ボンディいつもの「世の中」投稿です。ご機嫌麗しくない方は、どうぞ、スルーなさって下さい。

 ボンディなんぞに言われるまでもないほど自明の事ですが、世の中の中堅どころが若輩者を世話して一人前に育て、その若輩者が中堅どころになれば、又次の若輩者を世話し、、、この繰り返しで世の中が保たれています。 どこの国でも、いつの時代でも。

 現代人は一昔前に比べ、精神的に幼い者が多いようですので(失礼♡)、20代、30代はまだまだ若輩者と称して構わなかろうと、ボンディは思っているところですが、流石に40代、50代ともなって若い方達の世話をちっとも考えない、となると、「世のため人のため」としては、少々問題があろうかと思われます。

 よって、「四十過ぎたら人の世話」、を能動的、積極的にいたしましょう。40、50、60代は、モリモリ人のお世話をして結構。

 続く70代は、人生の仕舞い方のための種播き期。大いに人付き合いをこなして、人生を愉しむのが良いでしょう。

 さて、80代。いよいよ頭も体も衰え、自らの力で生活を律するのに困難が伴う事も多いお年頃。今度は、喜んで周りの人々に見の回りを助けてもらいましょう。

 よって、(謹んで)「八十過ぎたら人の世話」、になって下さいな。

 40代から60代まで、たっぷりと人のお世話をして、「我が心の弟子っ子」達を増やしていたら、80、90の老いぼれになっても、きっと大丈夫。 

 「いやいや、世の中、もうちっと世知辛いと思うよ」ですって?

 そんなことはありません。世の中の湿度というものは、それぞれの時代において幾ばくかの変遷があるにせよ、ドライでもウェットでもなく、ある一定の幅で適度に保たれているものです。なぜなら、社会システムの中にも、福岡伸一氏の言うところの「動的平衡」が働いていますから。(その説明は省きます)

 
 さて、あなたは今、何歳?

 人のお世話を怠ってはなりませんよ。

 世の中の「動的平衡」に、是非貢献なさって下さい。

 「仕事と人の世話と、どっちが大事?」

 簡単ですね。「人の世話」、ですよ。