こんにちは!
アラフィフ、ワーママのなおです。
障害を持つ6歳の男の子を育てています。
ブログを訪問してくださり、
ありがとうございます
息子のショウは電車とバスが大好きです。
電車では特に車掌が好きで、
乗るときは、いつも1番後ろの車両に乗ります。
目的の駅で降りると、
車掌さんが乗客の乗降やホームの状況を
確認してドアを閉めるまでの
一挙手一投足をじーっと見つめています。
そして、電車が発車すると
車掌さんにバイバイします。
保育園の行き帰り、
毎日ほぼ同じ時間帯なので、
きっと車掌さんに覚えられているでしょう。
バスはたまにしか乗る機会がなかったのですが、
乗っているうちに電車とは
違った魅力を感じたようで、
何かにつけ「電車じゃなくてバス」
と言うようになりました。
最近では、電車でひと駅、
5分もかからないところを
わざわざバスに乗って大回りするということが
増えています
平日はバスに乗る時間はないので、たいてい週末。
バスに乗ることが目的なので、
たまに買い物とか別の用事をくっつけますが、
基本は駅から駅までただバスに乗るだけです。
バスに乗るときには、
運転手さんに
「○○(目的のバス停)までお願いしま~す!」
と元気よく言います。
空いていたら、運転手さんがよく見える
1番前の席に座ります。
そして終点でも必ず降車ボタンを押し、
降りるときには
「ありがとうございます!」
と大きな声でお礼を言います。
電車でもバスでもこれが習慣になっていて、
こうした一連の行動が
親の私には恥ずかしくて、
止めさせたいと思っていた時期がありました。
周囲から変な目で見られるんじゃないか
変な子だと思われるんじゃないか
そう思っていました。
でも、あるとき、車掌さんから
「いつもありがとうね!」と
声をかけてもらったんです。
一番後ろの車両に乗っていたら、
発車後に車掌室から車掌さんが出てきて、
「ぼく、かっこいいね」と
電車のカードをいただいたこともありました。
毎日毎日、好きをめいいっぱいアピールしている
息子の気持ちが伝わっているのだな
車掌さんも喜んでくれているのかなと
うれしく思いました。
バスでも、マイクを使って
「また乗ってね~」と声をかけてくださる
運転手さんがいらっしゃいました。
こういう出来事が続いて思ったのです。
私は何を恥ずかしがっていたのだろう
自分の好きなことを
堂々と胸を張って好きと伝えて
何が悪いのだろう
人目を気にしていた自分が
恥ずかしくなりました。
好きなものは好きと
堂々と伝えよう。
そんな当たり前だけど
すっかり忘れていた大切なことを
毎日、自分の好きに真摯に向き合う息子から
教わっています。