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「人間はペシミズム(悲観主義)を刺激して発奮させるよりも
オプチミズム(楽天主義)をくすぐる元気にさせる方が
より効果的である」
(鈴木 英夫 元兼松株式会社社長)
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無配に転落してしまった後に社長就任した鈴木氏、
社内外や主力銀行からの否定にも関わらず。
「配当が出来ない会社は一人前ではない「との強い信念のもと、
7年ぶりに念願の復配を果たしました。
就任当時を振り返り、
「経営内容は依然として厳しく、多難な前途が予想されたが、
ことさらに危機意識をあおるような言葉は避けた」
「背水の陣、あとがない、浮沈の瀬戸際、崖っぷち などの言葉は
8年半の社長在任期間中、できるだけ使わないようにした」
と述べています。
時間の許す限り社員との直接対話や営業第一線を飛び回り、
課長級の社員とは酒を飲み、率直な意見に耳を傾けたのです。
こうしたことで、組織の力を充分に発揮させることに成功しました。
強い信念を持ちつつ楽観的に仕事に取り組み、
社内に活気ある雰囲気を作り出すことこそ、
経営者に望まれる姿勢と言えるでしょう。
【参考文献】
「私の履歴書 経済人32」
(舘豊夫、鈴木英夫、両角良彦、横河正三、諸橋晋六、
日本経済新聞社)
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