平成15年1月29日の大学の試験が終わって行った面会でびっくりしたことがありました。

母の一番大切なこと、疼痛コントロール用のデュロテップパッチRの交換時間の大幅な遅れのことです。

病院でも自宅で交換していた時間と同じ12時になっていました。私が大学の試験のために姉と交替し、帰ってきた時のことです。私がちょうど16時頃に戻ってきた時のことでした。

「パッチ見せてもらっていいですか?」と看護師が来ました。

なぜ、こんな時間に?と思いました。

すると、本当は今日新しいものを張り替えだったものが間違って場所の変更のみになっていたのでした。母の貼付の仕方は以前にも書きましたが普通と違います。本当は72時間毎の交換なのですが、母は24時間後に一旦場所を変更しないと被れてしまうのです。

その日の受け持ち看護師は貼っているパッチに付けてある交換日を確認したのかしなかったのか分りませんが、新しいのと替えないといけないのに古いもう効果のないパッチの場所を替えていたのでした私はいったいなんのために例まで書いた用紙を渡したのか正直腹が立ちました。

「遅れまして。」

という一言でした。えっ、謝罪はないの?と思いました。パッチには交換した時間が4時45分と書かれていました。4時間45分遅れです。私なら申し訳ないと思ってきっちり謝罪します。でもそういう言葉は最後までありませんでした。

看護長は患者付添願の用紙付きそう理由を患者の精神的慰安と記載してくださいと私に言ったけれども、そうかなと思ったのですこんなミスがあるのなら慰安のためだけでなく付き添って医療処置まで監視目的での付き添いと書かないと、と、一人心の中で思っていました。

自分の職場なら必ず用紙で看護長に報告しなければいけないぐらいのミスだと思います。ここでは報告したのか、と複雑な気持になりました。ミスは起こると思います。でももし起こったら今後しないように当事者の行動を元に話し合い振りかえる必要はあると思うのです。

 

こちらも入院したからには医療的な処置は私がでしゃばることではなく看護師の方々に任せて当然だと思います。だからこそ今回の事はなんだか悲しくなって帰った日でした。



エリザベス キューブラー・ロス, Elisabeth K¨ubler‐Ross, 鈴木 晶
死ぬ瞬間―死とその過程について