案内人のブログ

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フェルデンクライスメソッド♪
脳と心とからだのつながり、脳の学習、意識改革、動きの改善etc とても奥深い世界。キーワードは 『気づき』誰にでも取り組みやすい、そしてからだにやさしいメソッドからお伝えします。



床に仰向けに寝転んで、ちょっと背中腰が張ってるなぁ〜なんて感じる時に、両膝を立ててみるのだけれども、両膝を立てたままで長くはいられない…直に脚を伸ばしてしまいたくなります。

もう一度脚を伸ばしたところから…脚が膝を立てるアクションを始めると同時に、骨盤や背骨がどれだけ付き合って動いてくれているのか…背骨骨盤も動いてるハズ、連係の具合を見る。

右脚左脚…それぞれの動きで、左右の連係具合に差があります。意図的に左右の動きを揃えようとは考えない、ただ動きを感じることで観察するだけ。

さらに観察をすすめます…
動き始めから膝が立つまで、踵はどこを通ってやって来る?
足部(足首より先)は動きの中で、どれくらい膝の支えになっているのか?
膝が立ったとき、足裏はどこに位置している?
背中あるいは胸の様子は?
頭は? 

細やかな観察が、結果的に脳と体を繋ぐ神経系統の整備に役に立ちます。

膝の動きだけに気を取られていると、周りでは、膝の動きに無理してついていこうとする者、ついていくことを諦める者が出てきます(・・;)
こんな状態を避けられるような神経系統の働きは大事です。

日常生活の中での動きでは、いちいち細かいことを気にしていられませんが、無意識の中でも、脳からの適切な指令のもとに、体が効率の良い動きを選択してくれることを期待したい !!!