XS650に40年以上乗り続け、悩まされていたのがプラグへのカーボン堆積です。

 

長距離ツーリングに出れば焼け切れてくれるのですが、冬季間などのオイル廻しだけの暖機運転だとカーボンがプラグに溜ってしまい、ツーリングに出るときは始業点検?でプラグを外してワイヤーブラシで清掃するというルーティンが欠かせませんでした。

 

 

キャブレターのパイロットジェットやニードルの段数を調整したり、点火時期を早めてみたり、エアクリーナーを吸気抵抗の少ないK&Nパワーフィルターに交換したり、いろいろ試しましたが決定的な解消策が見つからず、ほとんど諦めていました。

 

 

 

が、先日ネットであちこち覗き見をしていたら・・・・

 

 

 レギュラー仕様のバイク、特にキャブレター車にハイオクを入れると高回転域のパフォーマンスは上がるが、中低速域では不完全燃焼を起こしやすく、プラグかぶりやカーボン堆積を起こすことがある。

 

 

という記述を発見!!

 

むむむ〜

 

XS650の低速域での不調の原因はこれだつたのでは!?

 

ということで、XS650のタンクに残ったハイオクを抜いて、レギュラーを入れて、プラグも新品に交換。

 

そして先日のご近所ツーリングで100Kmほど走ってみました。

 

結果はご覧のとおりです。

 

 

きれいに焼けているじゃありませんか!!

 

むむむむ・・・・

 

オイラがXS650を購入した時、バイク屋さんに「レギュラーでも走るけど、ハイオクを入れたほうがノッキングしないし、エンジンもきれいになります。」と言われ、ずっとハイオクを入れ続けていました。

 

FJ1200を購入した時も「FJはヨーロッパの低オクタン価ガソリン対応なので、ハイオクを入れると不調の原因になりますが、XS650は国内ガソリン対応なのでどちらでも大丈夫です。」と言われ、オイラは迷うことなくハイオクを使い続けてきました。

石油会社のHPを見ても、「レギュラー仕様車にハイオクを入れても特に問題はありません。ハイオクにはエンジン内部を清浄する効果がありますのでハイオクの使用をお勧めします。」といったことが書かれていたりします。

 

 

が、オイラが40年来悩まされ続けていたことの原因はこれじゃありませんか!!


まあ、もう少しというか1000Kmくらい走ってみなければ分かりませんが、多分間違いないでしょう・・・

 

 

 

XS650の現在の走行距離約67,000Km・・・

 

燃費は平均27Km/Lなので使ったガソリンは約2,500L・・・

 

ハイオクとレギュラーの価格差は10円/Lくらい・・・・

 

 

まあ、これはそれほどの金額じゃないので諦めもつくが、カーボンに悩まされ試行錯誤を繰り返した40数年はいったい何だったのか・・・

 

とほほ・・・・