H看護師と初めて出会ったのは、看護師単独での訪問の時でした。

病院受診時はいつも訪問看護で不在だったのでお会いしたことがありませんでした。人間、一概には言えませんが初対面の印象でその後の関係が決まる事が多いと思います

 訪問してくれたH看護師は、見るからに冷静沈着でかつ物腰の柔らかい印象でした。私と2歳しか違わないと聞いて正直違うなと感じました。なんといっても私は昔から“酉歳のバタバタ貧乏”と言われ、またの名を“ガチャ子”と言われてます。よく看護師ができているなぁと自分で思うときもしばしばです。

 母の往診は水曜日でしたが途中で追加の薬の処方がでると堀看護師は訪問看護の途中に届けてくれました。私達が不在だと必ずメモを添えてくれたのです。

 “様、F様 お車がなかったのでポストに入れておきます。保護用のテープはたりますか?一応入れておきます。不足しそうだったらご連絡いただけますか?よろしくお願いします。 Sクリニック H  PS・有馬の宿はとれましたか?とれたら楽しんで来てくださいね”

 “G様、F様 フェンタネスト20回分です。年始に不足するようでしたらご遠慮なくお電話下さいね。今年も残り4日となりましたね。新年の準備たいへんですね。急に寒くなりましたので皆様お身体に気をつけて楽しいお正月をお迎え下さい。来年もよろしくお願いいたします。  Sクリニック H”

 “明けましておめでとうございます。お車がなかったので重曹をポストに入れておきました。また何かありましたら電話下さい。よろしくお願いします。お大事に。 Sクリニック H”



このメモが私達にとって薬と同様の”心の薬”だと思いました。自分もこんな看護師だろうか?と考える機会となりました。