岩沼の超人気カフェ「Dao Tao」のマダムからのご指示により、就農希望らしい若者とお会いすることになりました。

 来週1月17日(火)の9:00のアポ。

 ボンディは、新規就農して今年25年目の中堅有機農家なので、これまでも膨大な数の就農希望者からの相談に応じてきました。

 就農といっても、農業法人ヘの就職などのバージョンもあるので一概には取り扱えないのですが、ここで、個人での移住、独立営農を目指す若者の事だけに話を限ると、彼らはいくつかのタイプに分類されることが分かってきました。

1. 自己実現タイプ 
 
 人生上の何らかのきっかけを通じて、農の魅力を体感し、その中に入ることで自分や家族の幸福を得たいと考える人。

2. 起業タイプ

 ビジネスとしての農の魅力を感じている人。その内で一部、農業界におけるニッチを正確に捉え、地域経済に資する気概を持つ人も。

3. 社会起業タイプ

 現代日本の閉塞感を打破するために、自身の社会起業的プランを実践したいと考える人。

4. 現実逃避タイプ

 今の社会的ポジションに大いに不満があるという点が思考の出発点となって、消去法的に就農を考える人。

5. その他、分類不能タイプ

 ボンディのところに相談に来た時点では、思考が混乱していて、まだ自分のドグマを把握しきれていない人。

 どのタイプの人かは、殆どの場合、出逢った瞬間にその人の目を見れば分かりますが、人との出逢いは「一期一会」ですので、ボンディはなるべく時間を惜しまず、その方の話を聞き、畑をご案内して、その方の内に秘められていて今だに整理がついていない領域があれば、一緒になって整理のお手伝いをして差しあげたいと思っています。(ボンディってば、なんていい人なんでしょうか!)

 先に申し上げておくと、前述のどのタイプの人も、その実現可能性における確率は変わるものの、就農のチャンスはあります。

 但し、農産物を生産、販売して現金を得ることを商売というなら、商売とは人と人とのコミュニケーションの一形態ですから、その商売をする当事者の「人柄」が真っ先に問題となります。

 ですからボンディは、就農希望の若者とお会いする時は、その方の価値観や将来的ビジョンや現在までのストックや人間関係も把握させて頂きますが、先ずはその方の人となりがその方の希望する商売に向いているかどうか判断させてもらい、その上でのアドバイスを差しあげるようにしているのです。

 大抵の場合、厳しいことばかりお伝えすることになります。

 何故なら、何かをお始めになる前の厳しさは究極の優しさだと、ボンディは信じているからです。

 Hibiki君、覚悟していらっしゃいね♡

 一緒にHibiki君の話を聞いてあげてもいいよという方、是非お気軽にご一緒して下さい。 その際は、前日までにボンディにご連絡を。

 
 因みに、岩沼駅西口の超人気カフェDao Taoのお店情報は こちら↓
カフェDaoTao
0223-31-0761 https://g.co/kgs/BGS28m