おしらせ①

 先週の土曜日の「そら豆まつり」、雨上がりの晴天の下、6家族、計20名の家族連れのご参加を頂きました。

 毎年通って、今年で5年目だというリピーターさんも交えて、今年も変わらず、口元で弾けるお豆さんジュースを楽しんで頂けたようで、実に何より。

 翌日は、仙台市本町の「十肴とみぞう」の渡邊親方ご家族のご訪問。

 前日には暑くて、ちびっ子達の幾人かに疲れが見えたので省略した、えんどう豆の畑もご覧頂き、スナップえんどう、初もののグリンピースを味わってもらいました。

 こんな時季にボンディファーム初訪問とは、渡邊さんは実にラッキーな男のようです♡

 
 おしらせ②

 じゃがいも畑が猪の食害を受け、全滅しました。

 土曜日に皆で畑を周っていて、初めて気が付きました。 まだ育っていない子芋を狙って、その前ふた晩くらい通って来ていたようです。

 ボンディが24年前に村田へ就農した時にはいなかった猪。その後、年々増えて、里山の人々の暮らしに馴れていき、山で餌を探すより、畑を物色することを好む個体も増えました。

 かぼちゃ、芋類ばかりでなく、ハウスの中のトマト、ほうれん草まで狙う者も。 鶏を襲う狐、イタチも含め、けもの達は、狙った獲物があると、実にしつこく、繰り返し通って来ますし、やることも次第に大胆になっていきます。

 お百姓達は、その一部が猟の資格を取って猪の駆除に努めますが、彼らの繁殖力の前には全く敵わず、彼らの数は増えに増え、今では町内の田畑の多くが電気柵で囲まれる有様。

 しかし、彼らの学習能力も高いので、電気柵程度のバリケードでも突破されること、度々です。

 ボンディは普段、楽天的、平和主義的ナチュラリストを自認して暮らしていますが、けもの達から受けた被害を目の当たりにすると、やはり心が痛みます。しかも、その傷は、この暮らしを続けている以上、決して癒えることはなさそうで生々しいままです。

 ボンディにとって、畑や鶏小屋は、自分達の暮らしそのものでありますから、その暮らしの安寧を損ねるけもの達は、やはり「敵」であり、彼らとは闘わなければならないのです。

 すなわち、ボンディファームの圃場は、ナチュラリストの牧歌的ユートピアであると同時に、日々の暮らしを護るための、けもの達との「戦場」の最前線、でもあるのです。

 皆さんには、筍が、じゃがいもが、かぼちゃが、トマトが、卵が、皆さんのお手元に届くのは、お百姓達の当たり前のルーティンの結果などではなく、それら「戦場」においての、毎日毎日の、けもの達とお百姓との、智慧比べ、我慢比べ、力比べの末に勝ち取った、貴重な財産なのだ、とは理解して頂きたいことだと思います。

 ボンディは来年も、畑にじゃがいもを植えるつもりです。

 防獣ネットでは駄目だった、電気柵でも駄目だった、ならば、又新しいバリケードを築いて、来年も猪と闘おうと思っています。 どうぞ応援して下さい。

 
 おしらせ③

 こちらは、けものの被害なく、暦通り、ですが、ボンディファームでは只今、初夏のお豆さんの旬を迎えております。

 そら豆、スナップえんどう、グリンピースの、お豆三兄弟の、6月半ばまでの短い旬、です。

 引き続き、自家用、ご贈答用のご注文をお受けしております。 ボンディファームのホームページのお問い合わせフォームにご希望を書き込んで下さい↓



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 継続のお客様ヘの出荷と合わせて、収穫量と出荷量の調整を行うので、畑の都合上、お届けする日時のご指定はできにくいです。予めご了承下さい。