親が死ぬまでにしたい55のこと | Bon Bon Rose*

親が死ぬまでにしたい55のこと

何を買うにも優柔不断な私が、タイトルを見るなり5秒で即決して買った本。
以前、のるまるのお母さんがこんな一言を言った。
『あと何年生きてるか分かんないしねぇ~15年も生きれれば十分ね~』
そんなことないですよ~
なんてその場はありえない話としか考えなかったけど、後にふと思い出して計算し愕然となった。
だって…
毎年お盆とお正月に実家に帰って親に会うとする。これで年2回。
親が言うように65歳の親が80歳まで生きたとしてあと15年。
『年2回×15年=30回』
たった30回しか親に会えないの…?
近いからいつでも会えると言ってご無沙汰してる自分の親にしてもあまり変わらない回数だろう。
姿が見えないだけで不安で泣き出した幼児期。
親に誉められるのが嬉しくて、おりこうさん頑張った小児期。
少し大人になったつもりでも、まだまだ世間を知らなかった学生期。
そこにはいつも当たり前のように親が側にいて守ってきてくれた。
毎日…1年365日
そんな親にあと30回しか会えないなんて…
今まで何をしてあげられた?
年に数回の里帰りも面倒に思ってなかった…?
そう思ったら自分がひどく親不孝に思えて悲しくなったのを覚えている。
なのでそれからは、私は出来るだけ私の方からのるまるの実家にも帰ろうと言い出すようにしてる。
自分の親に会うのを嫁に遠慮しながらなんて全くおかしな話だから。
だからのるまるが言い出す前に私から必ず。
それでも…
少し間が空いてしまった。
そんな時この本と出会った。
タイトルの下の帯。
そこには以前私が愕然とした思いと同じ事が書いてあった。
きっと…更に私に大事な事を教えてくれるだろう本だった。
さあ、実家に帰ろう。
帰って顔見せて安心させてあげなきゃ。
55個の親孝行でもきっとまだまだ足りない位だからニコニコ
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ちなみにこの本、本当にオススメです。(電車で読むの注意です!)
出来るだけたくさんの人にススメたい。
みんなに親孝行する時間を作ってもらいたい。
ので、もし読まれた方がいたらコメントくださいBon Bon Rose-08A0079.gif