(先に申し上げておくが、今投稿は、ボンディ普段の「心優しい、ナチュラリスト」投稿とは違って、極めて丁重にオブラートにくるんでいるものの、ある職業に就いている者へのバッシングを含んだ「世の中」投稿なので、ご自身のSNSへの関心にそぐわないと思われる方、そもそも長い文章を読むのがめんどくさいとお思いになる方は、スルーされることをお勧めしておくよ)

 
 社会的弱者を生まないこと、今いる弱者を全力で救済すること、それが政治の役割だとボンディはずっと思っていたのだが、世の中そうではないらしい。

 新型コロナ感染拡大抑止の観点からすると、感染者数、或いは陽性率が上がってから、後手後手に手を打つより、その予兆の前に、それを見越して先手を打つべきことが求められることは自明であるはずなのに、ほとんどの政治家はそれについて発言しない。
 何故なら、先手を打つことで得られる社会的安寧よりも、「後手後手戦略」の方が、政治パフォーマンス的に「やった感」が出るから。(これを皮肉り過ぎとはボンディは思わない)

 そんな政治的「不能」もあり、「コロナ禍」が新たなフェーズに入ってしまったのは、皆承知のことと思う。ウイルスのデルタ株への置き換えが進んだ結果、普段の暮らしの中での感染しやすさの増大(即ち、それは又、クラスターの発生しやすさの増大)、若年〜青年層での感染拡大、重症化率の拡大、結果、人口密集地を中心として、事実としての「医療崩壊」が起きつつある。 「救える命が救えない」 医療従事者の悲鳴が聞こえる。
 多少の抑制が見られるだけで、日本社会内で人流は止まらないのだから、タイムラグがあるだけで、これらはいずれ地方でも同じ有様になること必定である。

 前述のように、残念ながら、今の政治家に任せていては、「コロナ感染ゲーム」はまだ暫く続くだろうし、そのゲームの結果、救われない命が一つまた一つと増えていくことだろう。

 「明日は我が身」 ボンディや君がコロナ感染の後、自宅療養者になることもあるだろう。その時、コロナ禍の初期のような、コロナに罹ったばかりに仕事を失ったり、引っ越しを余儀なくされたり、自殺しなければならないほど追い詰められたり、といった陰湿な差別が、自宅療養者とその家族の周りに起きないことを痛切に願っている。

 (昔の人はいい言葉を残したね。「困った時は、お互い様」 銘々胸に留めておかれたい)

 さて、次が本旨。

 今の政治は、医療、福祉、或いは教育の現場ばかりでなく、飲食業、宿泊業を中心に、サービスの現場にも弱者を生み続けていて、ボンディは自身の仕事柄、その、有事の際の政治不在について、極めて憂慮している。

 後手後手の政治ゲームに翻弄され続けた、ボンディの仕事仲間達。

 ある者は、真綿で首を締められるのにくたびれ果て、飲食の現場を離れてしまった。

 ある者は、お上の指示に従いながら、補助金やら協力金やらで食い繋いでいても、自身の仕事におけるモチベーションは失われ、コロナ禍が去った後も、以前からのお店のファンを維持出来るか、甚だ不安が募っている。

 いつの時代も、どんな条件でも「ピンチはチャンス」だから、業態の切り替え、ブランディングの再構築に成功していくビジネスマンも、勿論いる。

 「時代は移ろう」これも真理。
 「時代は繰り返す」これも又、真理。 ボンディと関わりがあろうが無かろうが、サービス業の皆が、このコロナ禍をビジネス·センスをブラッシュアップしていくチャンスと捉えて、モチベーションを失わないでいることも願ってやまない。

 飲食などのサービス業のオーナー諸君に告ぐ。 選ぶ選択肢は色々あるよ。 協力金を得て、糊口をしのぐのも一つ。お上に逆らって、自分の仕事を護ろうとするのも、決して悪いチョイスだとはボンディは思わない。

 何故なら、コロナ感染は人と人との触れ合いによって起こるもので、生活上のありとあらゆる触れ合いの中で、例えば飲食店内での触れ合いはたかだかその一つに過ぎない。だから、感染対策を施した店への時短要請や酒類の提供禁止なぞ、言ってみれば、世の人々への政治的アピール以上の価値は無く、感染予防効果のメリットよりも経済的損失のデメリットの方がはるかに大きいと、ボンディは個人的に考えている。君らは間違いなく、ぼ○くら政治家からスケープゴートにされていると言えるだろう。(これを言い過ぎだとはボンディは思わない。無論、今後仮にロックダウンのような強い措置が出されるなら、事はサービス業だけにとどまらないので話は別だが)

 しかし、日本の同調圧力は極めて高いようで、あの「山梨方式」も独自路線を貫く事は出来なかったようだ。だから、君は君の判断で選ぶといい。君自身の「正論」を振りかざさず、政治不信のシュプレヒコールを上げずに、徒党を組まず、個人の熱量とセンスだけでもって、自分のお店と、自分のお店のファン達の「居場所」を護るのが良かろうね。

 飲食業は「食いもの」を提供するのみにあらず。「食いもの」を媒介として、「空間」と「時間」を提供するサービスだよね。そこには、客との語らいも、その潤滑油としてのお酒も、欠くべからざるサービス·アイテムのはずだ。
 密になるな、酒も出すな、夜はとっとと閉めろ。両腕を削いで、なおも自前で食べていけ、とは江戸時代の強欲庄屋様も言わなかったに違いない。力を合わせなくていい。一人きりの「一揆」を打つというなら、ボンディはその姿を尊重するよ。「清く正しく」選ぶがいい。(その際、禁酒法時代のアメリカの「地下室」なんかが、君に良いアイディアをもたらすかもしれない♡)

 長々と書いたが、それら総括して、表題通りに、

 「君こそが、チャンピオン」

 (君は、君の世界の為政者だと、ボンディの以前の投稿でも伝えたよね)

 じゃ、健闘を祈るよ♡

 
 
 ふう〜、最後まで読んでくれて、どうもありがとう。
 下の写真は、今日(8月22日)のコラボ·イベントが中止になった、そのコラボ相手、南三陸のたこ焼き屋さん、「Oct-VIN369」から届いたお惣菜と、ボンディ野菜とバーターで、隔週で届く、角田の「ホーリーパン」のパン。 これも又、生活者の「イベント」の一つ、也。
 それぞれのフェイスブックページも貼っておくね。
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