絵と針と糸 1 | sou uma japonesa

絵と針と糸 1

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6歳の時。
私は初めて保育園で描いたお父さんの絵が何かのコンクールに応募して入賞した。
なんか母が大喜びしてた記憶がある。
集会で皆の前で表彰されて、後ろで見ていた弟が嬉しすぎて「僕のお姉ちゃんなんだぜ」とかずっと大きな声で言ってて、「うるさい」と先生に怒られてたのが微笑ましい記憶。

それよりずっと前によく11PMっていう番組を見ながら母がスケッチブックを持って来て、ロングドレスを着たお姫様の絵をカラーでよく描いてくれた。
父が仕事でいない分よくこうして母と弟と夜を過ごした。
私は母の描いた絵をとても上手だと思い、真似をして絵を描き始めた。
保育園でも絵が上手である事をよく言われた。
絵は今でも私の中でかなりの範囲を占めて生き甲斐になっている。
でも当時はもっと感性を大事にして描いてた気がする。
今は誰かに注目されたり、相手にして欲しくて描いてる一面もあるから。

結局人はそういう事で孤独を避けるのかな
絵に没頭していれば自分の世界に浸っていられる
絵に没頭していれば興味を持った誰かが声をかけてくれる

自分を表す表現手段
私はとても自分の性格上絵を描く様な人間には見えない。
絵は私の気持ちを素直に表現してくれる。
繊細な部分とか、本当は気が弱いとか口で言えない事を絵は伝えてくれる。

だからこそ時々ものすごく葛藤したりもするんだけどね。

ただ、絵が無ければ今の私は存在していない。

絵が言葉を超えて人との繋がりを作ってくれたから。