イギリスの劇団「Whole Hog Theatre」(ホール・ホグ・シアター)によって舞台化されたスタジオジブリ作品の『もののけ姫』を観に行ってきました。
今年4月にイギリスで上演されたものが来日公演。
廃材から作ったパペットを操ると聞いて、ぜひ観てみたかったんです。
■劇場
Aiiaシアタートーキョー
■キャスト
アシタカ…Maximillian Troy Tyler
サン/もののけ姫…Mei Mac
モロの君…Amelie Leroy
乙事主…Samuel Wightman
エボシ御前…Elizabeth Mary Williams
ジコ坊…Jack Gyll
ヤックル…Oliver Davis
ゴンザ…Jackie Lam
トキ…Jess Neale
甲六…James Blake-Butler
ヒイさま…Yuriko Miyake
カヤ…Victoria Watson
山犬…Lilith Brewer
山犬…Andy Elkington
パペット担当…Adam Cridland
開演前、客席に入ると小さなコダマ2匹が舞台中央にいました。
コダマのパペットは30㎝くらいでしょうか。
人が後ろでしゃがみこんで操っています。
コダマの「カタカタカタカタカタッ…」という独特の音が劇場内に流れ、客席に入った瞬間『もののけ姫』の世界に入り込んだような感覚。
感動しました。
中央に大木が1本、周囲は緑を基調とした森をイメージしたセット。
舞台は2階立てになっており、そこにオケが。
後ろはスクリーンになっていて、場面転換はそのスクリーン映像と照明によって演出されていました。
大きな予算は掛けていないのかなという印象ですが、映像や照明、音響によって、舞台そのものの転換がなくても作品に出てくる何場面もをきちんと描いているのが凄いなと。
作品を観た感想としては、なんか惜しいなぁと。
トライアル公演っぽいというか、全体的に熟してない感がありました。
特に気になったのは、
・パペット扱いが微妙。
・謎のダンスがもっさり。
・役者さんが若手中心だからなのか芝居面で物足りない。
というところ。
一番関心があったパペットは期待が高かったせいもあり、中途半端な感動になってしまいました。
何というか、ライオン・キングって凄いんだなと改めて思いました。
乙地主やモロの君は出来栄えもよく、出てきた瞬間「おおっ!」感動しました!
反対に、ヤックルやディダラボッチは残念な感じが。
乙地主やモロの君のパペットの扱いは、人数は違うけれどLKだとサイに近いかも。
台詞も中の人がしゃべるのですが、数人が台詞を同時に重ねることで、不思議な重厚感を演出しているのがよかったです。
ヤックルはね…、
ほぼ「人」です(笑)
人間の役者さんの体は丸だしで、盾を構えるようにヤックルのお面を前に突き出している。
アシタカが乗るときは、その人におんぶしてもらってました。
ケガで苦しむヤックルとかなかなか中の人は熱演しているのですが、人間感が丸だしすぎてヤックルに見えてこないのが痛い。
ディダラボッチにいたっては、何だろう?
絡まって戻せなくなったビデオテープ(笑)
シシ神はなかなかのクオリティだったのに!
良くできているものと、そうでないものがあり、一部のパペットは動きのリアルさにまだまだ向上の余地があるように感じました。
場面転換時に、謎のダンス的なもの挟むのも微妙でした。
こちらの劇団の役者さんたちのことは詳しくわかりませんが、そのダンスを観る限りダンサーではないなと感じるもっさり感が残念。
体育でやる創作ダンスみたいだった。
殺陣も同様。
殺気を感じることができず、素人のチャンバラごっこのよう。
わざとマトリックスのようなスローモーションを使うのも逆効果に見えました。
そして最後にお芝居面。
主役のサン(もののけ姫)に魅力がなく、ただ唸り、叫び、サンの心境が響いてこなかった。
今公演では、公式サイトに出ているポスター写真の方ではなく、日系と思われる方がサンを演じていました。

来日公演だから敢えてキャストを選んだのかもしれないけれど、別の人で観てみかったな。
まるで主役がアシタカのように見えてしまっていたから。
エボシ御前とゴンザ役の方はよかったです。
英語での上演なので舞台の両サイドに字幕が流れるのですが、文章量が多い割に字幕の切り替わるスピードが早く、追うのが大変でした(笑)
台詞に時おり日本語が混じるのが面白かったです。
カヤがアシタカを「ニイサマ!(兄様)」って呼んだり。
あと、たぶん「可愛い」という台詞を言っていたんだと思いますが、発音が「カワウィー」となってて、どこのチャラ眼鏡かと(笑)!
衣装はけっこうよくできていて興味深かったし、キャストの方々も熱演されていたのは好感もちました。
作品はアニメを再現しようという姿勢が感じられ、この試みは面白かったです。
アニメに出てくるキャラクターをほぼ網羅しているので、ジブリファンの方はたまらないのでは。
ナゴの守、石火矢衆、タタラ者、ジバシリ、甲六、トキ、病者、猩々などなど。
公演を重ね、もっと仕上がりが熟練されると作品の良さがもっと活きると思いました。
ジブリが舞台化されるのは嬉しいですね。
せっかく舞台作品になったので、日本のカンパニーでも上演してくれたら嬉しいなぁと思います。
今年4月にイギリスで上演されたものが来日公演。
廃材から作ったパペットを操ると聞いて、ぜひ観てみたかったんです。
■劇場
Aiiaシアタートーキョー
■キャスト
アシタカ…Maximillian Troy Tyler
サン/もののけ姫…Mei Mac
モロの君…Amelie Leroy
乙事主…Samuel Wightman
エボシ御前…Elizabeth Mary Williams
ジコ坊…Jack Gyll
ヤックル…Oliver Davis
ゴンザ…Jackie Lam
トキ…Jess Neale
甲六…James Blake-Butler
ヒイさま…Yuriko Miyake
カヤ…Victoria Watson
山犬…Lilith Brewer
山犬…Andy Elkington
パペット担当…Adam Cridland
開演前、客席に入ると小さなコダマ2匹が舞台中央にいました。
コダマのパペットは30㎝くらいでしょうか。
人が後ろでしゃがみこんで操っています。
コダマの「カタカタカタカタカタッ…」という独特の音が劇場内に流れ、客席に入った瞬間『もののけ姫』の世界に入り込んだような感覚。
感動しました。
中央に大木が1本、周囲は緑を基調とした森をイメージしたセット。
舞台は2階立てになっており、そこにオケが。
後ろはスクリーンになっていて、場面転換はそのスクリーン映像と照明によって演出されていました。
大きな予算は掛けていないのかなという印象ですが、映像や照明、音響によって、舞台そのものの転換がなくても作品に出てくる何場面もをきちんと描いているのが凄いなと。
作品を観た感想としては、なんか惜しいなぁと。
トライアル公演っぽいというか、全体的に熟してない感がありました。
特に気になったのは、
・パペット扱いが微妙。
・謎のダンスがもっさり。
・役者さんが若手中心だからなのか芝居面で物足りない。
というところ。
一番関心があったパペットは期待が高かったせいもあり、中途半端な感動になってしまいました。
何というか、ライオン・キングって凄いんだなと改めて思いました。
乙地主やモロの君は出来栄えもよく、出てきた瞬間「おおっ!」感動しました!
反対に、ヤックルやディダラボッチは残念な感じが。
乙地主やモロの君のパペットの扱いは、人数は違うけれどLKだとサイに近いかも。
台詞も中の人がしゃべるのですが、数人が台詞を同時に重ねることで、不思議な重厚感を演出しているのがよかったです。
ヤックルはね…、
ほぼ「人」です(笑)
人間の役者さんの体は丸だしで、盾を構えるようにヤックルのお面を前に突き出している。
アシタカが乗るときは、その人におんぶしてもらってました。
ケガで苦しむヤックルとかなかなか中の人は熱演しているのですが、人間感が丸だしすぎてヤックルに見えてこないのが痛い。
ディダラボッチにいたっては、何だろう?
絡まって戻せなくなったビデオテープ(笑)
シシ神はなかなかのクオリティだったのに!
良くできているものと、そうでないものがあり、一部のパペットは動きのリアルさにまだまだ向上の余地があるように感じました。
場面転換時に、謎のダンス的なもの挟むのも微妙でした。
こちらの劇団の役者さんたちのことは詳しくわかりませんが、そのダンスを観る限りダンサーではないなと感じるもっさり感が残念。
体育でやる創作ダンスみたいだった。
殺陣も同様。
殺気を感じることができず、素人のチャンバラごっこのよう。
わざとマトリックスのようなスローモーションを使うのも逆効果に見えました。
そして最後にお芝居面。
主役のサン(もののけ姫)に魅力がなく、ただ唸り、叫び、サンの心境が響いてこなかった。
今公演では、公式サイトに出ているポスター写真の方ではなく、日系と思われる方がサンを演じていました。

来日公演だから敢えてキャストを選んだのかもしれないけれど、別の人で観てみかったな。
まるで主役がアシタカのように見えてしまっていたから。
エボシ御前とゴンザ役の方はよかったです。
英語での上演なので舞台の両サイドに字幕が流れるのですが、文章量が多い割に字幕の切り替わるスピードが早く、追うのが大変でした(笑)
台詞に時おり日本語が混じるのが面白かったです。
カヤがアシタカを「ニイサマ!(兄様)」って呼んだり。
あと、たぶん「可愛い」という台詞を言っていたんだと思いますが、発音が「カワウィー」となってて、どこのチャラ眼鏡かと(笑)!
衣装はけっこうよくできていて興味深かったし、キャストの方々も熱演されていたのは好感もちました。
作品はアニメを再現しようという姿勢が感じられ、この試みは面白かったです。
アニメに出てくるキャラクターをほぼ網羅しているので、ジブリファンの方はたまらないのでは。
ナゴの守、石火矢衆、タタラ者、ジバシリ、甲六、トキ、病者、猩々などなど。
公演を重ね、もっと仕上がりが熟練されると作品の良さがもっと活きると思いました。
ジブリが舞台化されるのは嬉しいですね。
せっかく舞台作品になったので、日本のカンパニーでも上演してくれたら嬉しいなぁと思います。


